目元の集中部分ケアを取り入れよう!!シワのない潤う目元へ
冬の乾燥による肌トラブルが出やすい部分はどこか知っていますか?
それは目元と唇です。なかでも目元は、日中よく動かしたり、アイメイクで色鮮やかに彩ることで、シワや色素沈着などのトラブルが起こりやすい部分です。特に目元のしわは、老けた印象を与えます。
ここでは目元のシワなどの肌トラブルの原因と改善するケア方法について紹介します。
目元の部分ケアを取り入れ、潤いある目元へ導いていきましょう。
目元のシワをつくる3つの原因
目元は、肌の構造がとてもデリケートです。加えて加齢によるトラブルや間違ったスキンケアによるダメージがシワやクマ、くすみなどになって表れやすい部分になります。
ここでは主な3つの目元トラブルの原因について紹介します。
肌の構造による目元へのダメージ
目のまわりの皮膚は極めて薄く、0.6mmほどしかありません。この皮膚の厚みは、頬などの他の皮膚の厚みの約1/3の薄さです。
加えて目のまわりの皮膚には汗腺や皮脂腺がわずかしか存在しないため、肌本来の保湿機能やバリア機能がほとんどありません。
そのため、とても乾燥しやすく、紫外線などの外からのダメージを受けやすい部分でもあります。
さらに目のまわりには細かい細動脈や細静脈、毛細血管が密集している関係で、血行状態が見えやすくなります。
そのため、生活習慣や寝不足などが原因で血流が悪くなると、すぐにクマとして表れてしまいます。
目元に細かいシワや深いシワができ、年齢が出やすくなるのは、目元の皮膚の薄さが関係しているのです。
間違ったスキンケアによる目元へのダメージ
目元の肌構造はとてもデリケート。
しかし、その目元はメイクに一番力を入れる部分でもあります。結果、間違ったメイク落としやスキンケアをおこなう部分になりがちなのも、この目元です。
目元のアイメイクをどのように落としていますか?
目の周りの皮膚はとても薄いため、こすりすぎると、色素沈着を発生しやすい部分です。
ゴシゴシこするメイクオフや、ティッシュなどの硬い繊維でのメイクオフは目のまわりの皮膚に強すぎる摩擦を加えてしまいます。その行為は、シワやシミの直接的原因になります。
さらに洗浄力の強すぎるクレンジング剤は、目元に必要な潤いまでも洗い流し、乾燥を招きシワやタルミの原因に。
メイクで大活躍する部分だからこそ、繊細なケアが大切です。
日常生活のダメージによる目元へのダメージ
目元は表情の変化を司るだけでなく、まばたきでせわしなく動く部分。
まばたきの成人女性の平均回数は1分間に15回程度と言われています。
常に動かし続ける部分ですから、疲れやすく、シワやタルミの原因を引き起こしやすいのです。
またスマートフォンやパソコンなどの電気機器の普及に合わせて、目をさらに酷使する時代になりました。
電気機器に夢中になるほど 眼精疲労は蓄積していきます。
眼精疲労の回復には、たくさんの睡眠が一番なのですが、忙しいあなたには、就寝前に目元をホットタオルで温めるのが効果的。
またブルーベリーなどに含まれるルテインをサプリメントで摂取するのもオススメです。
毎日取り入れたい!目元のしわトラブル改善ケア
毎日のチョットしたケアで目元に潤いを与え、シワやたるみを防止することができます。どれも本当に簡単です。ぜひ参考にしてみてください。
アイメイクのクレンジング方法で目元ケア
アイメイクは顔の印象を変え、華やかにしてくれる大事な部分です。
しかし、アイメイクは目元を老化させる大きな要因にもなります。しっかり優しく、その日のうちにメイクを落とすことが大切です。
メイクが残ったままだと、色とりどりの色素が目元に沈着していき、目元の周りがだんだんと茶色く、くすんでいってしまいます。
アイメイクを落とす時はコットンにポイントメイクリムーバーを含ませ、優しく包み拭くように落とすのが鉄則。
焦らず、優しく落とすことで、10年後も美しい目元を保つことができます。目の際などは綿棒を使用しましょう。
アイメイクを落とす際に、コットンの代わりにティッシュペーパーを使用するのは絶対にNG。
コットンと異なりティッシュペーパーの繊維はキシキシに編み込んだ木材の繊維。そんなものでこすったら、肌を痛めてしまいます。
ティッシュで何度も鼻をかむと、鼻が赤くなって困りますよね。
ローションがついているタイプの登場で、鼻かみはずいぶん楽になりました。
しかし、たとえローション入りのティッシュでも、顔のメイク落としには絶対に使わないでください。
こすらず、あわてず、コットンで優しくメイクを落としましょう。
洗顔時も、目元をゴシゴシ洗うのはNGですよ。優しく、包みこむようにして洗い上げてください。
紫外線対策で目元ケア
紫外線は、百害あって一利なしです。美しさをキープするには紫外線対策が必須。
日焼け止めでの紫外線対策はもちろん、UV加工サングラスの着用もオススメです。紫外線は1年中降り注いでいます。
長時間、屋外で活動する場合は、冬でも迷わずサングラスを取り入れてみましょう。
ホットタオルで目元ケア
ホットタオルで眼精疲労を和らげましょう。
特にオススメなのが、就寝前のホットタオル。
目元をあたためることで筋肉をほぐすだけでなく、ヒートショックプロテインを発生させて肌ダメージを修復してくれます。
ヒートショックプロテインとはすなわち熱刺激によって形成されるタンパク質のこと。傷ついた細胞やタンパク質を修復する働きがあります。
ヒートショックプロテインの働きでシワ予防からメラニンの増加を防ぎ美白効果まで期待できます。
さらにヒートショックプロテインは、コラーゲンの生成にも大きな役割を果たします。
これにより目元の乾燥を防ぎ、潤いに満ちた目元へ導きます。
タオルを水で濡らし、レンジで1分ほど温めたホットタオル。楽な姿勢で、これをあなたの目元をやさしく乗せてあげてください。
1日の目の疲れを癒すとともに、目元ケアまでおこなえます。
目元ケアにオススメな3つの保湿成分
目のまわりはデリケートで乾燥しやすい部分です。
目元をしっかり保湿すれば、目のシワ予防にも繋がります。
効果的な保湿には、高性能の保湿成分が配合された化粧品を取り入れるのがオススメ。
目元専用のアイクリームの導入もいいでしょう。
私が実際にサロンで使用していて、効果を実感している目元にオススメする保湿成分は次の3つです。
保湿を助けるラズベリーセラミド
目のまわりの乾燥はちりめんジワや浅いシワを引き起こします。
そこで、やはり保湿といえば、セラミドの補給がオススメ。
目のまわりをしっかり保湿することで、目のまわりの水分を豊富にさせ、外からの刺激から肌を守る機能を高めます。
保湿機能やバリア機能が少ない目元だからこそ、保湿成分をしっかり導入させましょう。
豊富にあるセラミドのなかでもオススメは、ラズベリーセラミドです。
ラズベリーセラミドは人間のセラミドの構造に最も近く、肌への浸透率も良いためオススメです。
保水力の高いエクトイン
自らの体積の4倍~5倍の保水力があるエクトインは、目元を潤すのに最適です。
エクトインには、ヒートショックプロテインの生成スピードを本来の2倍にする働きもあります。
エクトインの保水力とヒートショックプロテインのシワ予防やコラーゲン生成促進の働きで、イキイキとした目元を実現しましょう。
エクトイン配合の化粧品とホットタオル。ぜひ一緒に組み合わせてみてください。
皮膚を再生するグロスファクター(成長因子)
目元の深く刻み込まれたシワは、老化や紫外線の影響で真皮層が傷つき、できたシワの恐れがあります。
その深いシワの場合は、保湿だけではケアしきれない場合もあります。
そんな時に有効なのが、皮膚の再生医療にも使用されるグロスファクターです。
グロスファクターには様々な種類があります。
その中でも有名な成分はEGF(上皮成長因子)ですが、そのほかにも肌の修復に役立つのがFGF(線維芽細胞成長因子)やIGF(インスリン様成長因子)。
さらにTGF(トランスフォーミング成長因子)やHGH(ヒト成長ホルモン)など豊富にあります。
これらの成分が配合された化粧品を使用することで、真皮の活動を活発にします。
そして、真皮に存在するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の生成を促進させ、生成量を増幅させます。
さらにはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の構造を強化することもできるのです。
その結果、肌に潤いを与え、シミやタルミなどの肌トラブルを改善して、潤いのある目元へ導いてくれます。
目元の部分ケアを取り入れシワのない潤う目元へまとめ
シワのない潤う目元、憧れますね。ぜひ、今回紹介した内容を試してみてください。
●アイメイクの優しいクレンジング方法で目元ケア
●紫外線対策で目元ケア
●ホットタオルの導入で目元ケア
●オススメな3つの保湿成分の導入で目元ケア
そして潤いあふれるイキイキとした目元を手に入れましょう。
美容心理士から見た「目元ケア」に最適なカラーセラピー
ワクワクしているときや楽しいときは、目の瞳孔も開きキラキラ輝き、イキイキとした目元になります。
オレンジ色のカラーはワクワクや快楽を誘発させるカラーです。
オレンジ色のものを身近に集めて、あなたの目力もUPさせましょう。
これからキレイに色付く、ビオラやケイトウの植物を部屋に飾るのもオススメです。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。