【食欲の秋】食べ過ぎ後のダイエットにはコツがある!
食欲の秋、1年中で一番おいしいものが店頭に並ぶ季節到来です。
女性としては〝おいしいものは食べたいけど、絶対に太りたくない〟というジレンマにかられる人も多いのでは?
でも、食べるたびにいちいち〝太ったらどうしよう〟なんて心配するものナンセンス。おいしいはずのものも、おいしくいただけませんよね。
実は、しっかり食べても太らないようにするちょっとしたコツがあります。
秋に限らず、1年を通して使えますから覚えておくと便利ですよ。
実はチャンス! 秋から冬にかけては痩せやすい季節
秋、食べ物がおいしく感じるのは、体の仕組みにも関係があります。
人はじっとしているときでも、呼吸をしたり、体温を保ったり、心臓を動かしたりと、運動しなくても「基礎代謝」をくり返していますが、その基礎代謝に必要なエネルギーを燃やすためには「熱」が必要です。
この熱によって体内に蓄えられた脂肪や筋肉などが燃え、人は円滑に活動することができます。
人の体温の平均は35~36℃台ですが、秋や冬になると気温が下がり体も冷えます。
そのため、秋や冬は体温を維持するために体がエネルギーを使い、燃えやすくなっているのです。
つまり、これから気温が下がる季節こそ、ダイエットに向いているというわけ。
ただし、代謝が良くなるということは、おなかも減る。
つまり〝たくさん食べてしまうので、そのままだと太りやすくなる〟ので十分注意が必要なのです。
30歳を過ぎてから同じ量を食べても太りやすくなるわけ
基礎代謝量は、成長期が過ぎ代謝が安定した一般女性で約1,200キロカロリー、(ちなみに男性で約1,500キロカロリー)になります。
しかし、この基礎代謝量は通常10代をピークに加齢とともに低下。歳を取るにつれ、筋肉量が減っていき、1日の消費エネルギー量が減少するため、脂肪が溜まりやすくなるのです。
20代のころは体重が増えても、2~3日食事を調整するだけで簡単に元の体重に戻せたものが、30歳を過ぎたあたりからなかなか体重を落とせなくなるのは、活動量が減ると同時に、筋肉量も減っていくから。
それなのに、若い頃のような食事内容で、同じようにカロリーを摂取していたら、その分脂肪となって体にまとわりつき、体重が増えてしまいます。
「食べない」「〇〇制限」ダイエットが失敗するわけ
食事を極端に減らす食べないダイエットや、ある特定の食材だけを食べ続けるダイエットはリバウンドします。
本来は食事から摂取できるはずのタンパク質が不足すると、それを補うためにすでにある筋肉からタンパク質を使うようになります。
それにより、大切な筋肉がますます減少。
筋肉が減ると基礎代謝も落ちるので、少し食べただけでも太りやすい、という悪循環が生まれてしまうのです。
そして、せっかく体重は減っても、すぐにリバウンドしやすくなるのもこのパターン。その時増えた体重は、そのほとんどが脂肪。
筋肉は減り、脂肪だけが増えるなんて避けたいですよね。
必要以上の炭水化物は糖質となり、脂肪として蓄えられることになりますから摂り過ぎには十分気をつけるべきですが、その一方で、極端な炭水化物ダイエットは、筋肉を減少させてしまうため、基礎代謝が下がり、リバウンドが起きやすい身体になってしまうということもお忘れなく。
食べ過ぎは、その後1週間以内に食事や運動で調整をしたら太らない
食べ過ぎは良くないとわかってはいても、ついつい食べ過ぎてしまった、という経験は誰にでもありますよね?
でも、ダイエット中だからと言って、おいしいものをガマンするより、楽しくいただいた方がハッピーです。〝好きなものを笑顔で食べる〟という行為も女性を美しく輝かせる大切な要素だと私は思いますよ。
安心してください。その食べたものを脂肪にしない方法があります。
食べたものは、その分だけ体重に反映されますが、それは水分量が増えただけで、食べ物のエネルギーが脂肪に変わったわけではありません。
食べたものが体脂肪になるまでは1~2週間かかるのです。
つまり、たくさん食べてしまっても、翌日の食事から1週間くらいの間、食事の量を少しずつ減らすなどして調整すれば太らないのです。
食べ過ぎたものが脂肪として蓄積される間に、なるべく早くリセットする。
これは多くのモデルさんや芸能人の方もやっている美容法のひとつでもあるんですよ。
食べすぎ後のリセットポイントとは
その期間中を効果的に過ごすダイエットポイントがあるのでご紹介します。
1.1日1.5~2Lの水分を摂る
たくさんの水を飲むことで尿意が多くなり、それがデトックスへと繋がります。ただし、冷たい水を急激に飲むと胃が疲れてしまうので、常温にしたり、ハーブティなどを飲むといいでしょう。
消化を助ける、レモンやライムを絞ると、消化を助けてくれるのでなおさらグッド。特に朝のおきぬけに、白湯(一度沸騰したお湯を冷ましたもの)をコップ1杯飲むことで、胃腸が目覚め、動きが良くなります。
2.食物繊維を摂る
野菜に多く含まれる食物繊維は、摂り過ぎた糖分をブロックして吸収を抑えたり、体内の余分な脂肪や糖、老廃物を排出したりする働きがあります。
美肌に最適なビタミンが摂れる上に、カロリーを抑えられるので野菜を中心とした食事をすることはダイエット期間には不可欠ですね。
豆類、穀類、野菜、きのこ、海藻、などに多く含まれているので、この期間のメニューに積極的に取り入れましょう。
3.カリウムを含んだ野菜や果物を摂る
食べ好きたり飲み過ぎた後に顔や体がむくむのは、水分や老廃物がうまく体を巡らずに、代謝できずにいるからです。
このむくみを放っておくと、セルライトになってしまうので要注意。セルライトが固まると、ダイエットしても体重が減りにくくなってしまいます。
それを防ぐためにも、代謝を促す「カリウム」を摂ることです。カリウムは余分な水分や老廃物を排出してくれるとても大切な栄養素。
カリウムを多く含む食品には、納豆などの大豆全般、わかめなどの海藻類、ほうれん草、芋類、にんじんなどの野菜類、パイナップル、キウイ、グレープフルーツなどの果物があります。
カリウムは野菜や果物に多く含まれています。カロリーも低いのでダイエット期間にはもってこいですね。
4.魚に含まれるEPAを摂る
ダイエット期間でも、良質なタンパク質は必須。肉でもいいのですが、魚の方がカロリーも低いのでより効果的です。
中でもさば、さんま、まぐろ、さけ、ぶり、いわし、はまち、にしんなどの青魚には、脂肪燃焼を促して、体脂肪を燃やす働きのあるEPA(エイコサペンタエン酸)が含まれていますから、嬉しい効果も得られます。
5.適度な運動(筋力+有酸素運動)をする
私の知り合いに、外食で少し食べ過ぎてしまった日は、その飲食店から自宅までの5~6キロ近くをウォーキングで帰る、というモデルさんがいます。そんな彼女を見て、さすがプロだなぁと尊敬してしまいます。
食事と同様、体重や体型を調整するには、運動が欠かせません。
ウォーキングやサイクリングといった有酸素運動を取り入れて代謝を促し、消費カロリーを増やして脂肪の蓄積を防ぐのです。
有酸素運動とは、あまり息が上がらない程度の軽い運動です。目安としては、隣の人と話しながらでもなんとか歩けるくらいの速さが適当。
同時に、筋力をつける運動も必要です。特に背中やお尻、太ももには大きな筋肉が集中しているのでそのあたりを中心に鍛えるスクワットなどはおすすめですよ。
食欲の秋の食べ過ぎ後ダイエット法、まとめ
私も食べることが大好きです。
よく、食べ過ぎてしまうこともありますが、そんなときこそ、翌日から約1週間は、食材を選び、食事の量を減らしたり、ひと駅分手前の駅で降りてウォーキングするなど、小さなことをコツコツやっています。
食べ過ぎても大丈夫。次の日から少し意識して頑張れば、元に戻れます。
〝食材をバランスよく摂り、腹6~7分目くらいで抑え、加齢によって減っていく筋力を増やす運動を心がける〟。
そんな意識でベストサイズをキープしていきましょう。
美容心理士から見た「ダイエット」に効くカラーとは
ダイエットするなら部屋の壁をブルーにするといい、ブルーの食べ物は売れにくい、などと聞いたことはありませんか?
その理由は、ブルーが食欲を抑制する色だからです。食べ過ぎを防ぐには、食器をブルーにするとテキメンかもしれませんね。
参考までにいうと、オレンジは収穫の色。食欲増進の色です。
オレンジ色の壁のカフェやレストランではつい食べ過ぎてしまう可能性がありますので、要注意ですよ。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。