麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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梅雨

「パックの使用頻度はどれくらいですか?」と尋ねられることが多々あります。これに一つの答えを差し上げることはできません。パックの頻度は、使用する商品によって異なるからです。

しかし、パックは毎日取り入れることこそが、美肌への近道と勘違いされている方を多くみかけます。そこで今回は、パックの使用頻度について解説します。さらに1回ごとのパックの効果を高める方法も紹介するので、頻度と併せて、取り入れてみてくださいね。

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効果的なパックの頻度とは

美容パックの種類は、常に増え続けています。商品の種類は膨大ですが、パックの目的は大別して2種類。「保湿と美容成分の補給」を目的にしたものと、「ピーリングケア」を目的にしたものです。保湿と美容成分の補給を目的としたパックの代表的なのが、シートパックです。

一方ピーリングケア目的のパックは、シートを張り付ける毛穴パックやクレイパックなど。
最近では、クリーム状やペースト状のものを肌の上にのせて乾かせ、乾いたら取り除くことで、毛穴の汚れや古い角質を取り除くピールオフタイプのものが主流。

種類も豊富に発売されるようになり、汚染されていない大地の粘土層からつくられたクレイパックだけではなく、酒粕や米を主流にしたものなど、新しいアイテムが登場し続けています。

パックは、毎日している、特別な日の前日に取り入れているなど、使用頻度は人それぞれですね。

ではどれくらいの頻度で使用するのが、肌にとって最適なのでしょうか?

それは、パック商品ごとに記載されている頻度が、その製品の最適な使用頻度です。パックアイテムは、それぞれ毎日使用する用に開発されたもの、定期的なケアを目的に作られたもの、特別な日用に作られたものまでさまざま。

そして保湿や美容成分の補給を目的にしたもの、ピーリングケアを目的にしたものでも、パックの使用頻度は異なります。メーカーが指定した使用頻度を守ることが大切です。

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保湿や美容成分の補給を目的とした、シートパックを毎日使用する方も多いですね。シートパックには、たっぷりの美容成分が含まれています。そのため、特別な日に向けたケアや定期的なケアにオススメです。頻度としては、通常週に1回ほどで十分といわれています。

というのも、美容成分が豊富なシートマスクは、日焼け後の肌など、肌が敏感になっているときに使用すると、過剰な刺激となる場合があるからです。さらに顔剃りなどの後のクールダウンに使用するのも不向きです。よく、シートマスクを化粧水代わりに使用する方もいますが、シートマスクはスキンケアでは美容液にあたるものです。

そのため、シートマスクの使用後、美容液をさらに顔につければ、過剰な栄養を肌にあたえ、肌トラブルを起こすことがあるのです。だからこそ、購入時にしっかりと商品の使用頻度を確認する必要があります。

またピーリングケアを目的としたパックも、必ず使用頻度を確認しましょう。ピーリングケア目的のパックは、汚れだけではなく、古い角質や肌表面の汚れも一緒に取り除く、非常に高い洗浄効果があります。毎日の頻度で取り入れてしまっては、肌の乾燥や敏感肌の原因となる場合もあるのです。だからこそ、使用頻度を必ず確認してくださいね。

どちらのパックタイプでも、使用頻度の記載がない場合は、週1回ほどで十分です。それ以上使用する場合は、肌と相談をしながら週2回にとどめるようにしましょう。

とはいえ、毎日使用できるパックがないわけではありません。毎日の頻度で使用しても良いパックはあります。それは、毎回使用する化粧水やクリームを使ったローションパックやクリームパックです。

これらのパックは、毎日使用する化粧品でおこなうため、肌に過剰なストレスをかける心配もありません。使用頻度を気にすることなく、毎日でも取り入れることができます。いつもの化粧水をローションパックに置き換えるだけでも、肌の調子が良くなるので、オススメですよ。

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梅雨にオススメパック

梅雨に入ったこの季節にオススメなのが、保湿成分をたっぷり含んだシートパックとピールオフタイプのパック。どちらも週にそれぞれ1回ほどの頻度で取り入れるのがオススメです。

というのも梅雨は、温度と湿度が急上昇することで、皮脂の分泌が活発になり毛穴トラブルが起きやすい時期。さらに肌表面は潤っているようにみえて、肌の内側が乾燥しやすい時期でもあります。

だからこそ、シートパックで定期的に保湿成分を補給し、肌内部の乾燥を防ぐことが大切です。さらに過剰な皮脂が詰まりやすい毛穴をピールオフタイプのパックで、しっかりケアすることで、美肌に導くことができます。

ぜひ梅雨の時期だからこそ、シートマスクとピールオフタイプのパックを取り入れてくださいね。

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パックの頻度より効果を高めよう

パックは頻度を上げるよりも、一回ごとの効果を高めることこそは、美肌への近道です。パックは種類ごとに、取り入れる最適なタイミングが異なります。

シートパックやローションパックなど、シートやコットンで顔を覆うタイプのパックは、入浴後の清潔な肌に使用すると、頻度にとらわれず、1回のパック効果を高められます。入浴後の肌は、毛穴が開き、肌表面の温度が高まっていることで、美容成分の浸透が高まるのです。

入浴中でも、効果が高いと思っている方もいますが、入浴中は汗を分泌し続けることで、美容成分の浸透を妨げてしまいます。入浴しない日は、ホットタオルで顔を温めてからシートパックやローションパックをおこなうのが良いですね。

3分ほど顔全体を温め、その後パックをおこないましょう。タオルがまだ暖かい場合、首もとに巻くことで、美容成分の浸透を促進したり、肩こり予防効果もあります。またシートパックやローションパックの効果を高めるために、100均などで売っているシリコンカバーやラップで覆うのもオススメです。

そして忘れてはいけないのは、パック時間。パック時間を間違えれば、パックの頻度に関係なく、本来の効果を得るどころか、肌トラブルの原因につながってしまいます。

パックアイテムにパック時間の記載がある場合は、必ずその時間に従いましょう。ローションパックは、3分ほどで十分です。それ以上、パック時間をおいてしまうと、パックシートやコットンに肌内部の水分が奪われてしまうので、注意してくださいね。

そしてシートパックを少ない頻度で、効果を高めるためにも、必ず化粧水で顔を整えてから、取り入れましょう。その後乳液やクリームで肌を整えることで、より美肌に近づけます。

またピールオフタイプのパックも、入浴後やホットタオル後の温まった肌におこなうのがオススメです。肌が温まり、毛穴が開いている状態をつくることで、少ない頻度でも、十分な効果を得ることができます。

ピールオフタイプのパックは、種類にもよりますが、表面が乾くことで、毛穴の汚れなどを吸着させ、パックとともに取り除くことができるもの。入浴中におこなってしまうと、パックが乾くのを妨げ、効果を半減させてしまうのです。そして、ピールオフタイプのパックは、必ず使用後、キレイにパックをはぎとる、もしくは洗い流しましょう。

完全に乾いてから取り除くことで、キレイにはがれるタイプがほとんどですが、もし顔に残ってしまった場合、コットンに化粧水や水をふくませ、優しくふき取ってくださいね。ゴシゴシとこすらないように注意しましょう。

その後、すぐにいつも通りのスキンケアで肌を整えてくださいね。放置しておくと肌の乾燥を招くので、注意が必要です。1回ごとのパックの効果を高め、頻度に惑わされることなく、美肌を手に入れましょう。

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梅雨肌向上対策!パック頻度とパック法まとめ

美肌のためにも守りたいパック頻度は、商品記載にあるパックの頻度を守ることです。記載がない場合は、いつもの使用している化粧水やクリームでおこなうローションパックやクリームパックをのぞいて、週1回ほどに留めるようにしましょう。

パックは頻度よりも、1回ごとの効果を高めることこそが、美肌への近道です。今回紹介したパック方法をぜひ試してみてくださいね。

美容心理士塩澤麻衣による「パック」まとめ

季節に合わせたスキンケアは、地球のリズムに合わせることとなり、肌の恒常性を高めることができるでしょう。

梅雨

春夏秋冬に合わせたスキンケアをすることで気分転換、楽しみながらケアしましょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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