春はエステティシャン直伝セルフマッサージでむくみ予防
春は、さまざまな新しいことがはじまる季節。しかし残念なことに最近は暗いニュースばかりで、本来の楽しい春を味わいきれませんね。
自宅にこもりがちになるこの期間、どうせなら美容のために使ってみませんか?
今回はエステティシャン直伝の簡単セルフマッサージを紹介します。むくみ対策もかねて、今回は鎖骨周り、足首のセルフマッサージを紹介します。ぜひ試してみてくださいね。
春先はむくみに要注意!?
実は、春はむくみやすい季節ということをご存知でしたか?
そもそも血液循環は、自律神経が大きくかかわっています。そのため、自律神経のバランスが乱れると、血行も滞りやすくなってしまいます。冷えを強く感じると、交感神経を刺激し、自律神経のバランスを乱すことで、むくみやすく、冷えやすい体になってしまうのです。
春は朝晩と昼との寒暖差が大きい季節。日中、暖かい陽気になれてしまうことで、朝晩の冷えこみに体がついていけず、自律神経のバランスを乱し、血行が悪くなります。そのために、どうしてもむくみやすくなってしまうのです。
春はただでさえ、新しい環境でストレスを感じやすい季節でもあります。ストレスもまた交換神経を刺激するため、血行を滞らせ、むくみやすい環境を作ってしまいます。
春のむくみの原因は、それだけではありません。多くの方が、冬の寒さに負け、運動不足になりがちになりますね。冬の間運動不足だった方は、他の季節と比べ、春先の筋力が低下してしまいます。
筋肉は血液を循環させるために大切な組織。筋肉量が減り、筋力が低下してしまうことでも、血行が滞ってしまい、むくみを招いてしまうのです。
実は春からダイエットを始めようという方が増えるのも、このむくみに関係があります。春先に薄着になるとともに、秋までなかったお肉をあちこちに感じてしまうから。その原因は、太ったことが原因の場合もありますが、むくみが蓄積されている場合も少なくありません。
そのため春の美容は、まずは血行を促進させ、冬の間にたまった余分な水分や老廃物を含んだむくみをしっかり排出させることが大切です。血行を促進させるためには、入浴などで体を温めデトックス効果を高めること、そしてセルフマッサージが有効です。自宅で簡単にできるセルフマッサージを紹介しますね。
むくみ解消セルフマッサージ
全身のマッサージも大切ですが、まず覚えてほしいのが鎖骨周りのマッサージ。鎖骨は、全身のリンパの出口という重要な役割を担います。また鎖骨周辺にはたくさんの血管やリンパ、神経が密集しており、血行促進を促すのにも、リンパの流れを促進させデトックス作用を高めるのにも重要な部分です。
さらに胸骨や肩甲骨ともつながっているので、鎖骨をほぐすことは、肩こり解消にも効果があります。これから春にかけて、薄着になるなかで、デコルテをキレイに見せるのにも鎖骨が重要ですね。鎖骨をほぐし、血行を促すことで、鎖骨をきれいに浮きだたせれば、デコルテ美人にもなれるのです。
鎖骨マッサージの方法はさまざまですが、私のオススメは鎖骨につながっている筋肉をゆるめ、リンパの流れを促進してあげること。
まずは肩を大きく内回し、外回しをおこない、ウォーミングアップをおこないましょう。その後、首から鎖骨にかけての筋肉をゆるめます。緩め方は順番に。まずは両手でやさしく両耳を包み込み、ひっぱたり、グルグルと回したりと、耳回りをほぐします。その後、耳の下から鎖骨にかけてやさしくこぶしでほぐします。
その際気持ちいい部分の皮膚を優しく引っ張るのもオススメです。5回ほどほぐしたら肩こりの際、もっこりと膨れ上がる僧帽筋部分を交互に優しく揉みほぐしましょう。そして、肩甲骨から鎖骨のくぼみに流し込むように優しくなで降ろします。交互に5回ほどを目安におこないましょう。
その後、鎖骨の下側、大胸筋のあたりを両こぶしでまんべんなくほぐします。そして、鎖骨の骨の一番外側と腕のつけ根の間にある、くぼみに親指を入れ、優しく揉みほぐします。その後、鎖骨を中指と人差し指で挟み込むように、やさしくさすります。そして鎖骨の内側を外から中央に向かって、片方ずつ4本の指で優しく押して終了です。
鎖骨マッサージをおこなったあとは、鎖骨が浮き出しているのがわかるのとともに、フェイスラインがスッキリし、肩周りもラクになっているはずです。休憩時間やメイク前、入浴中などに試してみてくださいね。
足首マッサージで美脚
むくみの症状が出やすい部分といえば、顔と足ですね。鎖骨をマッサージすることで、顔まわりのむくみがスッキリしやすくなります。足元のマッサージを取り入れるのもオススメです。足のマッサージといっても、脚全体をおこなうのは、一苦労。すぐに取り入れられて、意外と簡単なのが足首のマッサージです。
足首をしっかりほぐすことは、むくみ解消にも効果的。また足首がスッキリすると美脚効果もアップします。足首マッサージの方法は簡単です。まずは座った状態で足を楽に伸ばしましょう。その後、右足の太ももの上に左足の足首を乗せます。四の字を作るように左足を楽に倒しましょう。
まずは左足の甲を左手で持ち、右手でかかとを抑えます。その後左手を前に倒し、足の甲を伸ばします。1分ほど伸ばしたら、左手で足裏から左足を支え、足の裏側を伸ばします。そして、左足の指の間に右手を入れ、ゆっくりと足首を大きく回しましょう。内、外に5回ほどまわしたら、右足もストレッチからおこなってください。
その後、左足を軽くたて、地面にしっかり足裏をつけます。くるぶしに両手を添えて、足首の全面のちょうど中央部分のくぼみに両手の親指をそえ、痛気持ちよい圧で押しほぐしましょう。
その後、親指はくぼみに添えた状態で、ほかの指で軽くこぶしを作り、指の肌でくるぶしの周りを下から上に円を描くようにほぐします。十分にほぐしたあとは、かかとの真上、アキレス腱のつけ根部分をつまむようにほぐし、最後にもう一度足首を回したら終了です。右足も同様におこないましょう。入浴中や入浴後におこなうのがオススメですよ。
セルフマッサージでむくみ予防まとめ
春はむくみやすい季節。ダイエットのためにも、美容のためにも、まずは余分な水分、老廃物をふくんだむくみをとり、デトックスしてやることが大切です。
入浴中や入浴後に今回紹介した鎖骨や足のマッサージを取り入れてみてくださいね。そして新型コロナウイルス騒動が終わったあとは、おもいっきり春を満喫しましょう。
美容心理士塩澤麻衣による「マッサージ」まとめ
マッサージするときは、今日の自分の心に補給したい色を決め、その色をイメージしながらおこないましょう。
また部屋の周りを見渡して、選んだ色と同じ対象物を一点集中して見ながらマッサージをおこなってください。無意識にその色がもつカラー効果が発揮され、内側から美を高めてくれるでしょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。