今年の敬老の日は、感謝の気持ちとともに化粧品を贈ろう
今年の敬老の日は9月18日。
あなたは、敬老の日に感謝の気持ちとともに何を贈りますか?
私のオススメは化粧品。やはり女性はいくつになっても美しくいたいもの。
そして、きれいになると自然と笑顔があふれます。
今年の敬老の日は、感謝の気持ちとともに化粧品を贈ってみてはいかがですか。
ここでは、シニア世代に最適な化粧品選びについて紹介します。
シニア世代の肌
まずは、シニア世代の肌の状態について解説します。
あなたのおじいさんやおばあさんの顔を思い浮かべてみましょう。
シワやたるみがあなたよりも目立っていることでしょう。しかし、これはシニア世代となれば、当たり前です。それは、私たちの肌や肌を支える組織が毎年歳をとっていくからです。
例えば、肌の土台ともいわれているコラーゲンは、60代以上にもなれば、ピーク時の3割ほどに減少します。
そして、ヒアルロン酸もまた、年々減少していきます。この2つの美容成分が減少すれば、自然と肌は乾燥しやすく、弾力を失い、シワができやすくなります。
また、コラーゲンなどとともに線維芽細胞でつくられる、エラストンの量も減少していきます。特にエラスチンは、ゴムに例えられることの多い美容成分。
買ったばかりのゴムは伸び縮みを柔軟におこないますが、日に日に伸びきったまま縮まなくなりますね。
この状態が、シニア世代の肌内部にあるエラスチンにも起こります。その結果、たるみやすい肌になってしまうのです。
さらに、肌を守るために大切なセラミドも年々生成量が減少します。そして、顔全体をおおい、肌にツヤとハリをもたらす皮脂もまた、年々減少していくのです。
そんな肌は、とても乾燥しやすく、また粉もふきやすくなります。シニア世代に多い肌のシワは年齢とともに刻まれるものですが、年々ひどくなる乾燥も原因の一つなのです。
そしてシニア世代の肌ということになると、女性の場合は閉経されていることになります。この閉経は美肌の素と言われる女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を急激に減らすもの。
その結果、乾燥をさらに悪化させます。さらにターンオーバーもより乱れやすく、昔のような正常なターンオーバーを保つこと自体が難しくなるのです。
そんなシニア世代の肌は、皮下脂肪までも年々失い、薄い肌へとなっていきます。薄い肌は、非常に敏感で傷つきやすいもの。
肌老化の原因である紫外線の被害も受けやすくなります。その結果、シワやシミ、乾燥を促進させ、エイジングトラブルに悩まされるようになります。
シニア世代にオススメ化粧品
シニア世代の肌にあった、プレゼントに最適な化粧品とはどんなものでしょうか?
これまでの肌の状態の話を聞くと、エイジングケア成分をたっぷり配合した化粧品が最適なように感じますね。
しかし、エイジングケア成分の前に、シニア世代も保湿が最も大切です。どの年代よりも保湿力が低下しているからです。
そして、紫外線も天敵です。保湿力が低下している上に、皮脂が減少していることで、紫外線などの外からの刺激にとっても敏感なのです。
そのため、シニアへのプレゼント化粧品には、以下の保湿力を高めるアイテムがオススメです。
シニア世代にオススメ保湿化粧品
肌内部のセラミドの働きと同じように、水分を層の間にはさみ込むことで保湿する美容成分が配合されているものがオススメ。
このタイプの保湿成分は、セラミドやスフィンゴ脂質、ステアリン酸コレステロールやレシチンです。
これらの成分は、数多く存在する保湿成分の中でも、高い保湿効果が期待できます。
しかし、セラミドは多種多様なセラミドがあり、抽出元によって効果にばらつきがあります。
セラミド配合の化粧品をプレゼントする際は、バイオセラミドやラズベリーセラミドのように肌内部のセラミドと構造が近いものを選びましょう。
高い保湿機能が期待できるほか、シニア世代の肌に負担をかけることなく、毎日のケアに取り入れられます。
ラズベリーセラミドをたっぷり配合した「麻布十番塩澤式エスティングシリーズ」は、シニア世代のお客様にも愛用。安心して選べる一品ですよ
シニア世代にオススメ化粧品
そして、シニア世代の化粧品には、女性ホルモンの代わりをしてくれる成分も配合されていると、なお良いでしょう。
シニア世代は、閉経も手伝って、美肌ホルモンとも言われるエストロゲンの分泌が少なくなります。その結果、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
最も有名な女性ホルモンと似た働きをする成分といえば、大豆から抽出する「イソフラボン」ですね。
これ以外にも「アカツメクサ花エキス」や「プエラリア」など、さまざまな成分があります。
保湿効果とともに、これらの成分が配合されていることで、より良い肌へと導いてくれますよ。
シニア世代にオススメメイクアイテム
またプレゼントにメイクアイテムも良いでしょう。
最近では各メーカーからシニア世代を対象にしたメイクアイテムがお手頃な値段で販売されています。
「シニア世代向けメイクアイテム」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
まるで「エイジングケア成分がたっぷり配合されている、なんだかすごいもの」のように感じますが、そうではありません。
シニア世代のメイクアイテムとは、光の効果でシワやくすみ、シミなどを目立たなくさせるアイテムが多いのです。
さらに、難しいテクニックを使わず、良い仕上がりにしてくれるものが多いです。
そして、何よりも乾燥しやすいシニア世代の肌を守ってくれる保湿効果も、必須配合と言っていい効果の一つですね特徴です。
ぜひ、メイクアイテムを選ぶ際は、対象年代をメインに開発されているブランドを選びましょう。
シニア世代の化粧品選びの注意点
シニア世代の肌は、乾燥肌の方が多く、皮脂も少なくなっています。そのため、外からの刺激にも弱く、敏感です。
そのため、あまり刺激の強い化粧品はオススメできません。また多くの化粧品をアレコレ使用するのではなく、シンプルなケアがオススメです。
中でも、アルコールを多く含む化粧品には要注意。化粧品内のアルコールが蒸発するときに、肌の水分とともに蒸発し、肌の乾燥を促してしまうのです。
また、保湿化粧品によく配合されている尿素もシニア世代には不向き。ただでさえ薄くなってしまっている角質を、溶かす働きがあるからです。
肌が硬く、ヒビ割れているようなヒジやヒザ、カカトには最適ですが、顔の肌には必ずしもそうではないことを覚えておきましょう。
敬老の日は、感謝の気持ちとともに化粧品をまとめ
シニア世代の肌は、とてもデリケート。そのため、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなっています。
プレゼントの化粧品を選ぶ際には、特に保湿効果の高い化粧品を選びましょう。セラミドのように水分を層の間にはさみ込むことで保湿する美容成分がたっぷり配合されていることが大切です。
さらに、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンなどの植物由来成分が配合されているといいですね。
そのほか最近では、シニア世代向けと明記したメイクブランドも多くなってきました。そんな中から、プレゼントを選ぶのも良いでしょう。
ぜひ、今年の敬老の日は感謝とともに、化粧品をプレゼントしてみましょう。
美容心理士から見た「シニア世代」のカラーセラピー
プレゼントといえば、プレゼントの内容だけではなく、ラッピングも大切。
ラッピングをお願いする際は、ぜひリボンは赤を選びましょう。
赤には、活力、エネルギーを表し若返り効果があります。スキンケアのやる気もUPすること間違いなし!です。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。