麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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脂性肌洗顔

夏の肌の悩みで多いのが、肌のテカリ。気温の関係で皮脂の分泌が活発になるため、より気になってしまいますね。そんな肌の悩み解消に役立つのが、洗顔です。洗顔を毎日正しく、しっかりおこなうことで、脂性肌は予防や対策ができるのです。

今回は脂性肌のための正しい洗顔方法を紹介します。最近、テカリが気になりだした方も、ぜひ試してみてくださいね。

脂性肌の効果的な洗顔方法

脂性肌の洗顔で大切なことは、余分な皮脂「だけ」を洗い流すことです。脂性肌に悩んでいる方は、皮脂が気になるため、必要以上に皮脂を洗い流そうとしまいがち。しかし脂性肌の人ほど、肌内部がカラカラの状態が多いのです。

脂性肌の過剰な皮脂は、ストレスやホルモンのバランスの乱れなど、原因はさまざま。そして、脂性肌とは無縁とも思える乾燥も脂性肌の原因のひとつ。脂性肌の方は、過剰な皮脂によるテカリが気になるあまり、必要以上の洗顔やクレンジングをおこないがち。さらには、過剰なあぶらとり紙による皮脂のオフをします。

しかし過剰な皮脂落とし行為は、肌に必要な皮脂までも取り除き、さらなる乾燥を招きます。乾燥した肌は、外からの刺激にも敏感になるため、肌を守ろうと皮脂を普段より多く分泌させます。

つまり、皮脂が不足していると肌が誤解し、余計に皮脂を作り出してしまうのです。過剰な皮脂取りが、過剰な皮脂分泌を招く、いわば負のループに陥ってしまうのです。脂性肌から脱出するためにも、過剰な皮脂の分泌を和らげるためにも、大切になるのが、毎日の洗顔です。洗顔を正しくおこない、余分な皮脂だけを取り除きましょう。

脂性肌洗顔

脂性肌の場合でも、正しい洗顔の基本はかわりません。洗顔回数は、1日2回までにとどめ、たっぷりの泡で優しく、しかし手早く洗い上げます。お湯は、32度ほどのぬるま湯を使用し、しっかりゆっくりとすすいでください。この基本を守ることは、脂性肌の予防や対策につながります。

洗顔回数は多すぎると乾燥を生み、脂性肌を促進させます。逆に、洗顔回数が1日1回では不十分。肌に不必要な皮脂が取り除ききらず、肌トラブルの原因になってしまうのです。洗顔は、朝晩の2回を徹底しましょう。

さらに、お湯の温度も非常に大切です。お湯の温度も低すぎると、皮脂が落としきれず、逆に熱すぎると肌に必要な皮脂までも取り除き、乾燥を促進させ脂性肌を悪化させます。基本とは、カンタンという事ではなく、絶対に必要な事だからです。

洗顔時は、皮脂の多い部分から洗いましょう。皮脂が多い部分はテカリが気になるTゾーン、Uゾーン。特にTゾーンを先に洗い、その後Uゾーン、目、口と洗ってみましょう。洗顔に時間をかけすぎるのは禁物です。

時間をかければかけるほど、肌の汚れがおちるのではなく、時間をかけた分、肌の乾燥を招きます。泡を顔につけている時間は、45秒~1分以内を目安に洗顔してみてくださいね。

そして、どんな肌にでも取り入れてほしいのですが、特に脂性肌の方は朝、夜どちらもW洗顔をおこないましょう。「メイクもしていないのにW洗顔?」となる方もいるでしょう。そもそもクレンジングで使用するクレンジング剤は、メイクの油分を洗い流すアイテム。そして油分をしっかりオフできることで、余分な皮脂をも洗い流せるのです。

特に今の時期、寝ている間もたっぷり汗をかきます。朝からW洗顔を取り入れることで、汗に含まれる皮脂もしっかり落とせるのです。使用するクレンジングや洗顔料は、肌に優しいものを選びましょう。スースーとした爽快感が味わえるメンソール配合のものやスクラブ配合のものは、肌に刺激を与え、脂性肌を悪化させる恐れがあるため、注意してくださいね。

脂性肌洗顔

脂性肌の洗顔後の保湿ケア

洗顔は、顔を洗って終わりではありません。顔を洗ったあとは、しっかり保湿ケアをする必要があります。脂性肌といえど、例外はありません。特に脂性肌の方は、普段ベタツキやテカリがあることから、肌が十分に潤っていると勘違いしてしまいがち。しかし、肌の内部はカラカラに乾いてしまっている場合が多いのです。

そのため、たっぷりの水分と保湿成分を補給してあげましょう。また、脂性肌の方は化粧水だけで保湿ケアを済ませる方もいるようですが、必ず、乳液やクリームなどワンセットで取り入れてくださいね。

どうしても乳液やクリームのベタツキが気になる場合は、油分の少ない化粧品に変更するのがオススメです。もしくは、乳液先行型の化粧品に変えてみましょう。

また、保湿ケアに使用する化粧品は、アルコールが多く入っているものを避けましょう。アルコール配合の化粧品は、テクスチャーがさっぱりしていることから、脂性肌の方に人気が高いアイテム。

しかし、アルコールが多く入っていると、化粧品の水分の蒸発が早く、乾燥を招きやすいデメリットがあります。アルコールの配合量は化粧品のパッケージや外箱の配合成分表で確認できます。
具体的な配合量が書かれている事はまれですが、ルールとして、「配合量が多いものから記載」されているので、原料リストの前半にアルコールが記載されているものは、避けてくださいね。

さらに化粧品を選ぶ際は、肌の保湿力とバリア機能を高めるセラミドや、肌表面の保湿力を高めるヒアルロン酸が配合されているものがオススメです。加えて、ビタミンC誘導体が配合されていれば、過剰な皮脂の分泌を抑制する効果があるので、ぜひ化粧品選びの参考にしてみてくださいね。

脂性肌洗顔

脂性肌は生活習慣の見直しを

脂性肌を予防、改善するためには、洗顔方法だけではなく、毎日の生活習慣の見直しも重要です。脂性肌は、ストレスなどによるホルモンバランスの乱れや間違ったスキンケア、そして誤った生活習慣や食生活も原因になるからです。

特に食事は要注意。食材によっては、皮脂の分泌をさらに促してしまうのです。取りすぎに注意したいのが、バターやチーズ、肉の脂身などの動物性の脂肪やアルコール、スイーツなど中性脂肪になりやすい食品です。

さらに、精製された白米、小麦粉、白砂糖などの高GI食品も皮脂の分泌を促します。一方で、レモンやブロッコリーなどに多く含まれるビタミンCやレバーなどにあるビタミンB2は皮脂の分泌をコントロールする働きがあるので、積極的に取り入れるようにしましょう。

ビタミンB2が含まれるヨーグルトとビタミンCが豊富な柑橘類のスムージーなどで取り入れるのもオススメです。フルーツを凍らせることで、スムージー感覚で楽しめるので、ぜひ試してみてくださいね。

そして、ストレスによるホルモンバランスの乱れによる皮脂の分泌を予防するには、質の良い睡眠が大切です。さらにストレスをコントロールする自分なりの対処法を見つけることも重要になりますね。また、過剰な喫煙や飲みすぎも皮脂の分泌を促します。

洗顔方法と併せて、これらの生活習慣も見直して、美肌を手に入れましょう。

脂性肌洗顔

脂性肌を予防、対策する正しい洗顔方法まとめ

脂性肌は正しい洗顔を心がけることが重要です。洗顔の回数から洗い方、お湯の温度まで正しい洗顔方法を取り入れましょう。そして、洗顔後は必ず保湿ケアをおこなってくださいね。

正しい洗顔で、この夏は脂性肌に負けない美肌づくりをしましょう。

美容心理士塩澤麻衣による「脂性肌」のまとめ

朝ぬるま湯でしか洗顔しない方は、5分早く起きて必ずW洗顔を!

脂性肌洗顔

朝が弱い方は寝室のカーテンを開けて寝ると朝日で早く目覚められます。朝の洗顔をしっかりすることで、化粧崩れがしにくいメリットが!そのメリットは、体にプラスなこととすり込まれ「早起き+洗顔=美肌」と記憶にインプットされることで、早起き習慣が身につきます。

泡立てネットを黄色やクリーム色にすると脳が左脳に切り替わり、洗顔スイッチがはいるでしょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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