母の日は肩もみのプレゼントを!エステシャン伝授の肩もみ法
令和時代、初めてとなる母の日は、5月12日の日曜日。
今年の母の日のプレゼントは決まっていますか?
例年のようにカーネーションも素敵ですね。それに加えて今年は、私から提案があります。
物を贈ることも素晴らしいことですが、親子ならではのスキンシップは、大人になってからはなかなか取りづらいもの。
日頃の感謝の気持ちを込めて、肩もみのプレゼントはいかがでしょうか?
肩回りは、特に疲れが出やすい部分。肩こりに悩む方も多いでしょう。そんな肩回りをあなたの力でほぐしてあげましょう。今回は、簡単にできる肩もみ方法を紹介します。ぜひ今年の母の日の参考にしてくださいね。
肩もみの前に温めよう
すぐに肩もみをおこなうのではなく、よりリラックスでき、肩もみ効果を高めるためのひと手間を取り入れてあげましょう。肩には、ただの疲れだけではなく、緊張や責任感などのさまざま重圧がかかり、他の場所よりも疲れやすくなっています。
だからこそ、お母さん自身がリラックスして肩の力が抜ける環境を作ってあげましょう。たくさん話して笑いあい、ゆったりとできる場所で、お母さんの好きな音楽をかけたりするとよいかもしれません。まず、心をリラックスしてもらうことが、効果的な肩もみの準備です。
心が温まったら、次は肩回りを温めてあげましょう。近年では、肩周りを手軽に温められるホットパットが発売されていますね。そんなアイテムを活用すると便利です。アイテムがない場合は、ホットタオルを使用しましょう。ホットタオルを肩にのせる場合は、洋服が濡れてしまうので、注意してくださいね。
ホットタオルやホットパットを乗せている際に、大きく、深く、深呼吸をしてもらうと、肩にかかっている余計な力が抜けやすいです。温めてあげることで、普段張り詰めている肩の緊張をほぐし、肩の力を抜いてくれます。さらに血行をも促進することで、肩もみ効果をも高めてくれます。
さらにお母さんの好きなアロマもたいてあげると、より心身がリラックスできます。好みもありますが、私のオススメはサイプレスやヒノキなどの針葉樹系の香り。独特な香りがコリ固まった肩や首の緊張をほぐしてくれます。肩の力が抜けた後の肩もみは、よりお母さんの満足度も高まるはずですよ。
効果的な肩もみ方法
では、さっそく簡単な肩もみ方法を紹介します。お母さんに椅子にかけてもらい、その背後に立ちましょう。まずは、軽くこぶしを作った小指側で肩まわりを叩いてほぐします。その際、軽く、リズミカルに叩くのがポイントです。
マッサージは、ついつい力いっぱいおこなってしまいがちですが、強すぎる刺激は、もみ返しの原因になってしまいます。お母さんに力かげんを問いかけながら、気持ちよいと言ってもらった圧でおこないましょう。
またこの軽く叩くマッサージは、肩まわりをほぐすだけではなく、肩の力を抜く目的もあります。この間に自分の緊張もほぐしてあげてくださいね。
リズミカルに叩く際は、肩をまんべんなく叩き、腕の外側、首まで叩き、ほぐしてあげましょう。その後、首のつけ根から、背骨の左右を押しながら肩甲骨のあたりまで、指圧でほぐします。
ポイントは、親指の腹に軽く体重を乗せつつ、ゆっくり押して、ゆっくり放すことです。徐々に圧をかけて、力加減を調整してあげましょう。指や腕の力だけでおこなうと、指を痛める原因になってしまうので、体重をうまく乗せながらおこなってくださいね。
首のつけ根や肩のつけ根は、特にコリが溜まりやすい部分です。重点的にほぐしてあげてくだい。
その後、肩回りも指圧でほぐします。肩がこってくると力こぶのようにふくらむ部分の中央には、太い静脈があり、指圧してあげるととても気持ちよい部分。優しく、ゆっくり押しましょう。その後、肩をまんべんなく、もんでいきます。この時も、洋服などでうまく肩にマッサージができない場合は、タオルなどをかけてくださいね。
続いて、首回りをほぐします。片手で首をつかみ、優しくもみます。お母さんの頭が動いてしまう場合は、首を持っていない方の片手を額に添えて、頭を固定しましょう。そして、再び全体を指圧でほぐし、全体を叩きほぐして終了です。
家族や親しい人との肩もみなどの触れ合いは、「抱擁ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンを分泌します。オキシトシンには、ストレスの緩和作用などがあり、心を満たしてくれます。
肩もみを受けたお母さんだけではなく、あなたの心も幸せな気持ちにしてくれますよ。
肩もみと併せてストレッチを
肩もみと併せて、ストレッチも取り入れると、より肩こり解消に効果的です。同じ場所を長時間マッサージしていると、もみ返しの原因となってしまいますが、ストレッチを取り入れてあげることで、より筋肉をほぐしてあげることができます。
さらに2人でストレッチをすれば、1人でストレッチをするよりも、しっかりほぐせるのでオススメです。
まずはお母さんにあぐらをかいて床に座ってもらいましょう。背筋を伸ばしてもらいます。
背後に立ち、お母さんの両肩に両手を置き、お母さんの肩甲骨が開くように体重をかけていきます。
お母さんが気持ちよいと感じる部分で止め、30秒ほどかけて伸ばします。このストレッチでは、首のつけ根が伸びます。体重をかけている際に、お母さんの背中が丸まらないように注意しましょう。
続いても首のストレッチ。背筋を伸ばしや状態で、座ってもらいます。右手をお母さんの右肩にのせ、肩が動かないように固定します。その後、左手をお母さんの左側頭部に沿わせ、ゆっくり左斜め前に倒していきます。気持ちよく首が伸びた位置で30秒~1分ほどかけてキープします。
同様に反対もおこないましょう。首回りの筋肉は、繊細なため、ゆっくり優しく伸ばしてくださいね。
その後は、肩だけではなく、背中にも効果的な2種のストレッチをおこないましょう。背筋を正し、あぐらをかいた状態で、手の平を内側に向けて両腕を後ろに伸ばしてもらいます。
背後から両手首を持ち、肩の高さまでゆっくりと持ち上げてゆきましょう。
お母さんが気持ちよい高さまで持ち上げ、そのまま1分ほどキープします。キープしている間、お母さんが息を止めないように注意してあげましょう。肩と胸を開いて、猫背防止にもつながります。
最後のストレッチも肩と胸を開くストレッチ。姿勢を正した状態であぐらをかいてもらい、両手は頭の後ろで組んでもらいます。背後から両肘をつかみ、肩肘は背骨に沿わせます。そのまま、胸を開くようにゆっくりと両肘を後ろへひきましょう。
お母さんが気持ちよいところで止め、そのまま1分ほどキープします。この際、お母さんの背中がそらないように注意しましょう。
ストレッチ後のお母さんの肩回りは、とても軽くなっているはずですよ。
母の日は肩もみのプレゼントを!まとめ
お母さんへの肩もみのプレゼントは、肩回りの疲れをとるだけではなく、ストレスの緩和にも効果的です。ぜひ今回紹介したリラックスできる環境づくりから取り入れ、肩もみをおこなってみてください。そして、ストレッチも加えれば、肩の疲れがとれ、あなたの感謝の気持ちがより伝わることでしょう。
令和になって、初めてとなる今年の母の日のプレゼントは、スペシャルな肩もみを取り入れ、心まで満たされる母の日にしてみてはいかがでしょうか?
美容心理士塩澤麻衣による「肩もみ」まとめ
お母さんに肩もみのプレゼントをするときは、「ピンク」をイメージしながらおこないしょう。手からあなたの愛がさらに伝わりますよ。
マッサージは、最高級のスキンシップです。さらに肩コリが強いお母さんには「赤」をイメージしながらしてみて!血行促進が倍増しますよ。
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あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。