麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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冬の美白ケア

冬は寒く、日も短いことから、ついつい紫外線ケアを怠る方も多いでしょう。しかし、冬も他の季節と変わらず、しっかり紫外線ケアを取り入れることが重要です。紫外線ケアは美白ケアにつながり、1年中、透き通るような白い肌を手に入れる大事な方法なのです。

美白ケアは1日で結果は出ません。毎日の紫外線対策とスキンケアの積み重ねが大切になってきます。ここでは紫外線ケアの方法と毎日のスキンケア方法について紹介します。

ぜひ美白ケアの参考にしてくださいね。

冬の美白ケア

冬の美白ケア方法の基本は紫外線対策から

冬の紫外線とは、いったいどの程度かご存じですか?

夏のように強くないので、ちょっと外に出ただけで「日焼けてした」という自覚はなかなかありません。しかし、紫外線は確実に降り注いでいます。地上に降り注ぐ紫外線には2種類あります。波長が長い「UVA波」と、波長の短い「UVB波」です。

波長の短い「UVB波」は、日に焼けた際に肌を赤くする紫外線。シミなどの原因になる紫外線で、肌表面に直接ダメージを与えるタイプ。この紫外線は冬には夏に比べて1/4程度まで少なくなります。

一方、冬に注意しなければならないのが、波長の長い「UVA波」。「UVB波」は厚い雲がかかる空がある場合、地上に降り注ぐ量が減少します。しかしこの「UVA波」は季節に左右されず、常に地上に降り注いでいるのです。

真冬でも、夏の1/3ほどの「UVB波」が降り注いでいるのです。また、この波長の長い「UVA波」は、ガラスなども通過してしまいます。

この「UVA波」は、「UVB波」のように肌表面にダメージを与えるだけではなく、肌を支える真皮層に大きなダメージを与えるのです。真皮層にダメージが加われば、肌の弾力やハリをつかさどるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を低下させます。

さらにダメージが蓄積されると、肌の組織生成に深刻な影響を与え、肌のたるみの原因ともなるのです。この「UVA波」は、秋から春にかけては「UVB波」よりも多い量が地上に降り注いでいます。

また冬は山へレジャーに出かける方も多いでしょう。山の紫外線も冬は深刻です。地上よりも太陽に近い山は、それだけで降り注ぐ紫外線の量が高まります。また雪、とくに新雪は降り注いだ紫外線の約80%を反射させるのです。

そのため、雪山は上からだけではなく、足元からも紫外線が降り注いでいる状態なのです。

冬の美白ケア

美白ケアに大切な冬の紫外線ケア方法

冬も紫外線対策が大切です。方法は簡単。しっかりとした日焼け対策と保湿です。

特に衣類から露出している顔は、しっかり日焼け止めを塗るようにしましょう。とはいえ、紫外線の量よりも少ないので、SPFは低いもので十分です。 SPFとは、「UVB波」を防止する数値を表しています。数値が高くなるほど、効果が高くなりますが、冬は「SPF10~20」ほどで良いでしょう。

PAは「UVA波」を防止する数値「+」が増えるほど効果があります。日常生活では、「PA+」ほどで十分でしょう。

冬の美白ケア

しかし冬のレジャーに出かける際は、紫外線ケア方法も変わります。紫外線の量も増えるので、日焼け止めの数値も上げ「SPA30~50」、「PA++~+++」のものを取り入れ、こまめに塗りなおすのも大切な方法です。

耳の裏や、あごの裏は塗り忘れをしやすい部分になりますが、下からの紫外線の照り返しで日焼けしやすい部分です。冬でも美白を守るためにも、塗り忘れがないように心がけましょう。

そして保湿も大切な紫外線対策方法のひとつ。水分が不足している肌は、紫外線から肌を守るバリア機能が低下するため、紫外線によるダメージをより受けてしまいます。そのため、美白ケアの妨げにもなってしますのです。

保湿ケアの方法は、スキンケアに保湿ケアを取り入れるのはもちろんのこと、洗顔や食事、睡眠も大切です。特に睡眠は肌のメンテナンスの時間です。しっかり寝ることは肌の機能を高める簡単な方法のひとつ。しっかり休んで肌の機能を高め、紫外線によるダメージに備えましょう。

冬の美白ケア

スキンケアの効果的な美白ケア方法

スキンケアで美白成分を含む化粧品を取り入れるのも効果的です。美白成分は、紫外線などによりできてしまうメラニンの生成を防ぐ成分と、できてしまったメラニンを排出してくれる成分があります。

なかでもオススメな美白成分は5つ。まずは「ビタミンC誘導体」です。このビタミンC誘導体は、肌内部でのメラニン生成を抑制する効果があります。さらに、できてしまったメラニンを分解する美白作用持ち合わせています。

さらにビタミンC誘導体はエイジングケアにも最適です。ビタミンC誘導体にはコラーゲンの生成を促進させる働きがあります。

そして、「ハイドロキノン」も高い美白成分として知られる成分。肌の漂白剤とも呼ばれるほどで、メラニンを薄くする効果と、メラニンの生成を抑制する効果を持ち合わせています。

しかし使用方法には要注意。「ハイドロキノン」は紫外線を吸収してしまう難点があります。そのため朝のスキンケアに取り入れてしまうと美白効果が低下してしまうのです。また肌にとても刺激が強い美白成分です。その使用する前に正しいパッチテストをおこない、商品に記載されている方法で正しく取り入れるようにしましょう。

肌に吸収されるとハイドロキノンに変質し、肌内部のメラニン色素を除去してくれる美白成分が「アルブチン」です。梨などに含まれる美白成分で、「ハイドロキノン」を直接取り込むのに比べて肌への刺激がほとんどなく、安心して使用できる美白成分。

高い抗酸化作用をもつイチゴやラズベリーに含まれる「エラグ酸」にも美白効果が期待できます。そして、動物由来のプラセンタもまた美白効果が高い成分。さらに保湿効果も高いので、オススメです。

これらの成分を毎日のスキンケアに正しく取り入れていきましょう。特に入浴後の肌は、化粧品の浸透率が高まっている時間です。温まっている肌は、いつもと同じ方法で化粧品を肌につけるだけで、グングン肌内部に水分をため込んでくれます。ぜひ、入浴後の肌にたっぷりの美白成分を補給していきましょう。

また、軽いピーリングケアも美白に有効な方法のひとつ。できてしまったメラニンを角質とともにはがすことができるからです。しかし、その後の肌は、乾燥しやすくデリケートなので、注意しましょう。

冬の美白ケア

実は冬でも大事な美白ケア方法を紹介まとめ

冬も紫外線は量を変え、常に降り注いでいます。そのため、冬も毎日正しい方法で、紫外線対策を取り入れることが大切です。正しい方法の紫外線対策は、続けることで美白ケアにつながります。出かける場所に合わせて日焼け止めを取り入れていきましょう。

もちろんスキンケアに美白成分を入れる方法も、大切な美白ケア。メラニンの生成を防ぎ、メラニンを排出してくれる美白成分を毎日のスキンケアに取り入れていきましょう。

美白成分は肌に刺激が強すぎるものも多いです。方法や順番にこだわるだけではなく、しっかり自分の肌に合う美白成分を見極めていくことも大切。

美白の道は1日にしてならず。毎日欠かさず続けてください。

美容心理士塩澤麻衣による「美白方法」のまとめ

寒い冬に美白ケアへプラスしたいのが、顔を温めて紫外線ダメージ回復する方法。レンジで濡れたタオルを2分ほど温め、人肌になったら顔にのせて蒸しタオルをしましょう。

冬の美白ケア
顔が温まると表情も緩まり心の緊張も緩みます。寒いと眉間にシワがよりやすくなるので要注意!顔を温めるだけのこの方法、ぜひ試してみてくださいね。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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