混合肌から健やかな肌へ!毎日のスキンケアに正しいケアを
さまざまな肌質が混在する混合肌。
混合肌は体質だと思っている方も多いようですが、そうではありません。
乾燥やストレスなどさまざまな原因が重なり引き起こしているのです。そのため混合肌は改善することができます。
混合肌を改善に導くには、正しいスキンケアの知識が大切。
ここでは混合肌のスキンケアについて紹介します。
これをきっかけにスキンケア方法を見直し、健やかな肌を手に入れてください。
混合肌のスキンケアにはセラミドを
部分によって、肌質が異なる混合肌の方は、それぞれの肌質に気を配るあまり、スキンケアを複雑にしている方も少なくありません。
しかし、混合肌でもスキンケアで大切なことは同じです。
肌質に関わらず、乾燥を防ぎ、保湿することが大切なのです。混合肌、ことオイリー肌の皮脂は、肌の乾燥からくる場合が多いのです。
そのため乾燥肌でもオイリー肌でも「たっぷりの水分と保湿成分を肌に補給する」ことが大切。
そうすることで、トラブルの少ない普通肌へと導くことができるのです。
普通肌に導くためには、肌内部に水分を閉じ込める「保水成分」を補給することが大切です。それがセラミド。
セラミドは肌内部に存在する保湿成分です。
角質はレンガのように層をなして構成されていますこのレンガ構造が、保湿機能とバリア機能を担うのです。
これらの「レンガ」をつなぎ合わせる「セメント」の役割をしているのが、細胞間脂質。
細胞間脂質が少なくなると、レンガ構造が保てずに肌が荒れ、肌トラブルを引き起こすのです。
細胞間脂質を形作る主成分がセラミドです。
つまり、セラミドを補給することで細胞間脂質を強化することができるのです。
細胞間脂質を強化すれば、肌は潤いを保つ力が上がるということ。
結果、セラミドの補給は、肌の乾燥を防ぐ上でとても重要です。
スキンケアには、セラミドがたっぷり入った化粧品を使用するのがカギ。
乾燥がひどい部分は、普段使用している乳液を重ね塗りしてみましょう。
それでも乾燥する場合は、クリームやオイルを乳液後に加えてみてください。
スキンケアに取り入れたいオススメのセラミド
最近では、化粧品に配合されるセラミドの種類も豊富。植物から抽出したセラミドに始まり、石油抽出のセラミド、人工合成されたセラミドまでさまざま出ています。
種類によって、肌に即効性があるか、肌なじみが良いかはもちろん違います。
混合肌のスキンケアに取り入れていただきたいのは、ラズベリーから抽出された「ラズベリーセラミド」。
人間の肌に存在するセラミドに近い構造を持つことから、即効性が高く、肌なじみも良いのです。
さらに低刺激なため、乾燥肌部分でもオイリー肌部分でも安心。肌質に関係なく顔全体に使えます。
私のサロンでは、混合肌のお客様にも、ラズベリーセラミド入りの「麻布十番塩澤式エクトインシリーズ」をお使いいただいています。
毎日のスキンケアに使用することで、肌トラブルが少なくなったと好評です。
スキンケアの中で混合肌のサインとは
混合肌は部分ごとに肌質が異なりますから、自分が混合肌であることに気付きにくいのも特徴のひとつ。
混合肌では、オイリー肌特有のテカリに目が行き「私はオイリー肌なんだ」と感じます。
あるいはカサカサ肌特有のヒリヒリ感が心配で「私は乾燥肌なんだ」となりがちです。
どちらかだけのケアを重視していると全体の肌を悪化させることも少なくありません。
肌トラブルが頻発するようになって、初めて「混合肌かな?」と自覚することも多いのです。
特に、スキンケアでオイリー肌を重視する方はサッパリタイプの化粧品で揃えがちですが、これでは乾燥肌を加速させてしまします。
まずは、肌が出すサインを見逃さないことが大切。鏡の前でよく自分の肌を見てみましょう。
ニキビ部分とガサガサ肌が混合していませんか?
顔を包んでみてください。粉をふいている部分や、キメが荒くなっている部分はありませんか?
混合肌を悪化させると、深刻な肌トラブルを引き起こします。
乾燥部分は皮膚がめくれ、オイリー部分はニキビや吹き出物を招き、治るまでにも時間がかかります。
肌はちゃんと、肌質の異変が起こるとサインを出してくれます。
ガサガサや赤みなどを見逃さないように、スキンケアの時間は鏡で自分の顔をしっかりと見て、自分の肌と向き合う時間を取り入れていきましょう。
混合肌はスキンケアだけではなく生活習慣も見直そう
混合肌は乾燥だけではなく、ストレスや生活習慣によるホルモンバランスの乱れや、紫外線でも引き起こされる可能性があります。
混合肌の予防と改善のためには、スキンケアと合わせて、以下のことにも気を付けてください。
スキンケアとともにホルモンバランスの乱れに注意
ホルモンバランスの乱れは、混合肌の原因のひとつ。ストレスは自律神経を乱し、ホルモンバランスを崩します。
また、月経周期もホルモンバランスを崩す原因のひとつ。
アルコールの飲みすぎやタバコの吸い過ぎも、内臓の機能を弱め、ホルモンバランスを崩す原因になります。
アルコールの飲みすぎやタバコの吸いすぎ自体、やはりストレスが原因の場合が多いですね。
ホルモンバランスを崩さないためにも、ストレスを溜めない生活が大切です。ストレスを解消する方法を3つほど確保できるといいですね。
今すぐ見つからない方は、ゆっくり浸かれる入浴やたっぷりの睡眠がオススメです。
スキンケアとともに紫外線に注意
混合肌のもうひとつの要因は、紫外線。紫外線は、肌に深刻なダメージをあたえる大敵です。
紫外線でダメージをうけた肌は、ダメージから肌を守ろうと普段より多く皮脂を分泌させます。
肌表面に皮脂を浮かせることで油分のバリアを張ろうとするのです。
天気が良い日を思い出してみましょう。鼻やおでこがベタベタしてきませんか?
これは汗をかいているのではなく、顔の中で紫外線を浴びやすい部分を守ろうと皮脂が分泌されているのです。
皮脂の過剰分泌が続けば、皮脂が酸化して肌トラブルの原因ともなります。
特に春に近づくこの季節は、どんどん紫外線の量が増してくる時期です。スキンケアには紫外線対策を必ず取り入れていきましょう。
屋内でも窓などを貫通して紫外線は降り注いでいるので、必ず日焼け止めは塗ってくださいね。
毎日の混合肌のスキンケアに正しいケアをまとめ
混合肌のスキンケアは、基本的にほかの肌質とかわりません。たっぷりの水分を肌に補給して、保湿することが大切です。
そのためにも、スキンケアの化粧品にはセラミドがたっぷり配合されているものを取り入れていきましょう。
また、混合肌に陥る前、肌はサインを出しています。スキンケアの時間には自分の肌と向き合い肌をチェックする時間も取り入れていきましょう。
そして、もうひとつ。スキンケア以外にも生活習慣も見直すことが大切です。混合肌はホルモンバランスの乱れが深く関係しています。
ホルモンバランスを乱す原因はストレス。ストレスを溜めず、適度に解消できるライフスタイルを目指していきましょう。
その結果、混合肌から健やかな肌を手に入れることができるはずです。
美容心理士から見た「スキンケア」のカラーセラピー
スキンケアの時間に肌が出すサインを気づきやすくしてくれるカラーがあります。それが白。
白色は正直な気持ちになり等身大の自分に気づけるカラーです。あなたの心の声とあなたの肌に耳を傾けてください。
そうすることで、混合肌のSOSにも早く気づけることでしょう。
ナイトウェアに1着、白を取り入れるのが、オススメ。
夜のスキンケアの時間にじっくり自分と向き合うことができますよ。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。