鬼は外!今年の節分は正しい洗顔で邪気を払い美肌になる
2月3日は節分ですね。節分といえば、豆まきで「鬼」を家から追い払う風習があります。これは節分ならではの邪気払い。
邪気は気分だけではなく、肌トラブルの原因になることも。今年の節分は豆まきの邪気払いだけではなく、肌の邪気払いも取り入れましょう。
簡単なのが、正しい洗顔による邪気払い。洗顔はスキンケアの基本です。正しい洗顔は清潔にするのはもちろんのこと、乾燥を防ぐ効果も。今年は節分に正しい洗顔を取り入れ、美肌を手に入れましょう。
節分とは
「節分」とはどんな日で、どんな意味を持つのかご存じでしょうか?
豆をまき、邪気を払う日とされていますが、そこにどんな歴史があるのか知らない方も多いでしょう。まず「節分」について復習していきましょう。
節分とは、年に4回ある季節の節目「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことを指していました。このなかの「立冬の前日」は旧暦では大晦日にあたる年の節目として、とても大切な日とされていました。
中でも「立冬の前日」は、今の節分にあたる2月3日あたりの日でした。その風習が現代に引き継がれ、節分が2月3日とされています。そして、この日に豆まきをする風習も、昔の考えから受け継がれています。
昔は季節の節目に邪気が入りやすいと言われていました。特に年の分かれ目、大晦日にあたる日は、さまざまな邪気が入ってくるとされており、さまざまな邪気払いがおこなわれていたようです。
その一つが豆まき。そして、節分ならではのイワシの頭と柊で飾り付けする文化もこの邪気払いのひとつです。
これらをおこない、邪気を払って新年を迎える行事が、節分の源流なのです。日にちは随分と変わりましたが、一年の幸福を願う事は変わりません。2月3日の節分は、今でも日本の大切な行事の一つです。
正しい洗顔で邪気払い
風水では、部屋の隅に邪気がたまりやすいと言われていますね。邪気は空気や流れが滞る場所やマイナス要素を持つ物、人、場所、そして汚れている場所にも入りやすいと言われています。
じつはその邪気が入りこみやすい場所のひとつに肌があげられます。特に、乾燥している肌は弱っているので要注意。乾燥した肌は、ターンオーバーが乱れ、本来剥がれ落ちるはずの古い角質が肌にたまります。
そしてどんどん角質が厚く、硬くなり、体を流れる「気」を滞らせてしまうのだとか。そんな肌は、邪気が好みやすい場所。
また東洋医学では、ウイルスや細菌、ストレスや紫外線など、さまざまな病気のもとや肌トラブルのもとも「邪気」と呼ばれています。「邪気」というと、スピリチュアルなイメージがありますが、「人間を弱らせる悪いもの」と考えれば、納得しやすいですね。
このいろいろな邪気を、現代的な方法でもしっかり払うことが大切です。
この邪気払いのひとつが洗顔です。洗顔をしっかりおこなうことで、余分な角質をはがし、ウイルスや細菌も洗い流せるのです。しかし、この洗顔方法を間違えてしまえば、乾燥肌を招き、より邪気の好む肌になってしまいます。
洗顔は正しい方法が大切です。
まずは洗顔に使用する水の温度に注意しましょう。この時期は特に寒く、手が冷えていることから、洗顔に使用するお湯の温度も高く設定しがちです。熱いお湯は皮脂を取りすぎてしまうため、乾燥肌の原因になります。
一方、冷たすぎる水は余分な皮脂を洗い流してくれません。少しひやっと感じる32度ほどのぬるま湯であることが重要です。正しい温度を心がけましょう。
そして、洗顔の頻度と泡も大切。洗顔は1日、朝と夜の2回で十分です。それ以上の洗顔回数は、肌の乾燥を招くので注意しましょう。また洗顔はたっぷりの泡で洗うのが重要。
手が直接肌に触れないようにたっぷりの泡で優しく洗うことで、邪気を洗い流しつつ、美肌に導くことができます。
そして、くれぐれも、シャワーですすがないようにしてください。シャワーの刺激は、肌には少々刺激が強いもの。正しい洗顔をしていても、シャワーの勢いあるお湯で流してしまえば肌にダメージを与えることも。
必ず洗面器などにぬるま湯をはって、洗顔をおこなうように心がけましょう。そして、すすぎ残しのないようにしっかり、すすぎましょう。
また、正しい洗顔後は一刻も早く保湿ケアが肝心です。保湿ケアを怠るとみるみるうちに肌が乾燥してしまいます。正しい洗顔、正しい保湿で肌を美肌へと導いていきましょう。
入浴でも邪気払い
節分は、入浴でも邪気払いをしてみましょう。
日本では邪気払いの風習として、盛り塩や塩を体に振るなど「塩」が取り入れられることが多いですね。 神棚にも塩を盛る文化が古来より続いています。
そして塩を神聖なものとしているのは、日本だけではありません。ヨーロッパなどでも、昔から魔除けに塩などが用いられています。そんな塩で、簡単に全身の邪気払いをする方法があります。それが入浴です。
入浴時に塩をお湯に溶かし入浴するだけです。量は、最初は50g~100gを目安にしましょう。そして全身お湯にしっかりつかることで、邪気払いができます。
塩は発汗作用があります。また塩はミネラルが豊富。その効果でむくみをとる効果もあるのです。また美肌効果も高いとされています。さらにピーリング効果もあり、余分な角質を洗い流してくれます。
ただし、塩は精製されていない粗塩を使う、もしくは入浴やマッサージ用に販売されている専用のアイテムを使用しましょう。
精製されているものは、肌への刺激も強く、肌トラブルの原因になる場合があります。また肌についた塩は必ずきれいに洗い流すようにしましょう。そして敏感肌やアレルギー肌は、塩が肌にしみる場合も少なくありません。痛みなどがある場合は、入浴を控えましょう。
また塩は入浴だけではなく、洗顔もオススメ。ピーリング効果があることから美白効果も期待できます。ただし、塩洗顔をおこなう頻度に気を付けましょう。塩洗顔は、美白効果が高い分、肌への刺激も高いもの。使用する頻度は月1回〜数回ほどで十分です。肌の状態を確認しながら取り入れるようにしましょう。
そして邪気を取り払い、美肌を手に入れましょう。くれぐれも、入浴後、洗顔後は肌の保湿を忘れずに。
節分は正しい洗顔で邪気を払い美肌になるまとめ
節分は昔から続く邪気払いの風習です。邪気は空気が滞る場所や物、汚れている部分や人、物に入りこみます。そして、肌も邪気が入り込む場所。いつも清潔に保ち、ターンオーバーを正常に整えつつ、角質を健康な状態に保つ必要があります。
そのために重要なのが洗顔です。洗顔はスキンケアの基本です。お湯の温度は32度ほどのぬるま湯に、洗顔の回数は朝と夜の2回に留めましょう。そしてすすぎ方も重要です。シャワーでのすすぎは要注意。
刺激が強すぎます。必ず洗面器などにお湯をためてすすぐようにすることが重要です。また、入浴に塩を入れることも邪気払いに効果的。そして、今年は通常の節分行事に加えて、肌の邪気払いをおこない、美肌を手に入れましょう。
美容心理士塩澤麻衣による「節分」のまとめ
邪気を払うと心もスッキリ、クリアになりますが、なぜそのようになるかというと、伝統文化の縁起のよい風習を行うことで思考や感情がプラスのマインドに変換できるから。
心理学では、行動×思考×感情が三位一体となり、相互つながっていると考えられていて、邪気を払う行動を起こすことで、その他2つにプラス作用するからです。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。