スマホによるつらい首、肩こりにオススメ!首、肩こり解消法3選
冬になると肩こりや首こりの症状が重くなる方も多いのでは?
それは冷えとともに血行不良が関係しています。
肩や首こりの原因のひとつは、血液循環環境が大きくかかわっているのです。ここでは、肩こりや首こり症状のメカニズムから3つの解決法を紹介します。ぜひ、肩こり、首こりに悩んでいる方は試してみてくださいね。
首、肩こりのメカニズム
肩こりや首こりの原因のひとつが、筋肉の緊張による血行不良によるもの。そもそも血液が流れる仕組みのひとつに筋肉の収縮と弛緩があります。この筋肉の動きが、血液を心臓へ送り返すポンプのような働きを担うのです。
しかし、長時間同じ姿勢で過ごしていると筋肉が緊張し、血管を圧迫することで、血液の流れを阻害します。その結果、本来血液とともに循環するはずの発痛物質や疲労物質が筋肉に留まり、肩こりや首こりの症状が出てしまうのです。
また、ストレスも肩こりや首こりの原因に。ストレスを感じると交感神経が活発になります。交感神経が活発になると筋肉を緊張させる作用があるため、肩こり、首こりが発生してしまうのです。
冬の首、肩こりの原因と解決法
冬ならではの肩こりや首こりの原因が「冷え」です。寒い場所にいると、自然と体はこわばりますね。冷えも筋肉を緊張させ、血液の流れを滞らせるため、肩や首こりが発生しやすくなってしまうのです。
だからこそ、冬の首、肩こりは温めて、血行を促進させることが解消の近道。左右の肩甲骨と背骨の間と肩こりの際に盛り上がる肩の位置に、それぞれカイロを貼ることで、首こり、肩こりの解消につながります。
さらに体を温めるのに効果的なのが、入浴です。入浴では、入浴は38度~40度のぬるめの湯にじっくりと浸かるのが首、肩こり解消の秘訣です。温まりながら、肩回しや首回しなどをおこなえば、こりのさらなる改善につながります。
首や肩こりの症状が重い場合は、入浴しながら熱めのシャワーを首と肩にかけるのもオススメ。寒い日こそ、積極的に入浴を取り入れてくださいね。
スマートフォンなどの首、肩こり解消法
慢性的な首こり、肩こりの原因のひとつにスマートフォンやタブレットの使用があります。スマートフォンやタブレットを操作する際に、どうしても目線を斜め下で見てしまいますね。その結果、長時間スマートフォンやタブレットを眺めれば眺めるほど、背中が丸まり、首も体の前方へと出てしまいます。
すると首は、首単体で頭の重さを支えなければいけません。私たちの頭の重さは、平均5kg前後と言われています。しかし、首が前に飛び出すことで、頭の重さの約3倍もの負荷が首にかかってしまうのです。
通常よりも負荷がかかった首周辺の筋肉は、たちまち緊張をはじめてしまいます。さらにその首を支える筋肉とつながっている肩や胸の筋肉にも悪影響が。背中が丸まり、肩が内側に入ってしまうことで、首や肩まわりの筋肉がさらに緊張し、首こり、肩こりを悪化させてしまうのです。
そしてスマートフォンやタブレットを使用する丸まった猫背の姿勢が長くなれば、なるほど体の全面、胸まわりや脇、腕やお腹の筋肉まで緊張し、さまざまな不調をきたします。その影響で、最近では若い学生の方も首や肩こりに悩んでいる方が多いです。
スマートフォンやタブレットは季節に問わず、使用しますね。冬の寒さが加われば、首、肩のこりの症状を悪化させてしまいます。だからこそ、しっかりとした毎日のケアが重要です。
温め、血行を促進させるケアに併せて首まわりのストレッチも取り入れましょう。
首のストレッチで大切なのは、後頭部と鎖骨をつなぐ「胸鎖乳突筋」をしっかりゆるめることです。スマートフォンやタブレットを見るために前方に飛び出した首を支え続けることで、胸鎖乳突筋は収縮したまま固まってしまっています。
ほぐすストレッチは簡単です。まず右手で左肩をつかみましょう。その際、手の平で鎖骨をおさえ、右脇を締めてください。そうすることで、「胸鎖乳突筋」とつながる筋肉を動かないように固定でき、ストレッチ効果を高められます。
その姿勢のまま、正面を向き、ゆっくりと首を後ろへ倒し、顎先を軽く天井に向けましょう。そのまま顎先を左上に動かしてください。耳の下から肩をつかむ右手のあたりまで筋肉が伸びているのが感じられるでしょう。心地よい位置でゆっくり呼吸をおこないましょう。
その後、右手はそのままで、首を大きく右回し、左回しと3回ずつおこないます。そして右手は肩をつかんだ状態のまま左手を伸ばし、つけ根から前後に大きく5回ずつ回します。
そうすることで、スマートフォンやタブレットで凝り固まっていた首回りの筋肉をゆるめることができ、症状の改善につながります。さらに首の筋肉が柔軟になることで、フェイスラインもスッキリします。その後、反対も同様におこないましょう。
さらにスマートフォンやタブレットは肘を曲げた状態のままですね。すると腕もこり固まってしまいます。腕のこりをほぐすには、前腕を伸ばすことが重要です。
右手の腕を前に床と平行に伸ばしましょう。手首と手のひらが天井を向くようにセットします。その後、左手を右手の指に添え、右手の手首をそらしていきます。そうすることで、右前腕を伸ばせます。
その際、肘を曲げないことが大切です。30秒ほど欠け、ゆっくりと伸ばしましょう。その後左手も同様におこないます。
これらの首や腕のストレッチを取り入れること、スマートフォンやタブレットによるこりに有効です。さらに温め、血液の流れを促進すると効果が高まります。とはいえ、スマートフォンやタブレットの見方を見直すことも大切です。スマートフォンやタブレットは斜め下で見るのではなく、正面で見るクセをつけましょう。
食事で首、肩こりを解消しよう
首や肩のこりは、体の中から対策することも可能です。その方法は食事や飲み物。こりの原因は血行不良によるもの。だからこそ、血行を促進させる栄養素で、体の中から血行を改善すること重要になります。
血行を促進させるのに有効なのがビタミンE。ビタミンEには、毛細血管を拡張し、血液の流れを促進させる作用があります。さらに筋肉の緊張を和らげるのには、ビタミンB群が有効。
なかでもビタミンB1は、不足するとこりの症状が現れやすくなる成分。しっかり補給することが大切です。ビタミンB1は豚肉や大豆食品、うなぎなどに多く含まれています。ニンニクやネギと一緒に食べることで、効果を高めます。
また、筋肉の疲れを緩和するのにビタミンB6、12も有効です。食事はもちろん、マルチビタミンなどでしっかりこれらの栄養素を補給してくださいね。
また肩や首のこりを緩和するために、体を温めることも大切です。体を温めるのに有効なのが、温かい飲み物です。生姜を加えた白湯や、ジンジャーティーなどのホットを活用すれば、より効率的に体を温めることができます。
ぜひ、これらの方法も利用して肩や首のこりを解消しましょう。
首、肩こり解消法3選まとめ
肩や首のこりの原因のひとつは、血行不良。だからこそ、しっかり体を温め、血行を促すことが大切です。さらに現代の未病であるスマートフォンやタブレットによる肩や首のこりには首のストレッチも追加しましょう。
そして食べ物からも肩と首のこり対策はできます。ビタミンEやビタミンB群を摂取し、体の内側からも対処しましょう。
美容心理士塩澤麻衣による「首、肩こり」まとめ
肩によく溜まる疲れの感情は、責任感です。責任感は自分を律してくれるよい感情。しかしあまりにもこの感情を溜めすぎると、プレッシャーが高まり自分の首を絞めすぎてしまう原因に。
「〇〇しなければならい。〇〇すべきだ!」と強い思いがあることを今一度見直してみて。「すべき」から「したい!」に思考を変換すると肩の力が抜けて、楽しく取り組めるでしょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
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あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。