花火大会のファンデが崩れないためのメイク前のスキンケア

花火大会のファンデが崩れないようにするメイク前のスキンケア
7月に入り、各地で花火大会が開催されていますね。
都内でも7月22日から隅田川を始め、たくさんの花火大会が予定されています。
毎年、花火大会に参加されている方も多いのではないでしょうか?
しかし、花火大会を始めとしたイベント会場は、人も多く、暑いことから、メイク崩れが起きやすい場所。
記念写真が、メイクが崩れたヒドイ顔になっていた。なんて方も多いのではないでしょうか?
ここでは、花火大会を始めとしたイベントをより楽しむための秘訣を紹介します。
秘訣とは、ファンデーションなどのメイク崩れを防ぐ方法です。
メイク崩れを気にせず、思いっきり、花火大会などの夏イベントを楽しんでくださいね!
花火大会のメイク崩れを防ぐスキンケア
花火大会のメイク崩れを防ぐためには、メイク前のスキンケアが重要。夏のメイク崩れは、汗と皮脂によって崩されてしまうのです。
夏の汗は、高い気温から体温が上がりすぎるのを防ぎ、クールダウンさせるために排出されます。そのため、汗は出て当たり前です。
汗自体を抑えすぎると、体内に熱がこもり、体に良くないどころか、熱中症などの危険な状態を招く危険もあります。
汗を過剰にコントロールするのではなく、こまめにハンカチで拭き取る習慣をつけましょう。
「汗をかいたら優しく取る」これが第一です。またその際、ゴシゴシとタオルをこすりつけるのは要注意。肌を傷つけてしまいます。
また夏は汗とともに皮脂量も増えます。夏の皮脂が増える理由は、 暑さも関係していますが、それだけではありません。夏は、冬と違った隠れ乾燥肌が多くなります。
例えばエアコン。夏には欠かせないアイテムのひとつですが、エアコンも暖房と同じで、乾燥肌の原因のひとつ。
肌が乾燥すると、肌は自分の潤いを保とうと、過剰な皮脂を分泌して肌を守ろうとするのです。
また、汗と一緒に皮脂も流れ出しますから、肌は冬場より多くの皮脂を出そうとします。さらに夏場は汗をかくことで、スキンケアもないがしろにされがち。
「さっぱり感」を大切にするあたり化粧水後の乳液やクリームを他の季節に比べ、量を制限している方も多いでしょう。
その他、さまざまな原因が混ざり合い、皮脂が多く分泌されます。皮脂を抑えるには、何よりも保湿ケアが大切。
そのため、メイク前のスキンケアは丁寧なスキンケアで肌を整え、皮脂が分泌する毛穴を引き締めることが大切です。
毛穴を引き締めるためには化粧品に収れん作用のある成分が配合されたものを取り入れていきましょう。
オススメの成分は「ハマメリス水」。高い収れん作用で毛穴を引き締めてくれます。さらに、「ハマメリス水」には抗菌作用もあります。
夏の毛穴は、汗や皮脂がよく分泌される関係で、毛穴に汚れがたまりやすく、炎症を起こしがち。
「ハマメリス水」があれば、そんな毛穴に抗菌、抗炎症作用が浸透し、肌トラブルを予防してくれるのです。
私自身も使用している「麻布十番塩澤式エスティングシリーズ」には、この「ハマメリス水」がたっぷり配合されています。
毎日使用することで、毛穴の引き締まりを感じていますし、サロンのお客さまにも自信をもってオススメしています。
また、毛穴を引き締め、皮脂の分泌を抑えるためには、顔を冷やすことも有効です。スキンケアで整えた肌にタオルにくるんだ保冷剤を当てるだけでも毛穴を引き締め、皮脂の分泌を抑えます。
さらに顔周りを冷やすことで、汗の分泌までも自然に抑えてくれるのです。特に皮脂の分泌が多い、Tゾーンは、しっかり冷やしていきましょう。
加えて、化粧水自体を冷蔵庫で冷やしておくのもオススメです。化粧水をつけるたびに、毛穴を引き締めることができます。
さらにひんやり冷えた化粧水でローションパックをおこなえば、顔全体の毛穴をまんべんなく引き締めることができますよ。
メイク崩れを防ぐベースメイクとは
では、いよいよメイク崩れを防ぐベースメイクの方法をご紹介します。
夏のメイクは「薄付け」、「素早く」が基本です。ベースメイクのアイテムには、油分が多く含まれています。
そのため、皮脂が分泌されてしまえば、皮脂がベースメイクと混ざり合い、メイクが崩れやすくなります。
だからこそ、ベースメイクは「薄付け」で汗や皮脂が出る前に「素早く」おこなっていきましょう。
またベースメイクを薄付けに仕上げるためには、ベースメイクを塗ったあとに、しっかりとティッシュオフすることが大切です。
ティッシュオフとは、一枚のティッシュを顔全体に乗せて、軽く押さえるだけです。
ティッシュがベースメイクの余分な脂を吸い取ってくれることで、メイク崩れを防ぎます。この時、ティッシュでゴシゴシ擦らないように気をつけましょう。
さらに、夏のメイクや花火大会のように人が多く、より暑くなる場所へ出かける際のメイクはメイクアイテムの見直しもオススメ。
メイク落としにオイルクレンジングを使用している方も多いでしょう。メイクは、油分に弱いのです。
そのため、皮脂が多くでる恐れのある人ごみや夏場は、メイクアイテムを油分の配合が少ないものへ変更しましょう。
そうすることでメイク崩れを防ぐことができます。特に、ベースメイクの中のファンデーションやコンシーラーには油分を多く配合するアイテムが多く存在します。
カバー力の高いリキットファンデーションやクリームファンデーションが油分を多く含んでいるのです。さらにコンシーラーも多くの油分を含みます。
さらにはクリームタイプのチークにも注意が必要です。暑い場所へ出かける場合や、夏のメイクはこれらのアイテムの見直しが必要です。
なるべく、油分の少ない、パウダータイプのアイテムに切り替えていきましょう。そうすることで、メイク崩れをより防ぐことができます。
さらにアイメイクアイテムにも要注意。花火大会の記念写真が、パンダのような目で写っていたことはないですか?
アイメイクはウォータープルーフにすることで、安心のように思えますが、夏場は違います。ウォータープルーフのアイテムは確かに水分には強いですが、やはり油分に弱いのです。
そのため、アイメイクアイテムも見直しが必要です。オススメはフィルムタイプのアイテム。お湯でオフできるアイテムです。
汗や皮脂に強く、夏でも落ちにくいメイクアイテムです。
これらに切り替えるだけで、花火大会を始めとした夏のレジャーを、メイク崩れを気にすることなく楽しめますよ!
メイク崩れを防ぐ裏技
メイク崩れを防ぐためには、汗を小まめに拭き取ることも大切です。その際に、保冷剤を包んだタオルを持ち歩くのも良いでしょう。汗を拭きとりながら毛穴を引き締めることができます。
併せてオススメなのが、脇の下にある「大包」と乳首の少し上にある「屋翳」というツボを押すことです。
これらのツボを同時に3分ほど押さえることで、顔の汗を自然に抑制する働きがあります。
この時、左右のツボを同時に押さえることが大切です。右側だけや左側だけ押してしまえば、押していない反対側から汗が噴き出てしまいます。そのため必ず同時に押していきましょう。
このツボを押さえ、顔の汗を防ぐ方法は、舞妓さんが実行している方法でもあります。
舞妓さんたちは、着物の下で、これらのツボを帯で押していることで、夏場でも涼しげな顔で町を歩くことができるのです。
最近では、この舞妓さんの方法を実践するためのアイテムも多く発売されています。
花火大会やイベントのメイク崩れ防止に試してみてはいかがでしょうか?
ファンデが崩れないためのメイク前のスキンケアまとめ
花火大会のメイク崩れを防ぐためには、メイク前のスキンケアが大切です。スキンケアでメイク崩れを引き起こす、汗と皮脂の分泌を予防していくのです。
皮脂の分泌を防ぐためには、皮脂を分泌させる毛穴を引き締めていくことが良いでしょう。収れん作用が高い「ハマメリス水」配合の化粧品を取り入れていきましょう。
さらに顔を冷やし、毛穴を引き締めることもオススメ。保冷剤を包んだタオルで顔をまんべんなく冷やすことや、冷蔵庫で冷やした化粧水を取り入れていきましょう。
さらにベースアイテムを始めとしたメイクアイテムの見直しもオススメです。
リキットファンデーションを始めとしたメイクアイテムは、油分を多く配合していることで、汗や皮脂に弱く、メイク崩れの原因。
そのため、ベースアイテムは、なるべく油分の少ないパウダータイプを使用することがオススメです。
アイメイクのマスカラやアイライナーもまた、フィルムタイプに切り替えることで、メイク崩れを防ぎます。
さらに顔の汗を防ぐ、「大包」や「屋翳」のツボを押さえることで、よりメイク崩れを防げます。
これらの方法を、花火大会を始めとしたイベントのメイクに取り入れ、夏を楽しみましょう。
美容心理士から見た「花火大会」のカラーセラピー
ピンクや赤の花火も可愛いのですが、ブルーの花火を眺めると副交感神経系が優位になり皮脂の分泌を抑えます。
首や肩こり解消の色でもあるので夏の疲れを癒してくれるでしょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。
