麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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ヒアルロン酸の効果

保湿化粧品と聞くと、どんな化粧品を思い浮かべますか?

セラミドやコラーゲン配合、そしてヒアルロン酸配合の化粧品を思い浮かべる方は多いはずです。

このヒアルロン酸は、とても保湿効果が高い成分です。そして肌内部でも保湿成分として大切な役割を担っている肌に欠かせない保湿成分でもあります。

今回は、ヒアルロン酸について詳しく見ていきます。

ヒアルロン酸が肌内部でどう生成されるか、化粧品でヒアルロン酸を補給するとどんな働きをするか、そしてサプリメントでヒアルロン酸をとった場合の保湿効果について紹介します。

冬の乾燥から肌を守るためにも、ぜひヒアルロン酸を取り入れてみてくださいね。

ヒアルロン酸の効果

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は、肌内部に存在する大切な成分で、肌の保湿で大きな効果をもたらします。

ではこのヒアルロン酸が、肌内部でどのような役割をしているかご存知ですか?

ヒアルロン酸は、コラーゲンやエラスチンが生成される真皮でつくられます。

この真皮はセラミドなどが生成される表皮の約10倍もの厚みを持ち、皮膚の組織の9割を占める部分。いわば真皮は、肌の土台となる部分なのです。

ヒアルロン酸は、この真皮にある線維芽細胞から生み出されます。線維芽細胞は、他にも真皮の主成分であるコラーゲンやエラスチンもつくり出します。そして、肌のハリや弾力を支えているのです。

しかし、この線維芽細胞が衰えてしまうと、ヒアルロン酸はもちろんのこと、コラーゲンやエラスチンの生成量が減少します。

その結果、ハリや弾力が失われてしまうのです。さらには、たるみの原因にもつながるのです。

またヒアルロン酸の真皮のなかでの役割は、コラーゲンやエラスチンなどの隙間に存在して、水分を抱え込む役割を持っています。この役割で、各組織と組織を傷つけないようクッションの役割を担っているのです。

そしてこのヒアルロン酸の水分を抱え込む量は、なんと1gあたり6リットルといわれています。

ヒアルロン酸が真皮内で少なくなると、肌内部の水分量も減少。シワやたるみの原因になり、乾燥肌へと変えてしまうのです。

肌を健やかに保つためにも、肌内部のヒアルロン酸は、とても重要なのです。

ヒアルロン酸の効果

ヒアルロン酸の保湿効果

肌内部のヒアルロン酸には、高い保湿効果があります。同じく、化粧水に配合されているヒアルロン酸もまた、高い保湿効果を持っています。

しかし化粧品に配合されるヒアルロン酸の保湿効果は、肌内部で働くのではなく、肌の表面で活躍してくれます。

実は、化粧品に配合されているヒアルロン酸は分子が大きいため、表皮の一番外側にある角質層に留まり、肌の内部まで浸透はできないのです。

しかし皮膚の表面、もしくは角質層に留まるヒアルロン酸は、水分をその場で抱え込み、肌表面の水分蒸発を防ぐ効果があります。つまり肌内部の水分の蒸発を防いで、保湿効果を高めてくれるのです。

そのため、毎日のスキンケアにヒアルロン酸配合化粧品を使用することで、保湿効果を高めてくれます。さらにこのヒアルロン酸配合化粧品は、その保湿力による小ジワ予防や改善、肌のバリア機能のサポートなどにも効果的。

乾燥が気になる部分へ、積極的にヒアルロン酸配合化粧品を取り入れていきましょう。

ヒアルロン酸の効果

またこれからの時期は、部屋の中も室外も非常に乾燥しやすい時期ですね。乾燥した空気や入浴後の肌は、瞬く間に肌内部の水分を奪い取ります。

そのため、外出前、そして入浴後は顔だけではなく、全身にヒアルロン酸を塗り込むことがオススメ。この時期特有の急激な乾燥を予防する効果が期待できますよ。

また最近では、化粧品に配合するヒアルロン酸の低分子化の開発も進んでいます。低分子化のヒアルロン酸は肌への浸透率が高まり、保湿効果が高まるとされています。

といっても、分子が大きいと保湿効果が低いというわけではありません。高分子のヒアルロン酸は、肌表面に留まることで、肌表面から水分が蒸発することを防ぎます。

そして水分の蒸発速度が、ゆるやかになることで長時間保湿効果が持続するのです。

一方低分子のヒアルロン酸は、角質層まで浸透できます。しかし、水分が蒸発するまでの時間は高分子ほど長くはないです。どちらも保湿効果を持っているので、どちらを購入するか迷ったときはテクスチャーで判断することもできます。

高分子は保湿化粧品に多い、しっとりとしたテクスチャー。低分子はサラッとしたテクスチャーです。

低分子のヒアルロン酸が必ずしも保湿効果が高いというわけではないので、あなたの肌に合うものを選んでいきましょう。

ヒアルロン酸の効果

ヒアルロン酸のサプリメントの効果

ヒアルロン酸は食べ物やサプリメントから吸収もできます。ヒアルロン酸を多く含む食べ物は、鶏の軟骨や手羽先、豚足やカレイ、フカヒレなど。山芋やオクラなどのようにネバネバした野菜も、ヒアルロン酸を多く含んでいます。

しかし、これらの食材をそのまま食べても、分子が大きいためヒアルロン酸として吸収されません。

仮に吸収された場合、肝臓内で単糖類に分解されます。そして分解された単糖類が全身に巡り、さまざまな場所でヒアルロン酸として生成されるといわれています。

より効果的に体内に吸収させるためには、低分子のヒアルロン酸が効果的です。

しかし、低分子のヒアルロン酸を食べ物で吸収するのは、非常に困難です。そこで、役立つのがサプリメント。最近では低分子やナノ化されたヒアルロン酸の開発が進んだことで、より分子の小さいヒアルロン酸がサプリメントに配合されています。

これらのサプリメントを毎日摂取することで、より多くのヒアルロン酸の生成を助ける効果があるのです。サプリメントから吸収するヒアルロン酸は、必ずしも肌のヒアルロン酸の生成を助けるわけではありません。

その日の一番必要な場所へと単糖類が巡り、脳の指令によりヒアルロン酸が生成されます。だからこそ、毎日サプリメントを摂取して、なるべく多くのヒアルロン酸を生成していくことが大切なのです。

そんなサプリメントを選ぶ際は1点注意が必要です。安価なものを選ぶと高分子ヒアルロン酸が配合されている場合が多いようです。

値段がはる場合がありますが、ヒアルロン酸サプリを選ぶ際は、分子の小さなものを選ぶようにしましょう。

ヒアルロン酸の効果

ヒアルロン酸の肌の保湿効果についてまとめ

ヒアルロン酸は、真皮に存在する保湿成分です。水分を抱え込み、組織と組織の間に存在して、組織を傷つけないようにクッションのような役割を担っています。

さらにヒアルロン酸には、1gに6リットルもの保水力があります。この保水力で肌の弾力やハリを支えているのです。

一方、化粧品に配合されているヒアルロン酸は、肌の表面や角質層の中に浸透することで、肌表面や内部の水分を抱え込み、水分を逃がさないよう溜め込む働きがあります。

ヒアルロン酸が水分を抱え込むことで、保湿効果を高めてくれるのです。小じわや乾燥対策に効果を発揮します。

またサプリメントでの摂取も効果的です。ヒアルロン酸としては吸収されないものの、ヒアルロン酸の生成を助けてくれるのです。

サプリメントを選ぶ際は、効果の高い低分子ヒアルロン酸を配合しているものを選びましょう。

そして、冬も潤いのある肌を手に入れましょう。

美容心理士による「ヒアルロン酸」のためのカラーセラピー

体内でヒアルロン酸の生成をサポートする栄養素は、タンパク質。タンパク質が豊富で、ヘルシーな食材といえば納豆です。

ヒアルロン酸の効果

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納豆はリラックスさせてくれて、保湿効果も高いスーパーフードです。


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よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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