【ニキビ肌の乳液】ニキビのない素肌へ!大人ニキビを治す乳液とは?
顔にポツポツと現れる大人ニキビ。
「大人になってから今までできたことがなかったのに、今になってなぜ」と思われている方も多いのではないでしょうか?
大人ニキビは、悩みの種。
そこでここでは、大人ニキビの原因と改善へと導く乳液の選び方について紹介します。
効果的な乳液を取り入れ、大人ニキビと無縁になりましょう。
大人になってもニキビが出てくる原因
大人ニキビの原因は、毛穴の中に皮脂がたまり、毛穴が詰まってしまうところから始まります。
その原因はさまざま。まずは、大人ニキビのできる原因の中でも多い4つの原因について解説します。
大人ニキビの原因:皮脂の過剰分泌
毛穴詰まりを引き起こす原因のひとつが「皮脂の過剰分泌」。皮脂の過剰分泌はホルモンバランスの乱れによって引き起こされます。
ホルモンバランスが乱れる理由はさまざま。
ストレスを感じたときや睡眠不足になるとホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの働きが優位になって皮脂を過剰分泌させます。
さらには、生理の後半に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)は、男性ホルモンと構造が似ています。
そのため生理の後半になると皮脂を過剰に分泌することがあります。
バランスの悪い食事もまた、過剰な皮脂分泌につながります。
とくに動物性脂肪や糖質を摂りすぎると、皮脂腺を刺激してしまい、過剰分泌を促進させる恐れがあるので気をつけましょう。
また、ビタミンB2とB6は皮脂の分泌をコントロールしてくれる大事な栄養素。
不足してしまうと、皮脂の過剰分泌につながります。
大人ニキビの原因:肌の乾燥
肌の乾燥とニキビは無縁のように感じますが、実は大人ニキビを引き起こす原因のひとつが「乾燥」。
乾燥した肌は角質が硬くなりますから、毛穴が開きにくい状態になっています。
毛穴が開きにくいのに皮脂は分泌されますから、行き場のない皮脂が毛穴の中でどんどんたまってゆきます。
結果、毛穴の中で皮脂が詰まり、アクネ菌が過剰に繁殖してニキビとなってしまうのです。
さらに乾燥した肌はバリア機能も低下して、外からの刺激を受けやすい状態。
肌自身のバリアが弱まっていることに気づいて、低下したバリア機能を補おうと角質がより厚く、硬くなる「過角化」を始めます。
「過角化」した肌は、毛穴の入り口をきっちり塞いでしまうので、ニキビが増え続ける悪循環を引き起こし、さらに悪化させてしまうのです。
間違ったスキンケアを続けると乾燥を促進させ、肌の「過角化」を引き起こすモト。気をつけましょう。
大人のニキビの原因:角質の異常、過角化
上の項目でも紹介した角質の異常「過角化」。
この過角化は、ターンオーバーの乱れやバリア機能の低下で、角質が異常に厚みを増していく現象です。
実は、乾燥だけでなく、紫外線による活性酸素の増加も過角化スイッチのひとつ。
またバランスの悪い食事も過角化のもとです。
肌の新陳代謝を促すビタミンAやビタミンB群が不足すると、肌のターンオーバーが乱れて過角化を引き起こすので、注意しましょう。
大人のニキビの原因:クレンジング不足
「メイクのクレンジング不足」は、残った化粧品が毛穴をふさいでしまうので、大人ニキビの原因となります。
特にミネラルファンデーションやリキッドファンデーションはカバー力が高い一方、毛穴の奥までファンデーションが入り込むもの。
そのためクレンジングをしっかりやらないと、残ったファンデーションが毛穴を詰まらせてしまいます。
肌に良いとされているファンデーションでも、毛穴に蓄積を続ければ、ニキビの原因や肌トラブルの元となるので注意しましょう。
ニキビだからこそスキンケアに乳液を
大人ニキビに悩む方は、油分を含む乳液やクリームを敬遠しがちですね。しかし、化粧水だけでは肌のお手入れは不十分。
乾燥や角質異常を引き起こし、大人ニキビを悪化させてしまいます。
化粧水や美容液の水分を肌に閉じ込める乳液やクリームは、実はとても有効な対策。油分が気になる方には、乳液がオススメです。
乳液には、水分と油分がバランスよく配合されています。
そのため水分補給をおこないつつ、配合された油分が、しっかりと補給した水分を肌に閉じ込めてくれます。
ただし、乳液を使用していて、ベタつきを感じる場合は要注意。乳液がベタつく時は、肌にあっていない証拠です。
使用する前にパッチテストをおこない、自分に合うかどうかを確認してから使用するように心掛けましょう。
ニキビ肌へオススメ。乳液の選び方
大人ニキビに大切なのは、たっぷりの水分補給と保湿。水分は角質だけでなく、毛穴も柔らかくしてくれます。
さらに肌内部に水分を入れてあげると、角質層も強化され、バリア機能を高めてもくれます。
大人ニキビに悩む時こそ、スキンケアの仕上げに乳液を取り入れてください。
乳液選びには、下記の美容成分が入っているものがオススメ。
実際に私のサロンで使用している「麻布十番塩澤式エクトインシリーズ」の乳液にも、紹介する美容成分が含まれています。
自宅のケアにも取り入れていただくことで、ニキビ肌の改善につなげていただいています。
大人ニキビの乳液選び:セラミド
「セラミド」は肌のバリア機能や保湿機能を担う大切な美容成分。
セラミドが不足するとバリア機能も保湿機能も低下するため、ニキビの原因になり、またできてしまったニキビをさらに悪化させる原因にもなります。
またセラミドは水に溶けにくい性質を持つことから、適度な油分を持つ乳液で、しっかり補給してあげることが重要。
セラミドには色々な種類があります。
中でも「ラズベリーセラミド」や「バイオセラミド」など、私たちが肌内部にもつセラミドと構造が似ている成分がオススメです。
他のセラミドに比べて、より早く効果を実感できるでしょう。
大人ニキビの乳液選び:ハマメリス水
マンサク科植物であるハマメリスから抽出した「ハマメリス水」。
毛穴の引き締め作用や抗菌作用、抗炎症作用を持つハマメリス水はニキビ肌の強い味方です。
優れた収れん作用があるため、ニキビによって開かれた毛穴を正常な毛穴へと導き、キメの細かい肌へと修復していきます。
さらには、ニキビの炎症やダメージ、赤みにも有効です。
大人のニキビの乳液選び:ダマスクローズ
「ダマスクローズ」の香りには「幸福感」「愛」「優しさ」を心に届ける作用があります。
大人ニキビは、さらなるストレスの原因やネガティブな気分の元になるものですよね。
ダマスクローズの香りでストレスから解放されましょう。
また、ストレスで乱れやすい女性ホルモンのバランスにもダマスクローズの香りが有効。
乳液は、ダマスクローズの香りが溢れるものを選んでみてください。
大人ニキビを改善へ導く乳液まとめ
大人ニキビを引き起こす原因は以下です。
●皮脂の過剰分泌
●乾燥
●角質の異常、過角化
●クレンジング不足
まずは原因を知り、正しい知識で備えてください。そしてスキンケアには、ぜひ乳液を。
乳液には、以下の美容成分配合のものを選んでください。
●セラミド
●ハマメリス水
●ダマスクローズ
普段からニキビを防ぐよう心がけ、もしできたら万全の乳液対策で退治。ニキビ知らずの肌を手に入れましょう!
美容心理士から見た「ニキビ肌」に最適なカラーセラピー
サロンのお客さまの中にも、ニキビでお悩みの方が沢山いらっしゃいます。
その時に皆さんにお伝えしているカラーがピンク色。
ピンクは女性らしさ、幸福感を高めます。
なぜならピンクは、幸福ホルモンである「エンドルフィン」を分泌してホルモン分泌を促進させてくれるからです。
ハッピーな気分は、自然とニキビを改善へと導いてくれる助けになります。
化粧水や乳液を使用するときに、ぜひピンク色をイメージしていきましょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。