青にピンク!色鮮やかな紫陽花のパワーで梅雨も美しくのりきろう
全国的に梅雨入りしてきました。そんな梅雨の花と言えば、何が思い浮かびますか?
しとしとと降り注ぐ雨のなかで咲く、色鮮やかな紫陽花(アジサイ)が思い浮かぶことでしょう。
最近では、公園や道端でも紫陽花が咲き始めていますね。もちろん、花屋の花の中にもさまざまな紫陽花が並びます。
そんな紫陽花は、愛でるだけではなく、美容にも役立つことをご存じですか?
ここでは、紫陽花がもつ美容効果について紹介します。
梅雨の美容に紫陽花を取り入れ、ジメジメとした季節もキレイに乗り越えていきましょう。
梅雨代表の花「紫陽花」
梅雨の花と言えば、紫陽花ですね。この時期から各地で紫陽花が満開を迎え出しています。
また開花時期が長く、梅雨の時期から、初夏まで楽しめるのも紫陽花ならではですね。
紫陽花は、青や紫、ピンクなど色鮮やかな花をつけます。この花の色、実は土壌の性質が関係していることをご存じですか?
紫陽花は、同じ時期に購入した紫陽花なのにもかかわらず、花の色が青やピンクに変化していることがあリます。
また紫陽花をよく見ると、咲いている場所によって、紫陽花の花も違っているのに気づくかもしれません。
これは、紫陽花が植えられている土壌の性質が関係しています。
子供のころ、理科の時間に、リトマス紙で、水が酸性かアルカリ性かを調べた実験を覚えていますか?
実は、土壌がアルカリ性か酸性かで、紫陽花の花は色が変わってくるのです。
そのため、土壌がアルカリ性の性質が強い場合は赤やピンクなどの花をつけ、酸性になるにつれて、青い花をつけるのです。
また紫陽花の大半は、花が開いてから、日が経つにつれて、色が変化していきます。
初めは、薄いクリーム色の花を咲かせ、その後に薄い青、濃い青、そして紫かかった青、最後に赤っぽい紫と変化していきます。
そんな紫陽花の色の変化から、青い紫陽花は「移り気」や「浮気」などの花言葉を持ちます。
しかし、近年では、小さな花(ガク)が集まってひとつの花になっている姿から「団結」や「一家団欒」のような花言葉も持ちます。
ポジティブな花言葉が広まってからは、ウエディングのブーケにも人気をはくしています。
そんな梅雨の象徴の紫陽花は、この時期ならではの美容効果など、さまざまな良い効果を私たちに与えてくれます。
飾るだけで美肌を手に入れる紫陽花パワー
水分が大好きな紫陽花は、梅雨特有のジメッとした湿気も大好きです。
特に梅雨の湿気は、髪形をなかなかセットさせてくれません。湿気は髪を広げ、髪をうねらせます。
朝の忙しい時間に髪形が決まらず、ついついイライラしてしまう方も多いのでは?
朝から髪も決まらず、気分まで落ち込んでしまう梅雨は、誰しもなかなか好きになれない季節ですね。
そんな梅雨の湿気から私たちを守ってくれるのが紫陽花なのです。
紫陽花は水や湿気が大好きな花。つまり、部屋に飾っておくだけで湿気を吸い取ってくれるのです。
オススメは、鉢植えで紫陽花を飾っておくこと。紫陽花は開花してから、他の花と比べて開花している日数がとても長い植物です。
さらに成長のスピードも観葉植物のように早いのが特徴。
そのため、花が咲いてしばらくたったら、茎から切り花として花瓶に移します。そうすることで、花瓶の中で長く花が楽しめるとともに、鉢の苗からまた新しい花が咲くのです。
さらに、青い紫陽花を楽しみましょう。青い紫陽花は、色の変化が楽しめます。そして、青のカラーには、「沈静」や「抑える」、「沈める」作用があります。
その作用でこれからの季節にやっかいな肌の過剰な皮脂を沈静させてくれる効果も期待できるのです。
その作用は、Tゾーンのテカリにも効果的。特にこれから皮脂が多くなり、メイクやホコリと皮脂が混ざりあうため、毛穴の詰まりのもととなる皮脂の過剰分泌を抑えてくれます。
梅雨のイヤな湿気とともに、余分な皮脂も紫陽花にコントロールしてもらいましょう。
紫陽花を味わう甘茶
この時期によく見る紫陽花の仲間に「ガクアジサイ」という種類があることをご存じですか?
ガクアジサイは中心部に小さな珊瑚状の花がつき、その周りに通常の紫陽花の小さな花(ガク)が咲いている花です。
その花の構造が、まるで額縁のように見えるため額紫陽花(ガクアジサイ)と呼ばれます。
この額紫陽花によく似た紫陽花が「ヤマアジサイ」。このヤマアジサイの変種がアマチャ。このアマチャの葉を乾燥させ、生薬として作られたのが甘茶です。
葉のなかには甘味成分が含まれ、古くからお茶としても楽しまれてきました。この甘茶の甘味には、砂糖などは一切含まれていません。
この甘味は「フィロズルチン」や「イソフィロズルチン」といった成分に由来し、砂糖の約400倍とも800倍の甘味とも言われています。
そして、この甘茶には、カフェインやタンニンなども含まれていないためカロリーもなく、カフェインも含まれていないのです。
そのため、お子さんから老人まで、時間や量を気にせず、いくらでも楽しむことができます。
この甘茶は、日本古来の薬としても、昔から使用されてきました。口腔清涼剤の製造原料として、粉末又はエキス末としても用いられます。
薬理作用としては、エキスで、抗腫瘍作用、抗アレルギー作用、抗菌作用、利胆作用と、実に多くの効能を持っています。
この甘茶は、ダイエット中の甘味代用にも役立ちます。さらに甘茶は、抗酸化作用も高いことで、アンチエイジングにも効果的。
また梅雨の低気圧の影響で、自律神経が乱れやすくなりますが、これはもちろん、肌にも悪影響を及ぼします。
しかし、この甘茶のなかに含まれるサポニンには、心を落ち着かせ、自律神経を整える作用もあるのです。
また、甘茶を入浴剤として加えるのもオススメ。甘茶には、保湿効果や抗アレルギー作用もあります。
さらに消炎効果まであることから、化粧品の原料としても使用されるほどです。
そのため、甘茶が加わった湯で肌を休めれば、全身モッチリとしたツルスベ肌が手に入ります。また、抗アレルギー作用もあるため、アトピー肌の方にもオススメです。
紫陽花のパワーで梅雨も美しくのりきろうまとめ
紫陽花は、水分が大好きな花。そのため、梅雨のジメジメの原因である湿気をも吸い取ってくれます。梅雨の悩みのひとつである髪のうねりや髪の広がりをも予防してくれるのです。
さらに、紫陽花の青のカラーには、「沈静」や「抑える」、「沈める」作用があります。
その作用でこれからの季節にやっかいな肌の過剰な皮脂を沈静させてくれる効果が期待できます。その作用は、Tゾーンのテカリにも効果的。
また紫陽花の種類のひとつ、アマチャの葉を乾燥させてつくられた甘茶には、美容作用が豊富に含まれています。
甘茶には、カロリーを持たない甘味成分が含まれることから、ダイエットでも有効です。
さらに高い抗酸化作用はアンチエイジングにも効果的。また甘茶のなかに含まれるサポニンには、心を落ち着かせ、梅雨で乱れやすい自律神経を整える作用もあります。
そして、入浴時に甘茶を入浴剤として加えるのもオススメ。保湿や抗アレルギー作用があり、消炎効果まであることから、美肌へと導いてくれます。
梅雨の美容には、ぜひ紫陽花を取り入れてみてください。
美容心理士から見た「紫陽花」の効果的なカラーセラピー
色とりどりの紫陽花、その色からリラックス効果が異なります。
紫色は安眠効果、青色は肩こり解消、赤紫色は美意識UP、白色は心のモヤモヤが解消します。
みなさんは何色の紫陽花のカラーセラピー効果を取り入れますか?
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。