【正しいヘアケア方法】ツヤなし、ハリなしを解消するシャンプーの仕方はコレ!
最近、髪にツヤがなくなった、ハリがなくてヘアスタイルが決まらない、などと感じることはありませんか?
髪がツヤを失い、パサパサになるのは、髪の内分から水分が失われることによって、髪本来のしなやかさが失われてしまうから。
また、ハリ、コシがなくなって、髪のボリュームがぺちゃんこになってしまうのは、年齢やストレスによって、頭皮の血流が低下していくからです。
美容室やヘッドスパに行かなくても、自宅ケアの見直しだけでできる、ツヤ、ハリ、コシのある美髪ケアの方法をお伝えします。
ハリ、コシ、ツヤがあるだけで、見た目年齢はマイナス5歳!?
髪にツヤ、ハリがあるだけで、年齢よりもずっと若く見られることがあります。
以前、某ヘアケアメーカーの実験でこんなものがありました。同じ年齢の女性を数人集め、髪にツヤのある人とない人を混ぜて後ろ向きに並べ、通りかかった人に見た目年齢を聞いていくというものでした。
結果として髪にツヤのある女性の方が若く見られるのは当然ですが、その見た目年齢の差は、なんと5歳以上もあったというので、私も驚いた記憶があります。
ハリ、コシのあるツヤ髪は、若々しく見せるための女性の武器と言っても過言ではないのです。
ツヤがなく、パサつく髪になるワケとは?
紫外線やエアコンで水分が減り、髪の内分に隙間ができると、髪は硬くゴワつくようになります。髪はしなやかさを失い、広がり、静電気を起こしやすく、キューティクルを傷つけるのでツヤもなくなります。さらに、傷ついたキューティクルの隙間から、内部の水分がどんどん抜けていくので、パサつきはますます進行してしまいます。
パサついか髪は、毎日のシャンプーとブローでかなり改善できますので、さっそく試してみてください。
思わず触りたくなる、しなやかなツヤ髪を作るシャンプー方法
洗髪でまず大切なのは、シャンプーの前におこなう2つケアです。
ひとつは、軽くブラッシングをすること。髪のからまりを解くのと同時に、適度に頭皮をマッサージし、毛穴についた汚れを落としやすくします。
もうひとつは、シャンプー前に地肌までしっかりと濡らすことです。
この2つをするだけでも、汚れの6割が落とされるのです。それに、シャンプーの泡立ちも良くなるので、すすぎ残しを防ぐことにもつながります。
●正しいシャンプーの仕方●
➀地肌まで濡らす
40℃以下のぬるま湯でしっかり地肌まで濡らします。後頭部は下を向いておこなうとラクです。
➁シャンプーは3カ所におく
1回の量はロングヘアの場合500円玉ほどを目安に。頭頂部、左右の側頭部からやや上の3カ所におきます。
③手のひらで泡立てる
泡立てる時は手のひらで。しっかりと泡立ててから地肌に泡を押し込むようにします。
④指の腹で地肌を洗う
地肌やキューティクルを傷つけないように、必ず指の腹でマッサージするように揉み洗いします。爪を立てて洗うのは絶対にNGです。
⑤髪の表面、毛先は泡でクシュクシュっと
髪の表面の汚れは、泡の洗浄剤だけでも落とせるので、ゴシゴシとこすらずに、泡のクッションでクシュクシュッと軽く揉むだけでOKです。
⑥すすぎはしっかり
40℃以下のぬるま湯で、すすぎ残しのないように洗い流します。後頭部にもシャンプー剤が残らないように、下を向いて念入りに。
⑦コンデショナーを根元からつける
量は500円玉大。根元から毛先に向かってつけます。
⑧コームで頭皮に直角に伸ばす
コームは地肌に対して直角に当てて、毛先まで伸ばします。これにより、むらなく全体に美髪成分が行きわたります。その後、洗い流します。
大きく差がつく、ドライ&ブロー方法
パサつく髪の原因は、毛先ばかりドライヤーを当てること。ツヤ髪をつくるには、根元をしっかり乾かし、乾燥しがちな毛先は余熱や冷風で乾かすのがポイントです。
●正しいドライヤーのかけ方●
➀タオルドライは頭頂部を押さえながら
髪は濡れている状態が一番傷つきやすいので、タオルで髪そのものをゴシゴシ擦るのは避けること。片手でタオルを軽く押さえながら、反対の手で地肌の余分な水分をとるように心がけてみて。
➁ドライヤーは根元から乾かす
片手で髪をすくい、散らしながらドライヤーをあてていきます。1カ所に熱が集中しないように注意して。
③毛先をカバーしながらドライヤーをあてる
毛先を手でつかみながら、髪の中間部を揺らすようにドライヤーを当ててツヤを出していきます。
④ブラシを使って根元~中間部を伸ばす
ドライヤーを当てながら、ブラシを根元から中間部分を引っ張って伸ばします。
髪のハリやコシがなくなるワケとは?
髪の密度は加齢で減っていくため、何となくハリ不足、コシ不足を感じるようになります。
加齢による頭皮の再生能力が下がるほか、ストレスや乾燥などにより頭皮がダメージを受けることも原因のひとつ。
対策は頭皮のコンディションを整えること。
1本1本が細く、弱くなる髪を、太く成長させるためには、適度な刺激を与えて、頭皮の血流を良くすることが必要です。
今からはじめる、頭皮マッサージで髪を元気にする方法
肌と同じように頭皮も年齢とともに老化します。柔らかく、若い状態に保つには血流を改善するマッサージがおすすめです。
即効性はないのですぐに髪が変わった!という印象がないかもしれませんが、5年10年後の髪のためにも、ぜひ今から始めてください。
●髪を元気にする頭皮マッサージ●
➀ほぐす
耳の下から髪をかきあげて、指の腹を地肌に当てて上下左右に小刻みに動かします。両手が向き合うようにやると効果的。
➁押す
5本の指を広げた状態で指の腹を側頭部に当て、地肌をグッと押します。両手を使って左右対称にやると力が入りやすくなります。
③たたく
指の腹を使い、頭全体を軽くトントンとタッピングしましょう。
スタイリングで髪のハリ、コシをアップ
一番気になるのが頭頂部付近ですよね。これはブローの時のスタイリングの方法で簡単にボリュームアップできます。
●ふんわりスタイリング法●
➀根元を立たせてボリュームアップ
タオルドライした後、頭頂部部分の髪を持ち上げながらドライヤーを根元に当てます。
➁頭頂部にカーラーを巻く
カーラーを3個ほど毛先から頭頂部にかけて巻きます。(カーラーは小さい方がボリュームが出ます)
キープ力を高めるには、カーラー前にミスト状のスタイリング剤を使いましょう。
③カールをなじませる
ブローが終えたらカーラーを外し、手を使って他の髪となじませましょう。
ツヤ髪、ハリ、コシのある髪にするヘアケアのまとめ
髪の寿命は3~5年で抜け代わるといいます。一生、自分の髪と付き合っていくなら、髪の健康のためにも正しいケアを心がけていきましょう。
すぐに結果はでないものですが、5年後10年後に差が出るのは間違いないのですから。
美容心理士からみた「ツヤ、ハリ・コシ髪」へ導くカラーセラピー効果
毛髪はタンパク質ですから、コラーゲンやエラスチンの生成を活発にさせてあげることが大事です。
「赤」は血流を促し、頭皮の血行を良くしてくれる色。
「ピンク」はキューティクルを守る色。
「パープル」は混乱しり興奮した脳を鎮めて、健康な状態に整えてくれる色。
ケースバイケースで取り入れてみるといいですよ。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。