うっかり日焼け!その日の夜にしなければならない保湿ケア3選
過ごしやすい気温の日が多くなり、秋の足音が聞こえてきましたね。とはいえ、まだまだ油断ができないのが、紫外線。気温が落ち着いたからといって、紫外線が急に弱まるわけではありません。9月も引き続き、強い紫外線に注意が必要です。
そしてどんなに丁寧に紫外線対策をおこなっていても、うっかり日焼けは起こるもの。
このうっかり日焼け、そのまま放置していませんか?
ダメージを肌に残さないためにも、その日のうちにアフターケアが大切です。ここでは、うっかり日焼け後の保湿ケアについて紹介します。
うっかり日焼けに
どんなに注意していても、急な外出などでうっかり日焼けはつきものです。しかし、うっかり日焼けを放置するのは危険です。たまたま日焼けしてしまっても、肌がダメージを受けたことには変わりません。
紫外線によるダメージは、肌がこんがり焼けるだけではありません。紫外線のもたらすダメージの恐ろしさは、肌内部に影響を与えます。近年では、「光老化」という言葉が浸透しはじめてもきました。
この老化は、紫外線によるダメージにより、シミだけではなく、たるみやシワ、毛穴トラブルなどができてしまう老化現象のこと。紫外線による肌へのダメージは、肌の表面だけではなく、肌の内部にまで及び、DNAを傷つけることもあります。
さらに肌の土台となるコラーゲンやエラスチンなどが存在する真皮までも傷つけるため、タルミやシワを生んでしまうのです。さらに肌の土台が保てなくなることで、肌生来の保湿機能も低下し、たるみやシワがさらに悪化します。加えて、毛穴のひらきや毛穴の黒ずみまでも引き起こしてしまうのです。
また紫外線によるダメージは、シミを生むことにもつながります。私たちは加齢とともに肌にシワやシミなどが刻まれますね。ですが、加齢による肌への影響は全体の約2割程度にすぎないと言われています。残りの8割が紫外線による光老化が影響しているとも言われているのです。
そのため、うっかり日焼けの後は、しっかりアフターケアを取り入れることが重要です。日焼けをした肌は、火傷を負った肌と同じです。
まずはしっかり冷やし、肌を鎮静させること、そして鎮静後は保湿をおこない、肌を守ること、そしてダメージを回復させるためにビタミンをしっかり補給することが大切です。この3セットをしっかり覚えておきましょう。
うっかり日焼け後の保湿ケア
うっかり日焼け後のアフターケアのなかでも、とくに重要なのが保湿ケア。保湿をしっかりおこなわなければ、肌はさらなるダメージをおい、回復が遅れてしまいます。そして回復を早めるためにも、うっかり日焼けをしたその日の夜のケアが重要です。
うっかり日焼けを下部分の赤みや熱がひいているか、まずは確認しましょう。まだ赤みや熱を持っている場合は、濡れたタオルや保冷剤をまいたタオルで肌を冷やします。
その後、赤みや熱が引いたら、保湿ケアの開始です。夜の保湿ケアに大切なのは、水分補給、油分補給、そして良質な睡眠の3つです。
日焼け後の肌は、肌内部の水分が少なくなり、乾燥が悪化している状態。その日の夜の保湿ケアには、シートパックやローションパックで、しっかり水分を補給しましょう。ただし、うっかり日焼けをした部分に、ヒリヒリとした痛みや皮がむけた状態の場合パックは禁物。パックはさけて化粧水を手でつけるようにしてください。
コットンやシートマスクの繊維が刺激となり、炎症を悪化させる場合があるからです。また痛みなどがある場合は、肌が敏感になっているため、美白化粧品は使用せず、比較的シンプルな配合成分のみの化粧品を使用しましょう。
水分補給が完了したあとは、しっかり乳液やクリームで肌を保護します。日焼けを負った肌は、肌内部の水分が蒸発しやすく、肌を守るバリア機能も低下している状態。ローションパックやシートパックだけでは、肌内部の水分を保持することができません。しっかり油分で化粧水を肌内部に閉じ込め、また肌外部からの刺激から肌を守りましょう。
そして、その日の保湿ケアの締めくくりは、しっかり睡眠をとること。肌のメンテナンスは、就寝中におこなわれます。だからこそ、意識して睡眠時間をしっかりとりようにしましょう。その際、水分補給を必ずおこなってください。
日焼けした後は、肌のみならず、体内も乾燥気味のことがほとんどです。ミネラルウォーターでしっかりと水分補給しましょう。
また睡眠の質を良くするためにも、入浴をしたいところですが、場合によっては、入浴はオススメではありません。ヒリヒリと痛みや赤みがある場合は、冷水のシャワーで必ず肌を冷やしましょう。
ヒリヒリなどしない場合は、入浴も可能ですが、念のため40度以下のぬるま湯で、長湯を避けるようにしてくださいね。
うっかり日焼けを長引かせないために
うっかり日焼けを長引かせないためには、さらなる日焼けを防いで、回復を促進させるケアが大切です。日焼け止めはケチケチ使っては意味がありません。たっぷりの量をしっかり肌に塗り込み、日焼けを防ぎましょう。
また服を着た状態で、服から出ている部分のみ日焼け止めを塗る方がいらっしゃいます。その場合、塗漏れがでてしまい、うっかり日焼けを繰り返してしまいます。服を着る前に日焼け止めを塗りましょう。
そして日焼け後の肌の回復を促進させるためには、美白ケアと食事でのケアがかかせません。肌の状態が落ち着いたころを見計らって、美肌化粧品をスキンケアに取り入れ、シワやシミを防ぎましょう。美白ケアには、メラニン還元作用のあるビタミンC誘導体や抗酸化作用の高いトラネキサム酸配合の美白化粧品がオススメです。
しかしこれらの美白成分は、肌への刺激が強いため、使用するのは、肌の状態が落ち着いてから。肌の状態が悪い時に使うと、かえって肌トラブルを悪化させてしまいます。気をつけてくださいね。
そして食べ物やサプリメントによるケアも大切です。化粧品に比べ、即効性は低いものの栄養が不足すると、肌はよりトラブルを抱えるため、たっぷりの栄養で肌を整える必要があるのです。
肌のためにも、バランスのとれた食事を心がけましょう。そして活性酸素の抑制も大切です。ビタミンCはもちろん、ビタミンEやリコピン、ベータカロチンなどが抗酸化作用の高い食品。
そしてエビや鮭に含まれるアスタキサンチンもオススメです。まだまだ旬のパプリカと鮭とのマリネなどは、うっかり日焼けにオススメのメニュー。パプリカには、レモンの2倍ものビタミンCが配合されており、加熱してもビタミンCが壊れにくい特性があります。
アスタキサンチンが豊富な鮭とパプリカをじっくり焼いて、ポン酢をあえれば美白メニューの完成です。ナッツなどを加えれば、さらに美白効果がアップします。そして美白作用のあるサプリメントを取り入れるのも良いですね。
アフターケアをしっかりおこない、うっかり日焼け後も美肌で過ごしましょう。
その日の夜にしなければならない保湿ケア3選まとめ
うっかり日焼け後の肌に必要なのは、冷やすこと、保湿すること、そして良質な睡眠をとることです。またその日の夜には、保湿ケアの徹底で肌を乾燥から守り、保護することが大切。なかでも取り入れてほしいのが、ローションパックによる水分補給、乳液やクリームによる油分補給、そして睡眠です。
この3つの保湿ケアで、日焼け後の肌のアフターケアをおこないましょう。
美容心理士塩澤麻衣による「うっかり日焼け」まとめ
うっかり日焼け。肌も痛むし後悔と罪悪感しかのこりません。このマイナスの感情はさらに肌ストレスを与えてしまいます。
しっかりその日のうちにケアをして、肌を労わり安心、自責の念を吹き飛ばして肌も心も回復させましょう!うっかり日焼けをしたのに、そのまま放置なんてことは、できるだけ回避してくださいね。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。