麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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花粉

花粉の飛散量が多い中で、大気中に黄砂も混ざるようになってきました。どちらも、目にしっかりと見えるものではありません。しかしどちらも肌などに大きなダメージを与えるもの。最近、肌トラブルが増えているという方は、花粉や黄砂が関係しているかもしれません。

今回は、まだまだ気の抜けない「花粉や黄砂による肌トラブル」への対処法を紹介します。

花粉

花粉や黄砂への肌へのダメージ

花粉は鼻水や目の充血、くしゃみなど、さまざまな症状を引き起こします。これらは、花粉自体がそれを起こすのではなく、体内に侵入するのを防ぐために、私たちの体がおこす防衛反応のひとつ。

特に体内へと侵入しやすい目や鼻、口などの粘膜に花粉が付着することで、花粉症の症状がおこります。花粉による肌トラブルも、肌から花粉が体内へと侵入しようとするために引き起こされます。

春の肌は、冬の厳しい乾燥と戦ったことにより、バリア機能が万全の状態とはいえない方がほとんど。その状態で花粉が肌に付着すると、肌トラブルになりやすいのです。花粉による肌の乾燥やピリピリとした痛み、かゆみなどは、花粉皮膚炎とも呼ばれています。症状が深刻な場合は、皮膚科を受診するのがオススメです。

花粉

一方、黄砂も肌に深刻なダメージを与えるので要注意。黄砂とは、中国から飛んでくる砂のことですね。この砂は、花粉の1/10ほどの大きさ。体内に簡単に侵入することで、花粉症の症状のように鼻水やくしゃみなど「黄砂アレルギー」とも呼ばれる症状を引き起こします。また目に付着すれば、目の痛みや充血も招いてしまうのです。

そして黄砂の厄介な部分は、日本まで飛んでくる間に、さまざまな大気汚染物質を吸着してしまうこと。大気汚染物質を含んだ黄砂が肌に付着すれば、肌もさまざまなアレルギー反応を起こし、肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

また花粉や黄砂など肌内部へ侵入を防ぐために、活性酸素が過剰に生成されます。過剰な活性酸素は、シミやシワ、たるみなど肌のエイジングサインの素となってしまうのです。

花粉や黄砂と上手につきあうためにも、肌を美しく保つためにも、花粉や黄砂による肌ダメージを毎日のスキンケアで予防すること、そして肌トラブルが起こった際にしっかり応急処置を施すことが大切です。それぞれオススメの方法を紹介します。

花粉

自宅でできる緊急対処法

花粉や黄砂など外からの刺激で、肌にあかみがある場合や、ピリピリとした痛みがある場合、またかゆみがあるときは、肌が炎症を引き起こしている場合がほとんど。そんなときは、患部を冷やし、鎮静することがオススメです。炎症している部分は、冷やすことで症状を緩和することができるのです。

保冷剤をハンカチやタオルで包み、肌を冷やしましょう。その際、冷たすぎないか二の腕の内側などで確認してから、肌にあてるようにしましょう。冷たすぎる刺激は、肌に負担をかける場合があります。そのため、絶対に保冷剤を直接肌に当てないでください。また必ずタオルなどを重ね、体感温度を調整してから、肌に当ててくださいね。

また肌が炎症を起こしたときのために、冷蔵庫で化粧水を冷やしておくのも良いですね。とくにこれからの季節は、紫外線による肌の炎症もおこしやすい時期。冷やした化粧水があると、保湿しながら鎮静もできるので便利です。

肌を鎮静させたあとは、たっぷり保湿をおこないましょう。その際、使用する化粧品は、敏感肌用化粧品のように、肌への刺激が少ないものがオススメですよ。

花粉や黄砂のダメージは、肌だけではなく、目にも及びます。目のかゆみや目の充血が感じられる場合は、炎症を抑える目薬や目の異物を洗い流す洗眼薬の使用がオススメです。まずは目に付着した花粉や黄砂を取り除きましょう。目のかゆみや不快感があっても、目をこすらないように注意してくださいね。

目薬で鎮静させたあとは、早く修復させるために、しっかりと目を休めましょう。パソコンやスマートフォンはなるべく見ないようにして、その日は早めに就寝してくださいね。

花粉

肌へのダメージの予防法

花粉や黄砂による肌ダメージを抑えるためには、毎日のスキンケアがとても重要です。毎日のスキンケアで保湿を徹底してバリア機能を整えれば、炎症を軽減できるからです。

バリア機能を高めるためには、まずは肌の基盤を整え、肌内部に水分を閉じ込められる肌へと導くことが大切です。肌の基盤を整えるに最適なのが、私が開発から携わった「麻布十番塩澤式エスティングシリーズ」の化粧品。

とくにエスティング美容乳液は、肌の基盤を整えるために重要なエステサロンの施術の三大要素である「エステパック」「マッサージ」「メンタルケア」が1本に詰め込まれています。

さらに抗炎症作用の高いハマメリス水もたっぷり含まれているので、炎症を起こした肌にも安心して使用できます。エスティング美容水と一緒に使用することで、バリア機能をより高めてくれますよ。

スキンケアの他に、毎日のベースメイクも大切になります。ベースメイクは肌と花粉や黄砂が触れるのを防ぐ役割もあるのです。コロナ禍でマスクを着用することが多いため、すっぴんで過ごす方が増えています。

しかし、すっぴんは、花粉や黄砂による肌ダメージのリスクを高める恐れがあるため、日焼け止めなどのベースメイクは、必ずおこなうようにしましょう。そして近年では、花粉や黄砂など外からの刺激物の肌内部への侵入を防ぐコスメアイテムを豊富になってきました。それらもぜひ活用してみましょう。

また花粉や黄砂による肌トラブルを予防するためには、花粉や黄砂を自宅に可能な限り持ち帰らないことが大切です。帰宅する前は、玄関を開ける前に、軽く服や髪を払い、目に見えない花粉や黄砂を取り除くようにしましょう。

そして花粉や黄砂の飛散量が多い時期は、帰宅後すぐに洗顔をおこなうのがオススメです。可能であれば、そのまま入浴をおこない、髪などに付着した花粉や黄砂を洗い流すと、より花粉や黄砂による肌トラブルを予防することができます。まだまだ気の抜けない花粉や、飛散量が増えている黄砂対策の参考にしてくださいね。

花粉

塩澤麻衣の「花粉や黄砂でダメージを受けた肌」まとめ

花粉や黄砂は、肌に付着することで肌トラブルを引き起こす恐れがあります。肌トラブルが起こった際は、冷やして炎症を鎮静化させることが大切です。また毎日のスキンケアなどで、花粉や黄砂によるダメージを予防することも必要になります。まだまだ大気中に舞っている花粉や飛散量が増えている黄砂から肌を守りましょう。

花粉

マスクの外側にペパーミントやティートゥリーのアロマを1滴垂らして、出かけましょう。黄砂や花粉で呼吸が浅くなるので、肩こりやメンタルバランスを崩してしまいがちに。だからこそ、アロマの香りでいやされながら、このつらい時期を乗り越えましょう。何かと忙しい春はグリーン系の香りはあなたの健康を守ってくれるでしょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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