麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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美容液には悩みに特化したものが多く、パッケージに「シミ」「シワ」「たるみ」……などと表記してあるとなんとなく特別感があって、効きそうな気がしませんか?

でも、美容液ってどんなもの?と言われて、すぐに答えられるでしょうか?

実は「これが美容液」という正確な定義はありません。形状も、成分も価格もさまざまなものが多数出まわっています。

そんな中から自分に合った美容液を見つけるためにどうするべきか、アドバイスします。

美容液ではまず「保湿」をメインに、肌悩みをプラス

美容液は「保湿」をメインにし、目的に合わせて「美白」「シワ」などのエイジング悩みをプラスしていくのがおすすめです。

保湿をメインにするのは、すべての肌トラブルの原因は潤い不足によって起こるからです。潤いをしっかり与えて、肌の基盤が整えば、肌本来の機能が正常に働き出して、肌トラブルを自ら修復していくことさえできます。

保湿成分の代表的な成分が「セラミド」です。セラミドは水溶性ではないので化粧水には配合しにくいため、ある程度の油分を含んだ美容液として取り入れる方が効果的です。

私が開発に携わり、現在サロンでも使用している「エスティング美容乳液」も、「ラズベリーセラミド」という肌の成分に近いセラミドを配合し、まずは保湿によって肌の基盤を徹底的に整えることを目的とした美容乳液です。

角質細胞どうしをつなぎとめる細胞間脂質を強化する、保湿活性成分「エクトイン」と、植物由来の整肌成分「ラズベリーセラミド」が、肌内部で水分をしっかり保持し、バリア機能がアップするので、刺激をはね返し、肌荒れやエイジングトラブルから肌を守ることができるのです。


塩澤式

他に「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「エラスチン」なども保湿成分の一種。まずはそれらの成分を含むものを1本選び、さらに肌悩みがある場合は、悩みにあった成分を含む美容液をプラスしていきましょう。

保湿美容液による保湿ケアは、シミやシワなどの肌悩み対策にも近道です。

シミ予防なら美白成分が入ったものを選ぶ

シミが気になる、シミを予防したいという場合は、「美白成分が入ったもの」を選びましょう。

パッケージが白いとか、「ホワイト〇〇」「ブライト〇〇」のように、何となく美白をイメージする理由で選ぶものではありません。見た目は美白にみえても、美白成分がきちんと配合されていないものもあるのです。

では、美白成分の働きとは何でしょうか?

紫外線があたって、肌の中で「メラニンをつくれ!」という指令が起きたとします。そこでメラニン色素が作られ始めるのですが、そのメラニン色素を製造するプロセスのどこかでの段階で抑えることができるのが美白成分です。

その効果は厚生労働省が認めていて、以下のようなものがあります。

ビタミンC誘導体、アルブチン、コウジ酸、カモミラET、エラグ酸、ルシノール、リノール酸、トラネキサム酸、4MSK、マグノリグナン、プラセンタエキス

以上の成分が含まれた化粧品は「医薬部外品」と表記されているものが多いです。

ただ、医薬部外品ではないから効かないということではありません。
肌との相性もあり、上に紹介した成分以外でも無数の美白成分があり、効果を期待できるものもありますから。

一番いいのは、実際に自分の肌で試してみることなのですが、もし自分で選ぶ自信がない人は、医薬部外品から選ぶのもひとつの方法だということです。

美容液の選び方

シワなどの予防ならエイジング成分に注目して

目尻にあるちりめんジワのような、ごく浅いシワは潤いを与えるケアで目立たなくすることができますが、保湿でも消えない大きなシワは真皮のコラーゲンやエラスチンの変性や減少が原因です。

美容液に含まれる成分も、真皮のコラーゲンやエラスチンの変性を軽減し、新しく生まれるコラーゲンやエラスチンをサポートするものがおすすめです。

シワに有効な成分はこんなものがあります。

ビタミンC誘導体、レチノール、AHA、ナイアシン(ビタミンB1)、抗酸化成分(油溶性甘草エキス、オウゴンエキス、各種植物ポリフェノールなど

シワは古い角質が原因の場合もありますから、ターンオーバーを早めて皮膚の若返りを促すピーリングもお忘れなく。

シワの原因が乾燥だと思っていると、油分の多いこってりしたものを選ぶ人も多いのですが、シワ対策の美容液は、サラッとした油分の少ないものがおすすめです。

美容液の選び方

効果を判断するには、1~2カ月はじっくり使ってみる

1~2回分のサンプルを使って判断できるのは、使用感や香りのみ。

その美容液が自分の肌にあっているかどうかを判断できるのは、ターンオーバーが終わる1カ月後くらいが目安です。

肌がもっともマイナスに偏った状態からの1カ月後なので、そこから1カ月半後、2カ月後と美容液の効果は目に見えてわかるようになります。

その後は、すでに一度良くなってきているところから、さらに良くなったとしても、最初と比べて効果が見えにくいのは当然ですよね。でも、使い続ける限り、効果は継続していますからぜひ続けてください。

美容液の選び方

美容液を使うタイミングは?

肌悩みに特化した美容液は、大人の肌にはとても頼りになりますが、スキンケアのタイミングとしてはいつ使用するのがよいのか迷うことがありますよね?

間違いがないのは、各メーカーが出している「使用方法」に従って使うことです。

洗顔後すぐに使用するものもあれば、洗顔と化粧水の後に使用するものもあります。

美容液に含まれている有効成分(美容成分)をより肌に浸透させやすいタイミングを明記しているはずですから、ぜひ使用方法を守って使ってください。

美容液は、なんで少ない量で高価なの?

保湿も、シミも、シワも気になるけれど、美容液って1本が高価だから何本も買えないな、なんて思うこともありますよね。
確かに美容液は、化粧水や乳液などと比べて、1本の量が少なくて高価な印象があります。 

私も化粧品開発に携わっている人間なのでわかるのですが、ある程度の有効成分を含むと価格は必然的に高くなります。
逆に、有効成分が入っていて安いものは、配合量がごくわずか、という場合もあります。

選択肢のひとつとして、効かせる美容液を選ぶのなら、3000円以上くらいのものを選ぶとよいでしょう。

美容液の選び方

美容液の選び方まとめ

美容液は化粧品の効果をもっとも期待させるアイテムのひとつと言えます。

そのために、どのメーカーも美容液の開発に力を注いていますし、最先端の技術を試せるのが美容液といっても過言ではありません。

「そろそろ化粧品を変えたい、でもとれがいいのかわからない」と迷っていたら、気になる化粧品メーカーの美容液だけを試してみると、そのメーカーの技術力や進化がわかり、化粧品を選ぶ参考になると思います。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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