美白ケアにパックを取り入れ、透き通る肌を手に入れよう!
この夏の紫外線によるシミを防ぐのはもちろん、1年中、透き通るような肌を手に入れるためにも大切なのが美白ケアですね。美白ケアの方法はさまざま。紫外線対策や食事、化粧品などたくさんの方法があります。
なかでも、美白ケアにオススメなのが、美白パックです。美白パックは他の方法と比べ、定期的に取り入れるだけでできる手軽なもの。ぜひ、これからの美白ケアにパックを使用してみましょう。
美白パックの役割とは
スキンケアに取り入れるパックの目的のほとんどが、美容成分の補給です。集中ケアはもちろん、特別な日のお手入れなどでも、豊富な美容液をちょっと贅沢に補給できます。
特に美白ケアにはパックが手軽でオススメです。普段使用している化粧品に美白パックをプラスするだけで、美白ケアができるからです。
通常、パックには「塗って剥がすタイプ」と「洗い流すタイプ」、そして「シート状マスク」があります。古い角質や汚れを取り除くものか、保湿して美容成分を補給するかで、それぞれ適したパックの種類があります。
「塗って剥がすタイプ」は、毛穴ケアを目的としたパックが多く、毛穴の奥の汚れや古い角質を優しく取り除いてくれます。
「洗い流すタイプ」は、古い角質などを取り除くクレイパックや、保湿して、美白成分を補給するものが代表的。そして「シート状マスク」は保湿して、美容成分を補給する種類のパックです。
くすみやカサツキが気になる場合は、クレイパックなどの古い角質を取り除くものがオススメです。一方、シミ予防や透き通るような肌を目指す美白ケアには、美白成分がたっぷり配合され、保湿と美容成分の補給を目的とした「洗い流すタイプ」、「シート状マスク」パックを取り入れましょう。
またパックをする際は、必ず使用方法を守りましょう。特に美白成分は、美容成分のなかでも、肌への刺激が高いとされている成分。使用時間が超過してしまうと、肌に負担を与え、肌トラブルの原因になることもあるのです。
さらに長時間のパックは、パック自体が乾燥することで、逆に肌内部の水分を吸い取ってしまいます。となれば、パックのせいで肌が乾燥してしまい、くすみやシワなどの原因となるのです。パックは、長時間顔にのせているほど、効果がありそうな気がしますね。しかし、このように肌トラブルの原因を作ってしまうので、十分に注意しましょう。
また美白成分が豊富なパックは、使用頻度を守ることも、美白と美肌への近道です。良かれと思って頑張ったパックが、肌トラブルへつながらないよう、くれぐれも注意してくださいね。
オススメ美白成分配合のパックを選ぼう
近年では、パックの種類がとても豊富になりましたね。価格帯も幅広くあります。
そんな中、どんな美白パックを選べばいいのでしょうか?
まずはパックの目的を見ましょう。「美白ケア用」や「美白パック」など美白を目的としたパックが、当然ながら効果的です。そしてそのなかでも、これから紹介する美白成分配合のパックを選ぶことで、より高い美白効果のあるパックを手に入れることができます。
その際、必ず確認してほしいのが、美白成分の有無と、商品の成分表に記載されている順番です。商品の成分表には、配合量が多い順に成分が記載されています。いくら美白効果がある成分が配合されていても、配合量が少なければ、美白効果も薄れてしまいます。なるべく上位に美白成分が記載されているものを選びましょう。
美白ケアに特にオススメな成分は、「トラネキサム酸」や「アルブチン」、「エラグ酸」配合のパック。さらに「プラセンタ」や「ビタミンC誘導体」、「ルシノール」なども有名な美白成分です。
これらの美容成分は、厚生労働省より美白に有効な成分として認められている成分でもあります。これらの美白成分配合のパックを探してみるのがオススメです。またこれらの成分の配合量が多い場合は、「医薬部外品」ないしは「薬用化粧品」として販売されています。それを目印にするのもオススメです。
「顔の漂白剤」とも呼ばれるハイドロキノンは、まだ厚生労働省から美白に有効な成分としては認められていません。また今回紹介した美白成分は、ハイドロキノンに比べて、肌への刺激が優しい美白成分です。
しかし美白成分は、保湿成分に比べ肌への刺激が強いといった特徴を持ちます。美白パックを使用する前、購入前にサンプルを通して、必ずパッチテストをおこないましょう。
また「洗い流すタイプ」、「シート状マスク」の種類で迷った場合は、ライフスタイルに無理なく取り入れられる方を選びましょう。美白パックは、美白成分をたっぷり配合しても、一回おこなっただけで効果は得られません。
使用方法を守り、定期的に取り入れることで、白く透き通った肌へと導きます。美白パックの効果的な使用方法を参考に、あなたのライフスタイルに合わせてパックのタイプを選びましょう。
美白パックの効果的な使用方法
美白パックの効果を高めるためには、美白パックをおこなうタイミングが重要です。「洗い流すタイプ」のようなクリームやジェルを塗り、時間をおくようなパックは、入浴中がオススメです。
洗顔後の肌にパックを塗り、ゆっくりと湯船につかることで、湯船の蒸気がスチーム効果を発揮して、より肌の奥まで美白成分を浸透させてくれます。
一方、「シート状マスク」は入浴後がオススメです。シートマスクの場合、入浴中の汗が美容成分の浸透を阻害してしまうからです。入浴後の温まった肌は美白成分の浸透を促進します。ラップやシリコンカバーをパックの上からかぶせれば、より美白成分の浸透を高めます。
パックは朝でも夜でも、どちらでも良いですが、スキンケアに時間がかけられない場合は、夜のお手入れに取り入れましょう。少しでも、スキンケアの時間を時短したいのであれば、洗い流す必要のない「シート状マスク」がオススメですよ。
手作り美白パックで美肌へ
美白パックは、身の回りにある食材で代用もできます。私もサロンの施術でフルーツとヨーグルトなどを併せたパックを取り入れています。美白効果を高める簡単にできるパックのひとつが、ヨーグルトとはちみつを混ぜ合わせたもの。どちらも砂糖などが入っていないものを使用しましょう。
ヨーグルトに含まれるフルーツ酸が古い角質を取り除き、ビタミンB群がターンオーバーを正常へと導きます。さらにはちみつをプラスすれば、抗酸化作用でシミ対策まででき、保湿効果も高めてくれます。
さらにそこへフルーツを取り入れるのもいいですね。抗酸化作用の高いクランベリーやラズベリーを細かくして加えることで、見た目もかわいい美白パックができます。
また酒粕を精製水で溶いたもので、パックするのもオススメです。酒粕の中には、美白成分アルブチンも豊富。さらに美白成分として厚生労働省に認められているコウジ酸も豊富。そのほか、美白成分や保湿成分が豊富な天然の美白パックです。
これら、食材でつくる美白パックは、必ず3分ほどで洗い流すことが大切です。また作り置きをすると、雑菌が入り、肌トラブルの原因につながることもあるので、必ず使用する少し前に作るようにしましょう。
美白ケアにパックを取り入れよう!まとめ
美白パックのオススメは「洗い流すタイプ」、「シート状マスク」タイプのパック。美白目的で作られた、美白成分豊富なパックがオススメです。
とはいえ、美白パックは一回スキンケアに取り入れただけでは効果は得られません。定期的に継続することが大切です。だからこそ、定期的に取り入れられる自分のライフスタイルにあった美白パックを選びましょう。
美白パックで、透き通るような美肌を手に入れましょう。
美容心理士塩澤麻衣による「美白パック」まとめ
手作りパックは面倒ですが、肌を可愛がってあげると細胞にもそれは伝わり効果テキメンです!
スキンケアは、自分を労わり、自己愛が満たされる最高な方法。自分に優しい人は他者にも優しくできる内面美人が多いのです。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。