肌老化の原因となる、絶対にやってはいけない6つのNGケアとは?

高い化粧品を買い、時間をかけてエイジングケアしているのに、思うような結果が出ないと感じていませんか?
それどころか、根拠のないクチコミ情報や、自己流のケアでかえってエイジングを進めてしまうケースもあります。
せっかく頑張っているのに、それではもったいないですよね。良かれと思って続けていた行為が取り返しのつかないことにならないためにも、一度自分のスキンケアを見直してみませんか?
肌老化の原因① ×朝の洗顔は水、またはぬるま湯だけで済ませている
朝洗顔で必要なのは、余分な皮脂を取り除くことです。長時間、肌に余分な(古い)皮脂があると、酸化してニキビ、吹き出物だけでなく、肌老化を招きます。
朝の洗顔の方法は、洗顔料を使ったり、コットンでふき取ったり、水やお湯だけで洗う、などさまざまだと思いますが、肝心なのはこの皮脂を取り除くということ。
皮脂は〝油〟なので、水やぬるま湯では落ちにくい。そう考えると、洗顔料を使って洗うのがおすすめです。
ただし、肌が乾燥しているなら、洗顔料を少なめにしたり、皮脂が気になる部分だけに使用したりするなど工夫をしましょう。
世間で言われていることを鵜呑みにせず、自分の肌と向き合って、肌質にあった方法を考えることも必要です。
肌老化の原因② ×クレンジングついでにマッサージもしている
クレンジング剤の多くには、皮脂汚れやメイクの油を落とすのに必要な界面活性剤が含まれていますので、肌にダメージを与えてしまうことがあります。
肌を傷めないためには、クレンジングはすばやくパパッとすませ、長い時間肌にのせておかないことが鉄則です。クレンジング剤を肌にのせたら、約40秒~1分で洗い流しましょう。
界面活性剤だけでなく、メイクや皮脂汚れをたっぷり含んで汚れたクレンジング剤をそのままマッサージに使うのは、かえって肌ダメージを大きくしているようなものです。
マッサージをする場合は、純粋なオイルやマッサージ専用のクリームなどを使い、洗顔後の清潔な肌にしましょう。
肌老化の原因③ ×肌を甘やかすと衰えるのでスキンケアはあまりしない
昔、よくそんなことを聞いたことありませんか?
若いうちからスキンケアに頼ると、肌が甘えて自ら美しくなる力が衰えてしまう、とか(笑)。
ヒアルロン酸もコラーゲンもたっぷりだった10代、20代はそれでも成立したかもしれません。
しかし30代以降にとってそれは大きな間違いで、むしろ肌を鍛えようとして何もケアしない方が肌状態を悪化させてしまいます。
大切なのは、年齢にあったスキンケアです。
人の肌は、加齢によってうるおい成分のヒアルロン酸、セラミド、弾力やハリ成分のコラーゲン、エラスチンなどが減少していきます。
これは誰もが通る道で、避けられない事実。だからこそ、それを補うスキンケアが必要なのです。
今、最先端の技術を駆使した化粧品によって、不足した美肌成分を補える時代です。ぜひ、自分の肌年齢にあった上質な化粧品を使って美肌を育てましょう。
丁寧にスキンケアすれば、肌はしっかり応えてくれるし、透明感やうるおい感もアップ。ひいてはお肌年齢をぐんと引き下げることさえも可能なのです。
肌老化の原因④ ×洗顔後は「しっとり感」が残る洗顔料を使っている
洗顔後に肌がつっぱらない、と謳っている洗顔料が多くあります。
中には、皮脂汚れやメイクの油汚れだけに反応して、肌本来がもっているセラミドやNMFのような水溶性のうるおいには反応しないので、洗った後もしっとりの状態にできるというものもあります。
ただ、ほとんどのクレンジングや洗顔料で洗ったあとに感じる「しっとり感」は肌に残った油分です。
油分が肌に残った状態だと、その後に使う化粧水や美容液といったスキンケアに含まれ、本来肌に注入したい美容成分が、浸透しにくくなる可能性があります。
洗顔料選びのポイントは、洗浄力は自分の肌に合っていることです。汚れをしっかり落としてくれ、次に使う美容成分を浸透しやすくしてくれるものがベストなのです。
肌老化の原因⑤ ×洗顔後は、とにかくたっぷり化粧水で保湿する
日本人はとにかく化粧水好き、と言われています。確かに、洗顔後のあとにみずみずしい化粧水をたっぷりつけるのは、とても気持ちがいいものですよね。
パッケージの裏に書かれている成分は、割合の多いものから順に表記されていますが、ほとんどの化粧水が最初に「水」と書かれています。
つまり、どんなにたっぷりと化粧水をつけても、化粧水のほとんどの成分は「水」ですし、含まれる美容成分も水になじみのいい水溶性のものなので、そのうるおいは比較的早いタイミングで時間とともに蒸発し、消えてしまいます。(これは、スプレータイプのミズトローションで肌が余計に乾く、という理論と似ています)
肌に長時間留まって、乾燥や刺激から肌を守ってくれるのは、油溶性の保湿成分ですから、化粧水をつけた後は必ず、適度な油分を含んだ乳液やクリーム、美容液でしっかり保湿してくださいね。
肌老化の原因⑥ ×シワ、たるみが気になるので、毎日自己流マッサージをしている
シワが気になったりすると、ついその部分を指でひっぱったり、顔を大きく動かすような体操をしてみたりしますが、これは逆効果。
皮膚を伸ばしたり、一時的に持ち上げたりしても、シワやたるみの改善にはつながりません。
それどころか、引っ張ることで真皮層にあるコラーゲンが伸びたリ、切れたりして、まずますハリを失ってしまう危険性があります。
よく、シワを指で広げてそこに美容液を塗るような行為もほとんど効果はありません。むしろ強く引っ張るダメージの方が大きいのです。
マッサージは正しく行えばシワ予防になりますが、自己流でなんとなくやっているようなものだと、肌ダメージにつながります。
同じような間違いでは、化粧水をつけるときに音がするほどパンパン叩いたり、コットンで何度も何度も肌をパッティングしたりするのも、肌を傷つけるだけです。(これを長く続けていると、肌の毛細血管が切れて赤ら顔になってしまう可能性も)
自分でマッサージをしたい場合は、一度エステサロンに行った時に正しいやり方をみて覚えたり、教えてもらったりするのもいいでしょう。
自信がない人は超音波の美顔器などを使う方が安心です。
肌を老化させるNGケアのまとめ
いくつか心当たりがありますか?
現在の日本には、たくさんの美容法が溢れていますが、残念ながら、そんな美容情報の中には、科学的な根拠がないものも多くあります。
迷ったら、肌に関する正しい知識を勉強するといいですね。
肌の構造や老化のメカニズムなどを、少しでも知っておくと、間違ったケアで肌を余計に老化させてしまうという悲劇にあわずにすみます。
美容心理士から見た「エイジングケア」に効くカラーセラピー
加齢によって衰え、動きが鈍くなった部分にパワーを与え、活性化させる色は「赤」です。
「赤」には、交感神経を活発にし、血行促進を促す働きがあるので、毛細血管の隅々まで血液が流れるようになり、新鮮な酸素が体中を巡るようになります。
そのため、肌細胞も活性化。ターンオーバーも正常になりお肌も若返ります。
トップスに赤い服を着ると、レフ板効果でほんのり頬も赤らんで見え、顔全体が明るく元気な印象になります。
赤い服を着るのはなかなか難しい、という方は赤い下着でもOKですよ。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。
