麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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今年は早々インフルエンザが流行していますね。
通勤や外出時にマスクを着用されている方を見かけることも多くなりました。

インフルエンザや風邪予防に使用するマスク。
実は、冬の乾燥から肌を守る強い味方なのをご存知でしたか?

冬にマスクを上手に活用することで、厳しい環境下でも美肌をキープできます。

今回は、マスクの活用方法と選び方について紹介します。
上手にマスクを活用して、美肌をキープしていきましょう。

風邪予防にマスク

風邪予防をおこなうマスクの本当の効果とは

マスクの役割は、外からのウイルスや花粉、有害物質の体内への侵入を防ぐことにあります。

マスクは「物理的に外気をブロックして、体内へのウイルス侵入を防いでいる。」と思われがちです。しかし、実はそうではありません。

外気には、顕微鏡ですら見えないウイルスがたくさん存在しており、マスクの繊維のすき間から、ウイルスは簡単に侵入してきます。

さらにウイルスの表面には、脂質を多く含む膜で包まれています。冬の寒さが油分を固め、ウイルスの動きを活発にさせるのです。

人間の免疫力が冬に落ちてしまうのも、冬に病気が流行しやすい原因です。

呼吸をおこなう鼻や喉の粘膜には、ウイルスなどの異物の侵入を防ぐ働きがある絨毛という細かい毛と戦う免疫細胞が存在します。

しかし、これらの免疫機能も、冬の乾燥にさらされると弱体化します。免疫細胞や絨毛は暖かく湿った空気だからこそ、効果的に働くのです。

そこで、冬の冷たい空気と乾燥から鼻と喉を温める役割を果たすのが、マスクです

マスクをつけることで、自ら発した湿った息がいわばスチームとなって鼻と喉を温め、潤いを与えます。それによりウイルスなどの異物の侵入を防ぐとともに、ウイルスの脂質をとかし、働き自体を抑制するのです。

マスクの本当の役割は、鼻や口元を温め、潤わせること。つまり、物理的にウイルスをシャットアウトしているのではなく、鼻や口元を潤わすことでウイルスの悪さを抑制してくれるのです。

風邪予防

風邪予防マスクの美肌効果

それでは本題に入りましょう。

マスクは鼻や口元を冷えや乾燥から守り、温めます。
その効果は風邪予防だけではなく、鼻まわりの毛穴対策や唇の乾燥予防など美容効果に繋がります。

では、マスクを使用した美容効果と美容法について紹介しましょう。

風邪予防マスクで鼻まわりの毛穴対策

鼻まわりは、毛穴のつまりや、毛穴の開き、黒ずみなど毛穴の悩みはつきません。
そんな時に味方になってくれるのもマスクです。

通常の毛穴は、皮脂の分泌時や汗をかくときに開き、皮脂や汗をかかない時は閉じています。

しかし加齢による毛穴のタルミや、冬の寒さによる汗をかかない生活が続くことで、毛穴の開閉しない状態が続きます。

それにより毛穴の伸縮性が低下をして、毛穴が開きやすくなり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなるのです。

そんな時、マスクを取り入れることで、毛穴の伸縮性を高められます。
マスクによって鼻まわりをあたためることで、堅く伸縮性を失った毛穴を緩め、柔らかくできるのです。

さらにマスクを着用していると、クレンジングの時にも毛穴の老廃物や余分な皮脂を取り除きやすくなります

私のオススメは帰宅時にマスクを着用すること。
帰ったと同時にクレンジングすることで、毛穴の汚れをスッキリ落とせます。

また鼻まわりの黒ずみは、紫外線による色素沈着が原因の場合も多々あります。

そんな時に役立つのも外出時のマスクです。冬の紫外線から鼻まわりを守り、色素沈着を防ぎます。

鼻周りの毛穴トラブルの強い味方がマスクなのです。

風邪予防マスクで唇の乾燥や肌トラブルを防ぐ

唇は他の皮膚と肌の構造が少し異なります。

唇は他の皮膚に比べて、とても肌の層が薄いことをご存知でしたか?

また、天然の保湿クリームと言われる皮脂膜や汗を分泌する汗腺も、唇にはありません。
そのため、保湿機能や外からの刺激から肌を守るバリア機能がとても弱い部分になります。

唇は、顔の中で最も冬に水分を失い、乾燥するところです。
乾燥で弱った唇は、食事中の熱いスープや食べ物、香辛料でも唇の肌トラブルにつながることもあります。

マスクは、唇の乾燥も防いでくれます。
マスクの着用時のスチーム効果が潤いを唇に与え、唇の乾燥を防ぐからです。

またマスク着用前にリップクリームやワセリンなどの保湿クリームをタップリ塗り込めば、自然のリップパック効果も得られます。

マスク着用で、冬の厳しい気候でも潤いに満ちた唇を手に入れてください。

風邪予防マスクとアロマで美容効果アップ

マスクにアロマオイルや精油を1滴つけて使用するのもオススメ。

精油に含まれる植物の大地の恵みが呼吸するたびに鼻や口から吸収され、肌や体に働きかけてくれます。

自分の好きな香りはもちろんの事、リラックス効果のあるラベンダーや保湿効果のあるサンダルウッドやキャロットシードも効果的。

さらに精油はリラクゼーション効果も高いので、自律神経のバランスを整え美肌に導きます。

その日の気分に合わせて、精油を変えることで気分も晴れやかになります。

ただし、精油をマスクにつけすぎると、肌トラブルのもとになります。分量は正しく守りましょう。

風邪予防にマスク

風邪予防マスクの美肌ケアに最適なマスクの選び方

マスクは正しく使用してこそ、風邪を予防し美肌効果を引き出します。次の事に気をつけマスクを選んで、正しく使ってくださいね。

風邪予防マスクの大きさ

自分の顔の大きさに合ったマスクを使用するからこそ、風邪予防や保湿による美肌効果が得られます。
大きすぎ、あるいは小さすぎるマスクでは意味がありません。

鼻の中央からアゴ先まですっぽり覆うマスクを選びましょう。

またマスクを使用すると耳が痛くなるという方は、マスクの紐が細すぎる場合があります。
マスクの紐の幅が広く、やわらかいタイプの物を選びましょう。

風邪予防マスクの向き

実は、上下逆さに使用していたり、表裏を逆でマスクを着用している方、意外と多いのです。

近年のマスクは上部にワイヤーがついているため間違うことが少なくなってきました。一方、表裏はどうでしょうか?

現在販売されている使い捨てマスクのほとんどにプリーツがついています。このプリーツが表裏の目印。
マスクのプリーツが下向きになっている側が表です。

マスクのプリーツが上向きになるとプリーツの溝にホコリや雑菌、花粉を溜めこみやすくなってしまいます。
プリーツが付いていないマスクの場合はゴム紐の接着面が表の目印です。

風邪予防マスクの素材

敏感肌やニキビ、肌トラブルを抱えている時は、マスク選びに気をつけましょう。
使い捨てマスクを使用すると摩擦を起こし、肌トラブルを悪化させる場合があります。

そんな時にオススメなのはコットンガーゼ製のマスクやシルク製のマスクです。
肌への刺激も少ないため、安心して使用できます。

ウイルスや花粉を予防するには使い捨てマスクのほうが効果的。
保湿目的の場合はコットンガーゼ製のマスクやシルク製のマスクの方が効果的
なのです。

そのためマスクを使用する場所によっての使い分けもオススメです。

例えば通勤時には使い捨てマスク。
就寝時や機内などに使用にはコットンガーゼ製のマスクを使用することで、風邪予防にも美肌にも効果的にマスクが働きます。

風邪予防マスクは清潔に

毎日マスクを使用していても、マスクが清潔でなければ逆効果になります。

つけっぱなしのマスクはカビや雑菌を繁殖させ、病気や肌荒れの原因となります。
使い捨てマスクは毎日取り換え、コットンガーゼ製のマスクも毎日洗濯を心がけましょう。

そしてキレイで清潔なマスクが、あなたの風邪を防ぎ、美容効果も高めてくれます。

風邪予防にマスク

風邪予防マスクで美肌へ!まとめ

マスクを購入する際は、今回紹介したマスクの選び方、使用方法を心がけてみてください。

●マスクの大きさ
●マスクの向き
●マスクの素材
●マスクは清潔に

この冬は、マスクで風邪予防しつつ、美肌も手に入れてしまいましょう。

美容心理士から見た「マスク選び」のカラーセラピー

マスクは顔の半分以上を覆い、表情を隠してしまいます。

特に白いマスクは清潔感がありますが、すれ違う人や友人に無表情な印象を与えてしましい、マイナスイメージをもたれることも。

これでは友人たちに誤解を与えてしまします。さらには出会いのチャンスすら逃す危険があります。

風邪予防には赤

そのためできるだけピンクのマスクを選びましょう。
ピンクは受容や優しさを与えるカラーです。

ピンクのマスクをつけることで、マスクをつけていてもコミュニケーションを豊かにしてくれることでしょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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