麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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セラミド化粧品

美肌をキープするために欠かせない成分は何かご存じですか?

それは保湿成分です。乾燥は美肌の大敵。

しっかり保湿することで、肌は美肌に、そして健康的な肌をキープすることができるのです。

保湿成分の代表的な成分は、セラミドではないでしょうか?

セラミドは、肌の内部でも、重要な働きをもつ成分。美肌のカギになる存在です。

ここでは、セラミドの肌内部での働きをしっかり解説した上で、セラミド配合の化粧品の選び方を紹介します。

化粧品選びの参考にしてくださいね。

セラミド配合化粧品

セラミドとは

保湿成分の代表的な成分であるセラミド。セラミドは、皮膚の最も上の層である角質層に存在する保湿成分です。

角質層は、なんと0.02mmの厚さしかありません。この薄い角質層こそが、肌内部の水分を保持する保湿機能と紫外線などの外からのダメージから肌を守るバリア機能を担っています。

角質層の保湿やバリア機能を司る組織のひとつに、細胞間脂質があります。

肌の中にある天然保湿因子である「NMF」が持つ水分を、細胞間脂質がまるでサンドイッチのようにはさみ込み、水分を保持しているのです。

さまざまな保湿成分の機能があるなかで、水分をはさみ込む保湿成分は、最も乾燥に強く、高い水分保持力を誇ります

そしてこの細胞間脂質の主成分をなすのが、今回の主役「セラミド」。

セラミドが不足すると、細胞間脂質の機能が十分に満たされず、肌内部の水分が保持できなくなります。

結果、肌が乾燥しやすくなるのです。肌内部が乾燥すると、同じくバリア機能も低下するため、肌トラブルも起きやすくなります。
 
肌が極端に敏感なアトピー肌は、このセラミドが極端に少ない状態とも言われています。

それほど、セラミドは肌を健康的にそして、美肌をキープするために必要な存在なのです。
 
この大切な成分セラミドですが、肌内部の水分が蒸発する際に、水分とともに蒸発してしまいます。

そのため、しっかり肌内部でセラミドの生成を促すことと、外から補うことの両方が大切になります。

セラミドはもともと、肌のターンオーバーで生まれます。ターンオーバーが乱れれば、生成されるセラミドの数も必然的に少なくなってしまいます。

そのため、肌のターンオーバーを正常に保つためにも、肌を化粧品で潤すように普段から心がけていきましょう。

セラミド配合化粧品

セラミドの原料にも着目

セラミドは保湿機能を高め、肌を美肌に導き、健康的な肌の状態をキープするために欠かせない成分です。

体内で生成されるセラミドですが、近年では、化粧品で外から取り込むことも流行しています。

最近では、セラミド配合化粧品は半ば当たり前のチョイスとなり、化粧品の中に配合されるセラミドにも、多くの種類を見かけるようになりました。

化粧品に配合されるセラミドは、4種類に大別されます。セラミドの原料によって効果や効能も違うため、化粧品選びの際は、セラミドの原料にも着目していきましょう。

天然セラミド

天然セラミドとは、馬の脳や脊髄などから抽出された動物由来のセラミド。

人間が肌内部にもつセラミドと構造が似ていることで、肌に浸透しやすく、なじみやすいのが特徴です。

さらに保湿力も高いのも魅力のひとつ。しかし、貴重な成分であるため、化粧品への配合量が多くなるほど、化粧品の価格も高くなります。

合成セラミド

セラミドに類似した物質を化学的につくり出したセラミドです。あくまでも似たような構造のセラミドなので、セラミドとは別物。

天然セラミドに比べると保湿効果は下回ります。しかし、大量生産できるため、低価格で購入できる化粧品に多く配合されています。

セラミド配合化粧品

バイオセラミド

人の肌にあるセラミドの構造を真似て、酵母から合成されたセラミドです。

バイオセラミドの構造は、人間のセラミドをほぼ模倣できているため「ヒト型セラミド」とも呼ばれています。

天然セラミドと同様に肌に浸透しやすく、なじみやすいのが特徴。さらに高い保湿力を持ちます。

また、肌への刺激も少ないことから、敏感肌やアトピー肌の方でも安心して使用できます。天然セラミドと比べ、安価で低刺激なセラミドです。

植物性セラミド

 
私たちが普段何気なく食べている、大豆やコンニャク、米やトウモロコシ。これらの中には、なんとセラミドが含まれています。こうした植物から抽出されたのが植物性セラミドです。

特にコンニャクから抽出されたセラミドは、より安価で大量生産できます。そして、肌への刺激やストレスが限りなく低いため、化粧品に多く配合されています。

セラミド配合率が多い化粧品の選び方

セラミドの配合量は、厳密に記載されていません。しかし、テクスチャーや表示でセラミドの配合の多さを推し量ることができます。

化粧品の配合成分は、配合量の多い成分から記載されるようになっています。

そのため、より上の方にセラミドの記載がある化粧品ほど、セラミドが多く配合されています

さらに、セラミドは油溶性。そのため、テクスチャーがさらっとしたものより、しっとりしたタイプに多く配合されています。

さらに化粧水よりも乳液やクリームなどの保湿化粧品に多く配合されています。それらをふまえて、セラミド化粧品を選んでいきましょう。

セラミド配合化粧品

セラミドとともに相性の良い美容成分を補給しよう

セラミド配合の化粧品を選ぶ際は、セラミドと相性の良い成分が合わせて配合されているものを選びましょう。

特にセラミドは、角質層という肌の一番外側の組織にしますが、それ単体で肌の保湿が完成するわけではありません。

オススメしたいのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸は、通常、私たちの肌の深部にあたる真皮にコラーゲンやエラスチンとともに存在します。

化粧品で補給しても、真皮内のヒアルロン酸を増やすことはできません。

しかし、肌へ補給することで、肌の表皮や角質層をバリアのように覆い、肌内部をより水分で満たすことができるのです。

ヒアルロン酸には、1gで6Lの水分を溜めこむ作用があります。ヒアルロン酸で角質内部を十分に満たし、セラミドのサンドイッチでフタをするイメージを描いてみてください。

セラミドとヒアルロン酸を同時に取り入れることの良さが、わかっていただけると思います。
 
また、エクトインを一緒に補給するのもオススメです。

エクトインとはエジプトの塩湖で存在する唯一の生命体に含まれるアミノ酸の一種。自らの体積の4倍もの水分を溜めこむ力を持ちます。

さらに一度保持した水分を長時間保有するこができるのが、エクトインの特徴です。
そのため、肌に補給することで、ヒアルロン酸と同様に肌の内側に水分を補給して、セラミドでフタをすることができます。

ヒアルロン酸と合わせて取れば、さらに高い保水力を肌に持たせてあげられます。

さらに、クランベリー種子油が配合の化粧品もオススメ。クランベリー種子油の中に含まれるα-リノレン酸は、肌内部に置けるセラミドの自然生成を促進してくれるのです。

私がサロンや普段使用している「麻布十番塩澤式エクトインシリーズ」には、エクトインやクランベリー種子油が配合されています。

またセラミドには、人間が持つ細胞間脂質に構造が近いとされている植物由来「ラズベリーセラミド」を配合。

肌なじみもよく、浸透力も高いことから、角層を密着させ、外からの異物の侵入を防ぐ機能を即座に回復させます。

さらに水分が蒸発するのを防ぎ、肌をみずみずしくキープしていくのです。

そのため、一年中、肌をみずみずしく、モッチリ肌で過ごせますよ。

セラミド配合化粧品

美肌に導くセラミド配合化粧品の選び方まとめ

肌内部の水分を保持して、外からの刺激から肌を守るのに重要なセラミド。このセラミドは美肌のカギを握る美容成分でもあります。

このセラミドは、肌内部の水分が蒸発するたびに失われていきます。そのため、外からも化粧水で補給することが大切です。

また肌内部を水分で満たし続けることで、ターンオーバーを正常にキープして、新たなるセラミドを生みだすこともできます。

セラミド配合化粧品を選ぶ際は、その原料にも着目していきましょう。より、私たちの肌内部にもつセラミドと似た構造のものを選ぶのがオススメです。

さらに、化粧品の配合成分の記載を見た時、より上にセラミドの記載があり、テクスチャーがしっとりしているものが、セラミドが多く配合されている目印。

そして、セラミドと相性の良い美容成分配合の化粧品を選びましょう。ヒアルロン酸やエクトインなど保水力の高い美容成分がオススメです。

また、セラミドの自然生成を促進させるクランベリー種子油配合の化粧品も検討してみてください。

効果の高いセラミド化粧品を選び、効率的に、効果的に美肌をつくりキープしていきましょう。

美容心理士から見た「セラミド」のカラーセラピー

栄養成分を取り入れてくれるカラーは、ピンク

セラミド化粧品

ピンク色をイメージしながら化粧水や乳液を塗ると補給効果が高まります。

またはピンクの小物を洗面台に取り入れてみてください。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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