麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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足裏

日に日に冷え込むようになってきました。秋が深まり、冬にかけて悩みの種になるのが、肌の乾燥ですね。特にこれからの季節は、ヒジやヒザ、手先や足裏などの体のなかでも乾燥しやすい部分の乾燥が深刻に。部分によっては、白く粉を吹くほど乾燥したり、ひび割れたりとトラブルが起こりやすくなります。

なかでも今回着目するのは足裏です。足裏はこれからの季節、足裏のガサガサとした乾燥やかかとのひび割れなどが目立ちやすくなります。冬場、足裏の乾燥は日々進行するばかり。夏場と違い、かかとを含め、足裏を見せることは極端に少なくなりますが、秋から冬の時期、足裏のお手入れを怠けてしまいがち。

しかしここで油断してしまっては、来年の春夏でも、足裏はガサガサしたままであったり、かかとにひび割れが残ります。今からできる足裏ケアについて紹介します。冬の間にしっかりケアをおこない、春夏のツルツル足裏を目指しましょう。

足裏

ガサガサ足裏の原因とは

かかとを含め、足裏は乾燥しやすく、ガサつきが目立ちやすい場所です。かかとはひび割れに悩む方が極端に冬場は多くなります。この原因は、言わずと知れた乾燥です。

私たちの顔をはじめ、全身の肌は天然の保湿クリームである皮脂が皮脂膜を形成して包みこんでいます。体の他の部分も、ほとんどの部分が皮脂膜に覆われています。この皮脂膜があることで、保湿効果をキープするのです。しかし、体の部分によっては、皮脂膜に覆われていないことで、乾燥しやすい部分も。

そのひとつが足裏です。足裏はベタツキやすいため、皮脂が多く出ていると思われがち。しかし足裏には皮脂腺はなく、あるのは汗腺だけ。足裏の汗腺は他の部分に比べて多いため、足裏は汗をかきやすく、ベタツキやすいのです。

一方、皮脂腺がないため、足裏は、他の部分のように皮脂膜を形成することができず、非常に乾燥しやすい部分。そのため、日々の外からの保湿ケアが重要な部分なのです。

また足裏は、普段体の全体重を支えている部位でもあります。多くの圧力や刺激が加わり続けるため、足裏の皮膚は厚く、硬くなりがちに。また体の末端部分にあるため水分も行き届きづらく、冷えやすく、血行も滞りがちに。これらの影響により、足裏の乾燥は進行しやすく、よりカサつきやひび割れをおこしやすい状態になります。

さらに冬場は、空気の乾燥はもちろんのこと、こたつやホットカーペットなどの影響で、さらに足裏が乾燥しやすい状況に。そのため、冬に足裏の皮膚トラブルが起きやすく、深刻になりやすくなってしまうのです。

足裏の肌トラブルを防ぐためには、厚く、硬くなった余分な角質を除去し、保湿を徹底するのが大切です。詳しい足裏のケア方法を紹介します。

足裏

ガサガサ角質の除去ケア

まず足裏のケアは、厚くて硬くなった角質をしっかり除去するのが大切です。厚くて、硬い角質は外から水分や保湿成分を加えても、浸透しにくく、乾燥を進めてしまうからです。角質を除去する方法はさまざま。ボディスクラブややすり、軽石やスクラブ作用のある足裏専用石鹸など、多くのアイテムがあります。

近年では、足裏を専用のパックにつけ込むだけで、数日後から不要な角質が剥がれ落ちる、足裏パックも流行りましたね。私のオススメは、足裏専用の石鹸タイプのスクラブアイテムを使用すること。入浴のついでに、定期的に使用するのがオススメです。

というのも、あまり念入りにスクラブケアをおこなってしまうと、せっかくケアしたのにも関わらず、以前にもまして足裏の角質が厚く、硬くなる場合もありです。

特に足裏専用パックは、古い角質が目にみえて一気にはがれおちることで、爽快感が得られますが、長期的に見ると逆効果な場合も多いです。商品によっては、足裏の角質を取りすぎてしまった結果で、足裏の角質がより厚く、硬くなるので、注意しましょう。

角質が剥がれ落ちた後の足裏は、とてもデリケートな状態になっています。足裏専用パックを使った後は、普段より念入りに保湿ケアなどをおこなうようにしてくださいね。

そしてスクラブアイテムは使用頻度も重要です。過剰な使用はNG。本来の効果が出ないばかりか、逆効果になることもあります。使用するアイテムの使用方法をしっかり読み、適切な頻度と用方を守るようにしてくださいね。

足裏

ツルツル足裏のために

足裏の角質を柔らかくしたら、念入りに保湿ケアをおこないましょう。かかとトラブルが目立ちやすいため、かかとだけの保湿ケアをおこなう方も多いですが、足裏全体にしっかりと保湿クリームを塗り込んであげるのが大切です。

足裏にクリームを塗る際、親指で足裏全体を押しながら、またはかかとから指先に向かって、マッサージしながら保湿クリームを塗るとより効果的。血行が促進されることで、保湿クリームの浸透をアップさせます。

またかかとにひび割れができている場合は、ひび割れの隙間にクリームをすりこむように、ひび割れにそってクリームを塗ってください。この塗り方をおこなうことで、ひび割れの修復を促進できます。

使用する保湿クリームは、足裏専用のものを使用するのも良いですが、私のオススメは尿素をたっぷり配合した保湿クリーム。尿素には、角質をやわらかくする作用があるのです。

冬の時期は、尿素を20%以上配合した保湿クリームがドラックストアで安く販売されているので、ぜひ試してみてくださいね。足裏のケアにはもちろん、冬場にカサつきやすいヒジやヒザのケアにも最適です。

足裏

足裏のカサツキやかかとのひび割れの症状がひどい場合は、入浴後の足裏に保湿クリームをたっぷり塗り込み、ラップをまいて10分ほど置くのがオススメです。

通常のケアでは、クリームを塗ったあとに靴下で保護してあげると良いでしょう。特に就寝前は、靴下の素材選びも重要です。足裏やかかとのケアを目的とした、足裏ケア専用の保湿効果のある靴下も販売されています。専用の靴下がない場合は、シルクや綿素材のものを選ぶのがオススメです。

保湿クリームを塗ったあとの足を靴下で保護することで、保湿クリームの浸透をアップさせることができますよ。また冬は足が冷えやすくなります。足の冷えは、血行が悪くなっている証拠。放置してしまっては、足裏の症状を悪化させてしまうのです。靴下は足の血行を促進するのにも最適です。これらのケアで、足裏をツルツルにしていきましょう。

足裏

冬がくる前にしておきたい簡単裏技とは

足裏のケア方法は簡単です。厚く、硬くなった角質を除去し、保湿をすることだけです。今回紹介した角質ケア、保湿ケアを参考に、今日から足裏ケアをはじめてみてくださいね。来年の春には、いつも以上にツルツルな足裏が手に入るはずですよ。

美容心理士塩澤麻衣による「足裏」まとめ

足裏までしっかりケアができている女性は、寒い冬のブーツを脱いだ後の臭いも軽減でき、清潔感ある美の持ち主になれるでしょう。

足裏
足裏の角質を溜めると運気もダウンしがちに。運気アップは足裏からですよ。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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