【4つの肌質別】乾燥肌?脂性肌?肌のスキンケア総まとめ!
「私は乾燥肌」「私は敏感肌」などと自己判断している人がいますが、本当に自分肌の肌を理解していますか?
ニキビがある人が洗顔を1日に何回もして、余計に皮脂分泌が増え、ニキビができてしまうということもあります。
また、「敏感肌」といっている人が、強すぎるクレンジングや睡眠不足によるターンオーバーの低下などで、余計に肌を敏感にさせてしまっている例も少なくありません。
肌の環境は個人差があり、また一人の肌だけみても、生理周期や季節、時間、またはUゾーン、Tゾーンなどのパーツごとに違ってきます。
肌質は常に一定ではない分、今の自分の肌にどんなケアが合うのかは、そのつど向き合って必要があれば変えていくことが大切です。
ここでは、肌質を「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「オイリードライ(インナードライ)肌」の4種類に分けて、自分の肌質を知る方法と、適したケアをご紹介していきましょう。
さあ、あなたの肌質は?
普通肌? 乾燥肌? 自分の肌質の簡単な見極め方
肌質を見極める簡単な方法があります。
肌質は水分が多い・少ない、油分が多い・少ないという4つのタイプのいずれかに分類され、それによって「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「オイリードライ(インナードライ)肌」の4パターンに分けられます。
調べる方法はとても簡単。
①いつもの方法で洗顔します。
②水気を軽くふき取り、化粧水などはつけずにそのまま20分間放置する、というものです。
いつも洗顔後は30秒以内に保湿ケアをしないと、と思っている女性には勇気のいる行為ですが、この方法により自らが持つ肌の保湿力の度合いが明確に見えてきますから、たまにやってみるとのもおすすめです。
「普通肌」:初めは少しつっぱり感があるけれども、徐々に潤ってくる
水分(セラミド)が多く、油分(皮脂)が少なめの状態。
セラミドが多いということは、肌本来の保湿機能が十分にあるということで、とても理想的な状態です。
洗いっ放しでもつっぱることがなく、トラブルも起こりにくく、見た目もキメの細かい美しい肌です。
普通肌の人のスキンケア
化粧水と美容液で基本のケアをていねいに続けましょう。
ただし、強いクレンジング料を使ったり、紫外線を長時間浴びたりするととたんに肌は傾きます。普通肌といって油断は禁物ですよ。
「脂性肌」:皮脂が浮いて、べたつきを感じてくる
肌をうるおす水分(セラミド)よりも、油分(皮脂)が多めの肌です。
テカリやベタつきが起りやすく、ニキビや、皮脂の酸化による赤み、かゆみ、小鼻や頬の毛穴に開き、詰まりなどが気になる、ややキメの粗い部分がありますが、肌質的には強い肌です。
脂性肌の人のスキンケア
皮脂量はホルモンの影響を受けるので、スキンケアで簡単に皮脂を減らすことはできません。
皮脂を取り除くことばかりに集中すると、余計に皮脂が出やすくなり、またやり過ぎると逆に乾燥を招くことになり兼ねます。
皮脂を取り除くことよりも、水分(セラミド)をはじめとした保湿成分を十分に補うようにして、水分と油分のバランスをとるのがベストな方法です。
洗顔は1日2回、朝と夜だけで十分。
ただ、余計な皮脂を放っておくと肌の上で酸化して、シミやシワ、くすみ、肌荒れなどの原因になるので、ベタつきを感じたら、保湿成分を含んだ化粧水をコットンに含ませたもので、軽くふき取るなどするといいですよ。
「乾燥肌」:肌がひどくつっぱり、いつまでたっても潤ってくる感じがしない
水分(セラミド)、油分(皮脂)のいずれも不足した状態です。
どんなに保湿ケアをしても、水分を保持するセラミドが不足しているために、肌から水分が蒸発してすぐにつっぱってしまいます。
潤い不足=角層のバリア機能の低下を意味しますので、ちょっとした刺激に弱く、敏感肌になりやすい肌といえます。
乾燥肌の人のスキンケア
保湿成分で絶対的に必要なのはセラミドです。保湿力が特に高いセラミド配合の美容液を使うなど、肌が与えた水分をしっかり維持する力を高めてあげることが先決です。
保湿だったら何でもいいと思わず、成分にこだわってムダのないケアを始めてください。
「オイリードライ(インナードライ)肌」:べたつくのにつっぱる
油分(皮脂)は多いけど、水分(セラミド)は少ない状態。肌表面を覆う皮脂のせいで、なんとなく潤っているように感じているだけで、実際は角層の中のセラミドは減少し、知らなうちに乾燥が進んでいるという危険なパターンです。
敏感肌になりやすく大人ニキビもできやすいなど、もっとも肌トラブルを起こしやすい肌といえます。
オイリードライ(インナードライ)肌の人のスキンケア
まずは自分の肌質を知り、「潤っているのは見せかけ」だと意識すること。
その上で、脂性肌の人以上に保湿力を高め、水分を維持できるようにしていく必要があります。
美容液などで積極的にセラミドを中心とした保湿成分を補っていきましょう。
肌質別スキンケアのまとめ
自分の肌質は何か、わかりましたか?
くり返しますが、肌はそのつど変化していくもで、常に一定とは限りません。1日1回は自分の肌と対話して、どんなケアを必要としているのか見直すことも大切です。
「自分は混合肌です」という方もいますが、誰もがUゾーンはノーマルでも、Tゾーンは皮脂分泌が多いものなので、そういった意味ではみなさん混合肌ともいえるし、逆に混合肌は普通肌ともいえるのかもしれません。
TゾーンとUゾーンの肌質、皮脂分泌の差が大きい場合は、スキンケアもそれに合わせて変えていくことも大切です。
例えば、Tゾーンは泡をたっぷりつけて洗顔するけれど、Uゾーンは薄い泡でなるべく界面活性剤の刺激を減少させる。
または、乾燥が気になるUゾーンは保湿クリームを塗るけれども、皮脂が気になる小鼻にはあえてクリームを塗らないなど。
ちょっとしたことですが、そんな積み重ねが大切です。
一生つきあっていく自分の肌ですから、大切に育てていきましょう。
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よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。