麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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背中ニキビ

春から夏に向けて、ボディが気になる方が増えてきます。ダイエットしなくては!と意気込む方と同じくらい増えてくるのが、背中ニキビの悩み。夏に向けて水着など露出が増えてくることで、背中トラブルが気になる方が多くなります。

背中ニキビは少しの工夫で、予防と対策ができるもの。ここでは、背中ニキビの原因と3つの対策テクニックについて紹介します。原因と対策を知れば、怖いことはありません。今年こそ、背中美人を目指しましょう。

背中ニキビ

背中ニキビの原因

実は、背中は体の部位の中でも、皮脂腺が多い部分。そのため、体の中でもニキビが発生しやすい場所です。背中ニキビができてしまう原因のひとつが、背中の皮脂や汗。常に衣類で蒸れやすく、就寝時に寝具と密着する背中は、皮脂や汗の影響で毛穴が詰まりやすく、ニキビの原因につながるアクネ菌や、そのほかの雑菌を繁殖させ安いのです。

また背中は、体を洗う際にゴシゴシと洗いやすい部分でもありますね。このゴシゴシ洗いは要注意。背中の角質を厚くしてしまう恐れがあります。角質が厚くなれば、毛穴が詰まりやすくなり、背中ニキビができやすくなってしまうのです。

また、入浴時のシャンプーやトリートメントのすすぎ残しにも注意しなければなりません。シャンプーなどのすすぎ残しは、寝ている間に雑菌を繁殖させ、背中ニキビにつながってしまうのです。

そして背中ニキビは、顔などにできるニキビと同じように、食事の栄養バランスの偏りやホルモンバランスの乱れも原因。また背中の皮膚の乾燥や紫外線によるダメージも、背中ニキビを招きます。さらには、睡眠不足やストレスでさえも背中ニキビの原因となってしまうのです。

では背中ニキビをどのように予防、対策すればよいのでしょうか?

背中ニキビ対策の基本は、背中を清潔に保つこと、そして保湿を徹底することです。ここからは、背中美人になるための3つのテクニックを紹介します。

背中ニキビ

背中ニキビに!正しい背中の洗い方

すぐにできる背中ニキビ対策のテクニックが、背中の洗い方を見直すことです。背中ニキビを防ぐためには、背中を清潔に保つ必要があります。

だからといって、背中をゴシゴシと力いっぱい洗うのはNGです。ゴシゴシ洗うことは、肌にダメージを与え、ニキビが発生しやすい角質を厚くします。さらに乾燥を促進するため、さらなる角質トラブルを生む恐れがあるのです。

背中を洗う際は、顔を洗うようにしっかり泡だてた泡で、なでるように、手で包み込むように優しく洗うのが基本です。泡立てず、ボディーソープをつけただけの手で、背中をソープで洗うのはNG。洗剤成分が濃いままのため、乾燥やニキビの原因になります。注意してくださいね。

そして使用するタオルなどにもひと手間を。ナイロンや化学繊維でできた洗体用のタオルは、よく泡立ちますが、肌への摩擦が強いです。背中ニキビ対策には、手や綿、天然繊維などの肌への刺激が少ないもので洗うのがオススメです。

さらに泡をすすぐ際も、ぬるま湯で流すようにしてください。40度以上のお湯は、乾燥を促進させ、背中ニキビのリスクを高めるので、くれぐれも注意しましょう。

また、シャンプーなどのすすぎ残しを防ぐのも、効果的な背中ニキビ対策です。背中は、自分の目から見えない部分のため、うっかりすすぎ残しが多い場所です。背中ニキビを防ぐためにも、背中部分は特に丁寧なすすぎを心がけましょう。

より背中ニキビ対策を強化するのであれば、体の上から洗っていくのがオススメです。髪を洗ったあとに体を洗えば、その逆から洗う方に比べ、すすぎ残しのリスクが低下します。

石鹸にピーリング作用のあるものを定期的に取り入れるのがオススメです。ピーリング作用のある石鹸は、AHA(フルーツ酸)や酵素が含まれるもの。厚くなりやすい背中の古い角質を定期的に取り除くこので、背中ニキビ対策ができます。ぜひ参考にしてくださいね。

背中ニキビ

背中ニキビに!保湿ケア

背中ニキビ予防には、化粧品を使用してしっかり保湿することも大切です。とはいえ、背中は自分の手がなかなか届きにくい場所。そのため、化粧品を塗るのも一苦労な部分ですね。

そんな背中には、化粧水を入れたスプレーボトルで吹きかけるのがオススメです。その後、乾燥している部分には、ボディミルクやボディクリームを手で塗布しましょう。化粧水を先に使用することで、伸びがよくなり、ボディミルクやボディクリームが手で塗りやすくなりますよ。

背中に使用する化粧水には、ニキビ予防に効果的な「フラーレン」や「ビタミンC誘導体」がオススメです。特にビタミンC誘導体は、皮脂の分泌を抑える作用や美白作用、新陳代謝を促す作用があり、背中ニキビの予防だけではなく、ニキビ跡にも効果的です。

また雑菌が繁殖しやすい背中には抗菌作用に優れているハマメリス水も最適です。ハマメリス水には、毛穴を引き締める収れん作用や抗酸化作用、抗炎症作用まであります。できてしまったニキビの炎症を和らげるのにもオススメです。背中ニキビを防ぐためにも、背中にも水分と保湿成分をしっかり補給してくださいね。

背中ニキビ

背中ニキビに!睡眠を

背中ニキビ対策の最後のテクニックはより良い睡眠を心がけることです。睡眠は美肌に欠かせないもののひとつ。肌が修復、再生するのが、この睡眠の時間なのです。

睡眠不足や睡眠の質が悪いと、この肌の修復と再生がうまく機能しません。肌のターンオーバーを乱し、背中ニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまうのです。さらに睡眠不足や質の悪い睡眠は、肌の免疫力も低下させてしまいます。肌の免疫力が低下すれば、雑菌の繁殖が進み背中ニキビを悪化させる恐れもあるのです。

またより良い睡眠には、ストレスの緩和作用があります。実はストレスと背中ニキビにも深い関係があるのです。ストレスが溜まっていると、交感神経が活発になり、ニキビの原因となる糖質コルチノイドを生成してしまうのです。

そのため、背中ニキビ対策には、肌を清潔に保つこと、保湿することと並行して、より良い睡眠が背中ニキビ対策に欠かせません。より良い睡眠をおこなうには、規則正しい生活を心がけることが大切です。できるだけ毎日、同じ時間にベッドに入り、7時間ほどの睡眠を心がけたいですね。

またより良い睡眠のためにも、背中ニキビ対策のためにも、パジャマ選びが重要です。就寝中、私たちは必ず汗をかきます。その汗をかきやすい部分が背中です。そして背中は汗をかきながら寝具と密着しているため、とても蒸れやすくなっています。だからこそ、通気性や吸収性のよいパジャマがオススメです。

そういった素材のパジャマを選ぶことは、背中ニキビ対策だけではなく、より良い睡眠がとれる最適の温度と湿度への調整もしやすくなります。ちなみに就寝時に快適とされる温度は23度、湿度は50%前後です。

現在、パジャマはデザインも素材もさまざまなものが販売されていますね。しかし肌ざわりのよくない、ゴワゴワしたナイロン素材やポリエステルのものも多いです。通気性、吸水性に優れ、肌触りも心地がよい素材は綿やシルク素材。さらに適度にゆったりとしたサイズがオススメです。

近年では睡眠化学の研究も進み、研究に基づいたパジャマの販売もありますね。背中ニキビを対策するためにも、より良い睡眠を心がけ、パジャマも工夫してみてくださいね。

背中ニキビ

背中美人から教わる3つのテクニックまとめ

背中ニキビ対策テクニックの基本は、背中を清潔に、そして保湿を心がけることです。

今回紹介した、背中の洗い方、保湿方法、そして睡眠の3つのテクニックをぜひ試してみてください。今年の夏は背中美人で、ファッションを楽しみましょう。

美容心理士塩澤麻衣による「背中ニキビ」まとめ

時間がない、疲れたからと体を洗う時間を短縮、手早くしてしまうとしっかり汚れが落ちずにニキビの原因に。浴室に座る椅子を置いて念入りに洗うようにしましょう。

背中ニキビ

座って洗うとゆっくり深呼吸できて入浴のリラックス効果も高まりストレスによる皮脂過多の予防になり、背中ニキビになりにくくなります。椅子を置けない方は体を洗うときに深呼吸してみて。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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