麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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脂性肌

最近は、上着がいらないほどに暖かい日が増えてきましたね。

そんな日が続くことで、悩みが増えてくるのが、脂性肌の方ではないでしょうか?

ポカポカする気候と比例するように、顔のベタツキやテカリが気になってくる方が増えてきます。

この脂性肌の原因を知っていますか?

今回は、脂性肌のメカニズムについて紹介します。

メカニズムを理解して適切にケアすれば、健やかな肌があなたを待っています。

脂性肌

脂性肌のメカニズム

テカリやベタつくことで、自覚症状がハッキリしている脂性肌。

皮脂が多く出ることで、乾燥肌とは真逆の肌質と思っている方も多いですね。

しかし、この脂性肌、実は肌の乾燥が原因の一つ。肌の「乾燥」を見落とし、脂性肌を悪化させている場合が多いのです。

脂性肌とは、なんらかの理由で、過剰に皮脂が分泌されている状態。

過剰な皮脂が分泌されてしまうメカニズムには、2つのホルモンが関係しています。

それは、「テストステロン」という男性ホルモンとステロイドの一種「アンドロゲン」

これらのホルモンは、皮脂線を増やし、皮脂を合成させ、皮脂の分泌を活性化する働きがあります。

しかし、これらのホルモンはストレスや生活習慣が乱れると過剰に分泌されます。

その結果、皮脂の分泌が活発になり、脂性肌へとなってしまうのです。

このホルモンが分泌されるピークは、2回訪れます。一度は、ニキビが出やすい思春期の時期。

思春期の時期に皮脂が過剰分泌され、脂性肌が40歳前後まで続くこともあるそうです。

そして、2度目が30代後半から40代にかけて訪れます。この時期も急に皮脂線が活発になるので、十分なケアが必要ですね。

脂性肌

気温の上昇による脂性肌

これからの季節、徐々に気温が上昇していくことで、皮脂の量も増えていきます。なんと夏の皮脂は冬の皮脂量の2倍とも。

皮脂増加の原因は気温の上昇による汗や乾燥です。汗の水分は時間とともに蒸発していきます。

その際に肌の内部の水分も奪い取っていくため、汗をかくほどに肌が乾燥していきます。

そのため、肌は乾燥から自分を守ろうとして、普段より多くの皮脂を分泌してしまうのです。

さらに、気温が上がるにつれて、冷房が入る環境も多くなります。暖房と同様、冷房も肌の水分を奪うのです。

肌が乾燥すれば、すなわち皮脂の分泌が多くなるという原則、覚えてくださいね。

皮脂の分泌が多くなれば、脂性肌の悪化や、メイクのくずれをもたらします。

さらには、皮脂の酸化による肌トラブルも引き起こしてしまうので、十分に注意していきましょう。

脂性肌

脂性肌の原因

脂性肌を引き起こすメカニズムが分かったあとは、脂性肌の原因について、考えていきましょう。

脂性肌の原因である皮脂の分泌を過剰にさせてしまう原因に、「誤った生活習慣」があります。

誤った生活習慣の中でも多いのが、脂性肌を引き起こす食生活です。

さらに不規則な生活リズムも皮脂の過剰分泌を引き起こします。

脂性肌を引き起こす食生活

食事のなかには、皮脂の過剰分泌につながる食材があるのを知っていますか?

その食材とは、肉類やバターなど脂質です。

皮脂も油なので、脂質の多い食べ物を過剰に摂取すると、皮脂の分泌も自然と多くなってしまいます。

脂質の中でも、特に気を付けたいのが動物性脂肪を多く含む食材

皮脂の主成分は中性脂肪ですが、肉類やチーズ、バターなどの動物性脂肪を多く含む食材は、中性脂肪の原料です。

また動物性脂肪のなかには、飽和脂肪酸が多く含まれている場合もあります。

皮脂は体内の油分を排出するということですから、飽和脂肪酸も皮脂となって排出されます。

しかし、飽和脂肪酸は低い温度だとすぐに固まり、毛穴つまりの原因になるのです。

同じ脂質類でも、魚は飽和脂肪酸が少なく、体に良いとされる脂質を多く含みます。

肉類の食事が続く場合は、1食、魚のメニューに置き換えていきましょう。

脂性肌

脂性肌を引き起こす不規則な生活習慣

不規則な生活習慣の代表が睡眠不足

睡眠は、ストレスを解消する大切な生活習慣です。さらに、睡眠中は肌の大切なメンテナンス時間にもあります。

睡眠不足が続くことで、ストレスが解消できません。さらには、十分な肌のメンテナンスができないことで、脂性肌を悪化させる恐れがあります。

さらにストレスが積み重なることで、ストレスに対抗するための「コルチゾール」というホルモンが皮脂の分泌を促進させます。

さらには、副腎から男性ホルモン「アンドロゲン」を分泌して、皮脂の過剰分泌につながるのです。

そのため、皮脂を過剰に分泌させるストレスを軽減するためにも、たっぷりの睡眠が必要。

特に現代ではPCなどのブルーライトが原因で、良質な睡眠をとることができず、睡眠不足の方も増えています。

就寝前のPCやスマホの操作をやめ、良質な睡眠ができるよう心がけていきましょう。

脂性肌

脂性肌が注意したいスキンケア

脂性肌は、皮脂が多く分泌されることで、ついつい保湿ケアを怠りがちになりますが、脂性肌こそ、しっかりとした保湿ケアが大切です。

それに合わせて、肌を乾燥させる間違ったスキンケア方法も見直していきましょう。

肌を乾燥させる間違ったスキンケア

脂性肌の方は、顔がベタつくことから、何度も洗顔をおこなっている方も多いのではないでしょうか?

しかし、過度の洗顔は、かえって皮脂を過剰に分泌させてしまいます。洗顔は1日2回までに留めるよう心がけましょう。

さらに熱いお湯での洗顔も注意が必要。熱いお湯は、肌表面の必要な皮脂までも洗い流してしまいます。

その結果、肌は自分を乾燥から守ろうと、さらなる皮脂を分泌してしまうのです。

ところで脂性肌の方は「あぶらとり紙」を手放せなくなっていませんか?

あぶらとり紙は、皮脂にはとっても有効なアイテムです。しかし、有効だからこそ注意が必要です。

皮脂をとりすぎてしまえば、「表面の皮脂が足りない」と肌が感じてしまい、より多くの皮脂を分泌してしまうからです。

そのため、あぶらとり紙を使用する際は、1日2回までを目安にしましょう。

また、あぶらとり紙を使用する際は、やさしく押し当てるように使用してください。

ゴシゴシ擦るのはNG。肌を傷つけ、さらなる肌トラブルを引き起こします。

脂性肌

保湿ケアは念入りに

肌を健やかに保つためには、十分な水分と保湿が重要。これは、脂性肌の方でも同じです。

皮脂がたくさん出るからといって、保湿ケアを怠るとより多くの皮脂の分泌につながります。

そのため、スキンケアには保湿ケアを念入りにしていきましょう。その時使用する化粧品には、アルコールの配合比率が少ない化粧品がオススメです。

アルコールの配合比率が多いと、化粧品の水分量の乾燥が早く、乾燥を招く場合があるからです。

化粧品の中身にも注意して、スキンケアをおこなっていきましょう。

脂性肌

脂性肌とは?のまとめ

脂性肌には、「テストステロン」という男性ホルモンやステロイドの一種「アンドロゲン」が深く関係しています。

このホルモンの分泌は思春期と30代後半から40代にかけてピークを迎えます。

さらに、ストレスや食生活、不規則な生活習慣が影響して、さらなる皮脂の分泌を招きます。そして、脂性肌へとなってしまうのです。

乾燥を招く、間違ったスキンケアでも脂性肌を悪化させてしまうので、注意していきましょう。

そして保湿ケアを念入りにおこない、健やかな肌へと導いていきましょう。

美容心理士から見た「脂性肌」に効果的なカラーセラピー

皮脂を過剰に分泌させる男性ホルモンの分泌を低下させるカラーはピンクです。

脂性肌

脂性肌には、女性ホルモンの分泌を促進させるピンクの力を借りてみましょう。

ピンクの洋服や女らしさをアピールするファッションにして女性性を高めていきましょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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