たるみ、ほうれい線の原因につながる姿勢の歪みを正して対策を!
ほうれい線の原因の大半はたるみです。
ほうれい線やたるみが目立つようになると、見た目の年齢をグッと引き上げてしまいます。
その原因をつくるひとつが、なんとスマートフォンやパソコンによる姿勢の歪み。
ここでは姿勢の歪みによる、ほうれい線やたるみの予防方法について紹介します。
姿勢を正し、ほうれい線とたるみを予防してきましょう。
ほうれい線の原因、たるみにつながる猫背
ほうれい線の原因はさまざま。その中の原因の大半を占めるのがたるみです。
たるみは、紫外線や加齢、乾燥などが原因となって起こります。
一方、現在ますます増えているのが姿勢の歪みから生じる顔のたるみです。
スマートフォンやノートパソコン、タブレットなどが普及してから、姿勢の歪みが大きなマイナス面として取り上げられています。
使用中、視線を常に下に向けるために、年齢を問わず、首猫背となる人が続出しているのです。
この首猫背は、首が背中よりも前に出ていることで、頭が前に突き出ている姿勢。
原始人やチンパンジーのように、横から見たときに顔が前に出ている状態ということです。
この姿勢では、頭の後ろの筋肉と首の前方の筋肉が引っ張り合うことで、頬から下の筋肉が下方向の重力を受けやすくなります。
そして肉が下へ下へと引っ張られた結果、顔のたるみの原因となるのです。
もちろん猫背もたるみの原因のひとつ。首猫背のように重力で頬から下の筋肉が引っ張られるのではなく、姿勢の歪みで体全体の代謝が悪くなり、たるみを引き起こすと言われています。
この姿勢の歪みによるほうれい線は、10代、20代から起こる恐れがあります。
特に、最近では小学生に上がる前からアイパットやスマートフォンを操作する習慣がある子どもが多いですね。
今後、10代、20代のほうれい線の悩みがますます増えてくるでしょう。
しかし、姿勢の歪みによるほうれい線は予防できます。正しい予防法を取り入れて、心配から解放されましょう。
猫背によるたるみを防止して、ほうれい線を予防しよう
たるみとほうれい線の原因となる姿勢の歪み。これを予防し改善するためにも、次のことを取り入れていきましょう。
たるみとほうれい線を予防:胸を開くストレッチ
首猫背や猫背を予防して改善に導くためには、胸を開くストレッチが大切です。
胸を開くストレッチといっても難しいことはありません。まずは「ストレッチポール」を用意しましょう。
ストレッチポールがない場合は、バスタオルを2枚用意します。その2枚のバスタオルをきつく丸めていきましょう。
丸めたら上下をヒモで結びます。これで手作りストレッチポールが完成です。
ストレッチポールを背骨に沿わせ、仰向きで寝ましょう。この時、頭から腰までをボールに乗せられるといいですね。
そのまま脇にテニスボールひとつほど入るくらいのすき間をあけて腕をラクにしていきましょう。
それだけで気持ちよく胸を開くことができます。一日の終わりに3分ほど取り入れることで、姿勢の矯正につながりますよ。
たるみとほうれい線を予防:首のマッサージも大切
首の猫背は背中の猫背にもつながります。まずは、首猫背の予防と改善から始めましょう。
改善のためにも、特にコリやすい首の後ろの筋肉をほぐすことが大切。
とはいえ、首のマッサージを自分でおこなうのは大変ですね。そこで役立つのが靴下とテニスボールです。
テニスボールは今では100均でも手に入りますね。
靴下にテニスボールを2個入れ、テニスボールが動かぬよう、余っている部分を結びます。
そして首の後ろに靴下を置き、仰向けになりましょう。そうすることで、首の後ろの筋肉をほぐすことができます。
テレビや雑誌、読書の時間に取り入れて、たるみの予防に努めましょう。
スマートフォンやパソコンの作業姿勢に気をつけよう
どうしても目線が下になるスマートフォンやパソコンの使用中、自分の視線に気を付けることも大切です。
スマートフォンを操作するときは、目線が平行になるように心がけましょう。またパソコンの目線も大切です。
パソコンはスマートフォンと違い、目線と操作する手元が違いますね。そのためパソコンはスマートフォンよりも目線の調整が簡単です。
デスクトップの場合は、目線の高さが平行になるように調整しましょう。
ノート型の場合は、邪魔にならない程度にパソコンの下に辞書や電話帳を入れ、目線の高さを上げるのがオススメ。
さらに座って長時間のパソコン作業をする場合は、クッションやタオルを腰部分に入れ、猫背にならぬよう心がけてくださいね。
筋トレを取り入れ、たるみとほうれい線を予防しよう
姿勢の歪みによる「たるみ予防方法」が分かったあとは、そのほかのたるみも防止していきましょう。
ほうれい線は、頬と口周りの表情筋が衰えることでたるみが生まれ、発生することもあります。
この予防と対策はカンタン。スキンケアの化粧品をつける鏡の前で、表情筋を鍛える2つの筋トレを取り入れていきましょう。
べろ回しで、たるみを予防してほうれい線対策
口の中で舌をぐるぐると回す簡単な体操です。歯の表面を舐めるイメージで、口を閉じたまま、大きく回していきましょう。
鏡の前でおこなうことで、より頬と口の筋肉を使用できているのが意識できると思います。
時計回りと反対回りを交互に3回ずつおこなっていきましょう。朝晩おこなうことで、たるみとほうれい線を予防できますよ。
笑顔習慣でたるみを予防してほうれい線対策
実は、普段何気なく笑っている顔は、美容のもとです。
笑顔はたるみやほうれい線の予防につながることを、どうか覚えておいてください。
しかし、ただニヤニヤ笑うだけでは効果がありません。アニメや女優の方がするような、両方の口角がしっかり上がった笑顔にこそ効果があるのです。
口角を上げる時に使う筋肉が衰えることで、たるみが生まれ、ほうれい線が発生するのです。
だからこそ、口角を上げた笑顔をつくることが大切。そのトレーニングをスキンケアの際に取り入れていきましょう。
鏡の前で口を閉じたまま、にっこり笑顔をつくってみましょう。両方の口角は上がっていますか?
さらに口を横いっぱいに引き、口角を思いっきり引き上げていきます。そのまま10秒停止しましょう。
これだけでも、口周りのだるさやひきつりが感じられるはず。これがツライほど、普段口角を上げていなかった、ということです。
このトレーニングを朝晩のスキンケアの際に取り入れていきましょう。そうすることで、普段から口角を引き上げた素敵な笑顔をつくることができます。
たくさん笑って、口角を鍛えて、ついでにたるみとほうれい線も予防していきましょう!
たるみとほうれい線の原因、姿勢の歪み対策まとめ
たるみとほうれい線の原因となる姿勢の歪みを予防し改善するために取り入れたいのは以下です。
●胸を開くストレッチ
●首のマッサージも大切
●スマートフォンやパソコンの作業姿勢に気をつけよう
姿勢の歪みを予防するとともに表情筋を鍛える筋トレをスキンケアに取り入れましょう。
●ベロ回しで、たるみを予防してほうれい線対策
●笑顔習慣でたるみを予防してほうれい線対策
そして、肌をたるませない、ほうれい線をつくらせない肌に導いていきましょう。
美容心理士から見た「ほうれい線」のカラーセラピー
姿勢を正すときにオススメなカラーはグリーンです。
グリーンをイメージすることで、自然と胸を張りやすくなります。
それは、グリーンが体の肺や呼吸器を表すカラーだからです。
グリーンをイメージすることで、大きく息を吸い込めるので猫背の予防につながりますよ。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。