【美容ライフ】50代の新生活習慣!女性ホルモン不足と戦う美容ライフ術
女性は平均50歳前後で閉経を迎えます。閉経後、体に起こる変化を知っていますか?
閉経することで、女性ホルモンの分泌が急激に減少します。女性ホルモンが減少することで、急速に体内の老化に拍車がかかります。そのことで肌の老化や乾燥、筋肉の衰えによる体への影響から自律神経の乱れによる心の影響まで、さまざま悪影響が出てきます。
女性ホルモンは分泌されているだけで、美容や健康へのアンチエイジング効果があるのです。
では女性ホルモンの分泌が止まった後は、どうすれば美しさを維持し続け、健康を守ることができるのでしょうか?
ここではまず、女性ホルモンの仕組みや働きを紹介したうえで、不足しがちになる女性ホルモンを効果的に補う美容ライフ術を紹介します。
老化や生活習慣病の原因!?女性ホルモン不足の体とは
女性ホルモンは、閉経後でも少量ですが、約5年間は分泌しています。しかしその後は分泌がなくなってしまいます。
女性ホルモンには、女性らしい丸みのある体をつくる「エストロゲン」と妊娠のための「プロゲステロン」があります。
老化現象に拍車をかけるのは、エストロゲンの減少が大きく関わっています。
そのためエストロゲンが減少したあと、起こりうる体の変化について解説していきます。
「美肌ホルモン」と呼ばれることもあるほど、エストロゲンは美容と切っても切り離せません。
エストロゲンが減少することで、肌のハリをつくるコラーゲンの量から肌の水分量まで減少させます。そのことでシワやタルミ、乾燥を招きます。さらに髪のツヤや量、女性の特徴でもある胸やヒップの丸みある体型にもダメージを与えるのです。
ほかにもエストロゲンには、血管を拡張させ血流を促進する働きや、自律神経や感情のコントロールなどの脳への働きがあります。
エストロゲンはカルシウムの吸収を促進させ、心の感情を安定させるほか、骨を丈夫にしてくれるのです。
さらに血中の善玉・悪玉コレステロールのバランスを取る働きもあるので、動脈硬化までも抑制しています。
しかし閉経後、エストロゲンが減少することで、これら全ての働きが弱まり新陳代謝が低下します。そのことで肌のターンオーバーが遅くなるとともに、脂肪が燃えにくく、太りやすい体になってきます。
さらに骨粗相症や生活習慣病、うつ病のリスクまで高まってくるのです。
美しさと健康を維持するためにも、エストロゲンを補うことは50代の美容ライフにおいて大切な要素なのです。
エストロゲンを食事や化粧品から補う美容ライフ術
食事やサプリ、化粧品を通しエストロゲンを補う方法があります。
食材からエストロゲンを補う方法
女性ホルモンの分泌を促進させると有名な大豆イソフラボン。実はこの大豆イソフラボンには落とし穴があります。
大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が「エクオール産生菌」という腸内細菌により、エクオールに変化します。エクオールはエストロゲンと同じように、肌や骨、血管や脳を健康に維持する働きがあります。
しかしエクオール産生菌が活発でなければ、エクオールに変化させることはできません。
研究結果によると、大豆製品を昔から多く取り入れている日本人でも、約50%の人しかエクオールに体内で変化できないのです。
そのため大豆イソフラボンは、誰にでも効果があるわけではないので注意が必要です。
確実にエクオールを摂取するには、サプリでの摂取がおすすめです。
また食材で確実にエストロゲンを補うには、ザクロが良いでしょう。近年、ザクロのなかに人間の女性ホルモンの化学構造と同じ、植物性のエストロゲンが発見されています。
そのためザクロを食べることで、エストロゲンそのものを補うことができます。とくに種子に豊富に植物性エストロゲンが含まれているので、種子も一緒に摂取するのがおすすめです。
オイルからエストロゲンを補う方法
オイルにはオリーブオイルやココナッツオイル、ホホバオイルなど食事にも化粧品でも多く取り入れられています。そのなかでも特に取り入れたいオイルは、体内のバランスをエストロゲンに代わって保つオメガ3です。
オメガ3とは人間の体に不可欠な不飽和脂肪酸です。体内では生成することができないため、食べ物などで摂取する必要があり、青魚や亜麻仁油に多く含まれています。
オメガ3は、もともと女性ホルモンをつくる原料です。エストロゲンが減少することで溜まりやすくなる内臓脂肪や血圧や悪玉コレステロールの数値が上昇を抑制する働きがあります。
さらに、肌から直接取り入れることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進させる効果もあります。
オメガ3は食べることに加えて、化粧品からも摂取することができます。さらに手軽なサプリも販売されています。
また近年ではクランベリー種子油からオメガ3を取ることが注目されています。それはオメガ3だけではなく、美白成分のアルプチンなど豊富なエイジング効果の高い成分も一緒に摂取できるからです。
化粧品として肌に直接塗ることで、肌にハリを与え、透明感のある肌へ導くこともできます。
ローヤルゼリーからエストロゲンを補う方法
ローヤルゼリーは食事やサプリ、化粧品として体内にも肌にも取り入れることがおすすめです。
ローヤルゼリーに含まれている「デセン酸」は、エストロゲンと似た働きで肌のハリや潤い、髪の美しさを保つ効果があります。
さらにローヤルゼリーに含まれる「アセチルコリン」には、自律神経を整える働きがあります。エストロゲンの減少で不安定になる自律神経を整え感情をコントロールします。
また乾燥しやすい50代からは保湿し、肌に潤いを閉じ込め、乾燥を予防することが大切です。化粧品をローヤルゼリー配合のものにすることで、ローヤルゼリーの高い保湿力で乾燥から肌を守ります。
そして肌からデセン酸を取り込むことで、肌の内側からターンオーバーを促進させ、肌の水分量を増やす効果もあります。
エストロゲン不足を他のホルモンで補う美容ライフ術
エストロゲンが減少して低下するさまざまな働きを、体内にある別のホルモンの働きで補うことができます。
補うホルモンはさまざまありますが、特に大きな働きをしてくれるのが、「成長ホルモン」「アディポネクチン」「DHEA」です。
この3つの分泌を活発に、エストロゲンの不足を補いましょう。
成長ホルモンでエストロゲンを補う方法
成長ホルモンは若返りホルモンと言われ、女性ホルモンと同じくアンチエイジングにかけないホルモンです。コラーゲンから皮膚や骨の生成、免疫力を強化する働きや脳を若く保つ作用まであります。
成長ホルモンは主に睡眠中、もしくは無酸素運動をすることで分泌されます。
特に睡眠中に多くの成長ホルモンが分泌されるので、7時間ほどの質の高い睡眠を摂るように心がけましょう。
アディポネクチンでエストロゲンを補う方法
閉経後エストロゲンの減少により、肌だけでなく体型にも影響を及ぼします。
エストロゲンにはコレステロールの値を正常に整え、脂肪燃焼を促進する働きがあります。しかし、エストロゲンの減少により脂肪が思うように燃焼されないことで、太りやすくなるのです。
そこで、味方につけたいのが代謝ホルモンの「アディポネクチン」です。
体内の脂肪細胞から分泌されるホルモンで、脂肪の燃焼を促進し、傷ついた血管を修復させる働きがあります。
また長寿ホルモンとも言われ、健康維持と美容に欠かせない超善玉ホルモンでもあります。
最近では肌の水分量をみずみずしく維持する働きがあることも分かってきました。
この「アディポネクチン」は大豆タンパク質や食物繊維を食べることで、分泌量を増加させることができます。特に緑黄野菜の食物繊維に高い効果があります。
お味噌汁やスープに豆腐やゴボウやニンジンなどの緑黄野菜を加えることで、毎日簡単に摂取することができます。
DHEAでエストロゲンを補う方法
女性モルモンは閉経までは卵巣で作られますが、閉経後は作られなくなります。その際に助けてくれるのが「DHEA」です。
DHEAは50種類ものホルモンを転換させることから「マザーホルモン」とも言われています。このDHEAが閉経後の卵巣の代わりに微量ながらも女性ホルモンを生成してくれるのです。
DHEAの分泌を促進させるには、山芋や納豆、黒豆、アボガドなど、DHEA合成に必要な栄養素を含む食材を食べることが効果的です。そのほかに有酸素運動を行うことで、DHEAの分泌を促進できます。
適度なウォーキングやジョギングを毎日の生活習慣に取り入れていきましょう。
女性ホルモン不足と戦う美容ライフ術まとめ
閉経後の体には、エストロゲン不足を補う方法を取り入れていきましょう。
そうすることで、50代からでも美しさを保ち、健康も守り続けることができます。
ぜひ、今回紹介した内容を試してみてください。
美容心理士から見た「女性ホルモン不足」に効くカラーセラピー
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あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。