麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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お盆

今週から夏休みもかねてお盆休みを取られている方も多いのではないでしょうか。お盆は地域によって日が異なりますが、一般的には8月13日~16日までのことを指しますね。お盆は実家のお墓参りをするもの、亡くなった方が家に還ってくる日と認識されている方も多いことでしょう。

今回は改めてお盆の由来や風習を復習します。お盆の風習を通じて故人に感謝を伝えることで、あなたの心が浄化され、体の内側から美しくなれることでしょう。

お盆

お盆とは

お盆には正式名称があることをご存知ですか。「盂蘭盆会(うらぼんえ)」または「盂蘭盆(うらぼん)」と言い、「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経が由来と言われています。このお経のもととなったのが、お釈迦様の弟子のひとりであった目連が神通力を使って亡くなった母親の姿を見たことだと言われています。

目連が神通力を使用して見た母親は、地獄に落ちてしまっており、苦しんでいました。そんな母親を助けたいと思った目連が、お釈迦様に相談したところ、「7月15日に多くの高僧を心から供養すれば、三途の苦しみから救えるでしょう」と言われます。その通りに目連がおこなったうと母親は苦しみから解放され、無事に往来できたと言われています。

そしてその後お釈迦様は、7月15日に多くの仏や僧、大勢の人々を供養することは、功徳によって多くの先祖が苦しみから解放され、今生きている人も幸せを得ることができると説かれました。

この7月15日は旧暦(太陰暦)の8月15日で、現在のお盆の時期になるのです。その後、この風習が引き継がれ、今のお盆の形になったと言われています。地域によってお盆の時期が違うのは、そのまま7月15日ごろにおこなわれる地域と旧暦を現在の暦(太陽暦)におきかえ、8月15日ごろおこなわれることがあるからとも言われています。

日本で初めてお盆が行われたのは、606年の推古天皇が開催なさった「推古天皇十四年七月十五日斎会」と言われており、当時は僧侶などの上流階級だけの行事だったようです。江戸時代にはロウソクの普及とともに庶民にもお盆の風習が広まり、地域や宗派などによって独自の発展をとげました。

お盆時期の精霊流しや五山の送り火も地域で独自に発展したお盆の風習のひとつなのです。

お盆

お盆の過ごし方

お盆の過ごし方、お飾りなどは地域によって異なりますが、かなり多くの地域で共通するのが迎え火と送り火の風習です。迎え火や送り火のおこない方も地域によって異なりますが、一般的な迎え火は、13日のお盆の始まりの日の夕刻から夜にかけておこなわれます。

オガラと呼ばれる皮をはいだ麻の茎を重ねて燃やし、故人に帰る家を教えてあげるのです。迎え火は家の門前でおこなわれることがほとんどですが、地域によっては墓の目の前でおこなうこともあるそうですね。

そして送り火は、お盆の最終日である16日におこなわれます。送り火は、故人をあの世へと送り出すためにおこなわれます。送り火は、故人がゆっくり帰れるように日が落ちてからおこなわれることが多いそうです。

とはいえ、現在はマンションやアパート暮らしも増えたことで、迎え火や送り火が難しくなった方もいます。そんな方のために盆提灯といった照明器具を迎え火、送り火の代わりに使用する場合もあるようです。

お盆は、1年のなかで唯一故人をはじめとした先祖が、この世に還れる時期と言われ、祖先の霊と触れ合うことのできる特別な期間です。この機会を利用し、先祖や故人へ感謝を伝え、供養することはお釈迦様の教えにあるように、自分自身の幸せにもつながります。お盆の機会を利用して、ぜひ故人へ感謝を伝えてみましょう。

またこの機会に迎え火と送り火をおこなってみてください。心が浄化されるように研ぎ澄まされることでしょう。心が磨かれ、美しくなることは、外見の美しさにもつながります。今年のお盆も昨年同様に外出自粛のステイホームが要請されています。

お盆休みを利用して旅行やショッピングなどを楽しんでいた方も、今年は自宅でゆっくりお盆を過ごしてみてくださいね。

お盆

そうめんアレンジレシピ

お盆の定番料理といえば、おはぎやそうめんですね。そうめんは、お盆の時期だけではなく、食欲が落ちがちな夏に欠かせない食材でもあります。とはいえ、そうめんは食べ飽きがちな食材としても有名ですね。しかしそうめんは、アレンジひとつでさまざまな食べ方が楽しめる優秀な食材です。

そうめんの食べ方で私のオススメは、つけ汁を変えてさまざまな味のそうめんを楽しむことです。まずオススメのつけ汁は、冷たく冷やしただし汁です。だし汁だけでそうめんを食べるとなんだか味気ない感じになるかもしれませんね。しかしだし汁につけただけのそうめんでも、十分においしいんですよ。

さらにねぎや青じそ、みょうがや生姜など好きな薬味を組み合わせるだけで、飽きずにおいしく食べることができます。ぜひ試してみてくださいね。

お盆

そのほか鯖缶のつけ汁もオススメです。鯖缶の水煮と木綿豆腐、きゅうりのスライスに水と少量の味噌、白ごまを混ぜ合わせるだけで完成です火も使わないので、あっという間に作ることができます。お好みで青じそを加えると彩りも良くなります。

またトマトのつけ汁もさわやかな味わいでオススメです。めんつゆにオリーブオイル、細かく刻んだトマトを加えるだけで完成です。ぜひたくさんのつけ汁でそうめんを楽しんでください。つけ汁をアレンジするだけで、ヘルシーで栄養満点の一品が完成します。

それ以外にも、最近ではそうめんをパスタやラーメンの代わりに使用したアレンジレシピも人気のようです。ペペロンチーノやカルボナーラをそうめんで作るのもおいしくてオススメですよ。麺が細いのでソースがからみやすく、いつもとは違う食感で楽しむことができます。

この機会にあなたのお気に入りのそうめんレシピをぜひ見つけてくださいね。

お盆

塩澤麻衣の「お盆を自宅で過ごそう」まとめ

今年のお盆は、ぜひ自宅で故人や先祖を供養する期間にしてみてください。故人を思い出したり、日ごろの感謝を伝えてみましょう。

また可能であれば、迎え火、送り火もおこなってみてください。お盆期間に故人に感謝の気持ちを伝えることは、心の浄化にもつながり、あなたの美しさを引き立たせます。ぜひ日本ならではのお盆の過ごし方をしてみてくださいね。

「ご先祖様や亡くなった方に感謝を伝えたら、どんな言葉が返ってくるかな?」と想像してみましょう。今の自分に応援のメッセージをくれるなら何て教えてくれるのでしょうか。

お盆

深呼吸をしてゆっくり個人からのメッセージを受け取ったら、吸う息とともに心の中に満たしていきましょう。お盆の時期だけでなく日頃から寝る前に30秒、応援メッセージを受け取る習慣を身につけてみてください。このイメージ療法を取り入れることで、毎日勇気が湧いてきますよ。


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あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
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