麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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日焼けパック

いよいよ、暑い夏のスタートです。夏はどんなに注意していても、日焼けがつきものですね。そんな日焼けした肌でも白く透き通る肌へと導く美白ケアが欠かせません。

美白ケアにオススメなアイテムは、パック。ここでは、この夏ぜひ取り入れていただきたい美白のためのパックの選び方とパック方法を紹介します。この夏も透き通る白い肌を目指しましょう。

日焼けパック

美白パックの選び方

美白に大切なのは、古い角質をため込まないこと、そしてメラニンを排出することです。

シミやくすみの原因となるメラニンが、紫外線を浴び続けることで、発生することをご存知ですね。その他にも、メラニンが発生する原因は多数。例えば、強い摩擦や刺激を加えることでも、外からの刺激から肌を守るためにメラニンが生成されます。

またストレスなどが原因で発生する活性酸素は、メラニンを生成させる指令を出す器官「メラノサイト」を刺激します。さらに、虫刺されや湿疹などの肌の炎症の後の色素沈着も、肌を守るための防御反応で、メラニンが生成されたのが原因です。

一度発生すると、絶望的とも思えるメラニンですが、通常の肌のターンオーバーをキープしていれば大丈夫。肌で生成され、役目を終えたメラニンは、ターンオーバーの過程で古い角質とともに排出されます。

しかし、肌のターンオーバーが乱れていたり、何らかの肌トラブルが重なり、肌表面に古い角質がたまっていれば、メラニンは蓄積を続け、それはやがて肌のシミやくすみとなって定着してしまいます。

そのため、美白効果の高いパックを選ぶ際は、メラニンに着目するだけではなく、ターンオーバーを促進してくれるものや、活性酸素を抑制する抗酸化作用の高い美容成分を選ぶことが大切です。

日焼けパック
なかでも美白にオススメな成分は、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、コウジ酸やアルブチン配合の美白パックアイテムです。ビタミンC誘導体は、空気に触れることですぐに酸化してしまう不安定なビタミンCを肌に安定して供給できるように開発された美容成分。

美白効果が高く、抗酸化作用からメラニンの生成を抑制する働き、さらにはメラニンを還元する働きがあります。さらにターンオーバーを促進する働きもあり、美白ケアに最適な成分です。

そしてトラネキサム酸も美白ケアにオススメ。これは、メラニンの生成自体を抑制する効果で、シミやそばかすの発生を防ぐ美容成分です。

とはいえ、美白効果の高い美容成分は、肌への刺激が強すぎる場合があります。より肌への刺激がマイルドな美白成分がコウジ酸やアルブチンです。

コウジ酸は、酒造りの原料となるコウジ菌が発酵する過程で生まれた美白成分。メラニンの生成を抑制する働きがあります。またアルブチンは、コケモモや梨などの植物に含まれる天然由来の美白成分です。この美白成分も、メラニンの生成を抑制する働きがあります。

ぜひ、これらの美白成分をたっぷり配合したパックを選んでみてください。

日焼けパック

効果的な美白パック法

美白パックの効果をより高く引き出すためには、美白パックの頻度と美白パックを取り入れるタイミングを間違わないことが大切です。

「パック」と聞くと、毎回のスキンケアに取り入れたほうが、効果が高いように思えますね。しかし、すべてのパックが毎日使用できるわけではありません。

特に、シートパックやクリームパックなどパック商材として販売されているものは、他の化粧品に比べて、美白成分などの美容成分を豊富に含んでいる場合が多いです。そんな豊富な美容成分を毎日、もしくは毎回スキンケアで補給してしまうと、肌に過剰な美容成分を送り込むこととなり、肌トラブルの原因になることも。

さらに美白成分は、肌への刺激が強いものも多く、過剰なパックは危険です。

必ず、商品に記載のある使用頻度を守りましょう。また使用するタイミングが記載されている場合は、その厳守も大切なポイント。美白成分には、美白効果があるにも関わらず、紫外線を吸収してしまう働きがある美白成分も多くあります。

例えば、高い美白効果を持つハイドロキノン。この美白成分は、紫外線を吸収する働きがあるため、朝のスキンケアに取り入れてしまっては、美白どころかシミの原因を作る恐れがあるのです。

せっかくの美白ケアを無駄にしないためにも、使用するタイミングもしっかり確認しましょう。一方、お手持ちの化粧水を利用したローションパックやクリームパックは、毎日使用できるパックです。

ただし、パック時間は大切です。短すぎるのはむろん、長すぎるパックも逆効果。美白のためにも、美肌のためにも5分以内のパック時間でとどめましょう。

市販のシートパックやクリームパックを使用する場合は、商品に記載のあるパック時間を守りましょう。記載のあるパック時間を上回るパック時間は、逆に肌の乾燥を引き起こし、肌トラブルの原因になります。くれぐれも気を付けてくださいね。

日焼けパック

そして、それぞれのパックの効果を上げるためにも、パックを使用するタイミングをしっかり抑えましょう。パックは大別して、シートパックとクリームパックに分かれます。このパックごとに、効果を上げる最適のタイミングは異なります。

まずは、シートパック。パック効果を上げる使用タイミングは、入浴後です。入浴後の肌は、血行が良くなって毛穴が開き、肌表面がやわらかくなっているため、化粧品の浸透がとても良いのです。通常のスキンケアのタイミングでシートパックをおこなうよりも効果的に、美白成分を肌の奥へと補給できます。

シートパックの上からラップやシリコンカバーなどで顔全体を覆うと、パック効果はさらに高まります。乾燥を防げるので、美白成分をはじめとした美容成分をより肌の奥へと浸透させるのを助けます。

入浴中にシートパックをおこなう方もいますが、これはNG。入浴中の汗が、美容成分が肌内部へと浸透していくのを妨げてしまうので、オススメできません。シートパックは入浴後の肌を化粧水で整えたのちに、美容液の代わりに取り入れましょう。パック後は、必ず乳液やクリームで肌を整えてくださいね。

一方、クリームパックは入浴中がオススメです。湯船の蒸気がスチームの代わりとなって、肌への美白成分の浸透を助けます。湯船でクリームパックをおこなう場合は、クリームパックの上をラップやシリコンカバーで覆う必要はありません。

ラップなどで覆ってしまうと、汗をかきやすく、肌がふやけ、美容成分の浸透を妨げてしまうからです。とはいえ、入浴時に出る自然な汗は、クリームパックの効果を左右しないので、安心してください。

入浴中にクリームパックをおこなったあとは、クリームパックをすべて洗い流し、いつものスキンケアアイテムで肌を整えましょう。

日焼けパック

サプリや食事で美白効果アップ

美白ケアは、化粧品だけでおこなうよりも、食事やサプリを併用することで、効果を高めることができます。特に、食事やサプリでこまめにビタミンCを補うようにしましょう。特にこれから旬を迎える夏野菜はビタミンCが多く、美白効果の高い食材がそろっています。
抗酸化作用も高いので、積極的に取り入れましょう。特に取り入れてほしいのが、スイカやトマト。これらの食材の中には、リコピンが豊富に含まれています。リコピンはメラニンの生成を抑制するほか、高い抗酸化作用で活性酸素の体内活動を抑制します。

スイカやトマトで補うことが難しい場合は、それぞれの100%ジュースやサプリメントで補ってみてください。そのほかプラセンタやアスタキサンチンなどもオススメです。そして、食事やサプリ、化粧品で吸収した美白成分の効果を高めるためには、睡眠も重要です。

私たちの体は、睡眠中に各部分に栄養を届けるのです。美白ケアのためにも、より良い睡眠も心がけてみましょう。

美白のための効果的なパック方法まとめ

美白ケアにオススメな美白パック。より効果を高めるためにも、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、コウジ酸やアルブチン配合の美白パックを選びましょう。そして、一回の美白パックの効果を高めるためにも、頻度や使用するタイミングが大切です。

市販の美白パックを使用する場合は、商品に記載のある頻度と使用するタイミング、時間を必ず守りましょう。そして美白パックの効果を上げるために、シートパックは入浴後、クリームパックは入浴中に使用するのがオススメです。

美白パックを効果的に取り入れ、この夏も透き通るような白い肌で過ごしましょう。

日焼けパック

美容心理士塩澤麻衣による「美白パック」のまとめ

一年中気を抜けない美白ケア。油断は禁物です。強迫観念的な美白ケアではなく日頃の習慣に取り入れると当たり前にかわり、ストレスなく美白ケアができます。

日焼けパック
週1のパック、毎日美容液を塗る、日焼け止めクリームを塗るなどの基本的ケアを毎日続けるのが美白への近道になります。よい習慣を持っている方はメンタルバランスも安定するので肌荒れも起きにくくなるでしょう。

なぜよい習慣を見つけられないか?

まずは心に尋ねてその問題を一つ一つクリアして美白ライフを構築していきましょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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