乾燥肌の改善には食べ物が重要!体の中から乾燥肌を撃退!
春が近づいてきました!スーパーでは色とりどりの野菜が並ぶようになってきましたね。
春は、新タマネギや新じゃがなど野菜がおいしくなる季節。毎日何気なく口にする食べ物は、私たちの肌に密接に関係しています。
実は食べ物が乾燥肌の改善にも役立つのです。
そこで、ここでは食べ物でできる乾燥肌対策について紹介します。
普段の食べ物に一工夫くわえて、乾燥肌を改善していきましょう。
食べ物で引き起こす乾燥肌の原因とは?
肌の乾燥は食事とは関係ないと思いがちです。しかし私たちの肌は、たくさんの栄養素からできています。
そのため直接肌につける化粧品だけではなく、普段何気なく食べる食事も、肌の健康にとても重要なのです。
最近では、欧米型の食生活の方が増えていますね。
しかし、欧米型の食生活では、野菜が不足する場合が多いのです。さらに外食での揚げ物など、古い油を食べがちなのも心配。
これらは、肌の酸化やターンオーバーを乱すことにつながります。ターンオーバーが乱れた肌は、徐々に乾燥しやすくなるのです。
さらに危険なのは、極端なダイエットや手軽なインスタント食品ばかりのバランスの悪い食事。ターンオーバーを乱すだけではなく、血液の流れも乱します。
血液の流れが悪いと肌も乾燥しやすくなるのです。
また肌に必要な栄養素は血液に乗って運ばれます。血液の流れが悪くなると、必要な栄養が肌に送られず、肌が栄養不足になってしまうのです。
肌の栄養不足はさらなる乾燥の原因。化粧品だけでは栄養補給は間に合いません。
乾燥肌を改善するためにも、ぜひ、バランスの良い食事を心がけましょう。
乾燥肌を改善するために必要な栄養素
それでは、乾燥肌を改善に導くためには、どんな栄養素が必要なのでしょうか?
それは「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン類」「必須脂肪酸」。
これらの成分は、セラミドとともに肌の保湿を担うNMF(天然保湿成分)の生成にも重要な栄養素です。役割とともに解説していきます。
乾燥肌を改善するために必要な栄養素:タンパク質
私たちの体は、タンパク質からできています。もちろん、肌の素もタンパク質。
タンパク質が不足すると、細胞が生みだせず、ターンオーバーが乱れやすくなります。ターンオーバーが正常におこなわれていない肌は、セラミドを保有する細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)も生成しなくなります。
生成しないということは、肌の保湿成分が不足するということ。そのため肌が乾燥しやすくなるのです。
特に現代の食生活は、朝食や昼食でタンパク質が不足しがちです。
忙しい毎日の昼食に選びがちなパスタやラーメン、そばなどの麺類は、実はタンパク質が摂取しにくいメニュー。
できれば肉や魚、大豆などタンパク質がとりやすい定食ものを選びたいところ。
朝食も抜かないように!乾燥肌を改善するためにも、卵や納豆などを含めて、しっかりと食事を摂るようにしましょう。
乾燥の改善は、毎食しっかりタンパク質を食べることから始まりますよ。
乾燥肌を改善するために必要な栄養素:亜鉛
レバーや牡蠣、チーズや卵などに多く含まれている亜鉛。亜鉛は肌にとっても私たちの体にとても重要なミネラルの一種です。
艶やかな髪や爪は、亜鉛があるからこそ維持できるのです。亜鉛が不足すると皮膚炎や湿疹が出やすく、乾燥しやすくなります。
なお、アルコールや加工食品に含まれる添加物などを大量に摂取すると、体内の亜鉛が体外に排出されてしまいます。
お酒を頻繁に飲む方は、亜鉛を多く含む食べ物を特に積極的にとってください。ベジタリアンの方は、特に亜鉛不足になりやすいです。サプリで摂取するように心がけましょう。
乾燥肌を改善するために必要な栄養素:ビタミン類
ビタミン類は乾燥肌を改善するのにとても重要な栄養素。「ビタミンA」「ビタミンB群」「ビタミンC」「ビタミンE」をバランスよく食べることが大切です。
ビタミン類は乾燥肌を改善に導くNMF(天然保湿因子)の生成を促し、さらに、コラーゲンの生成も促す大事な成分。
ビタミン類を効率良く食べるには、野菜だけ食べていればいい訳ではありません。
ビタミンB群 は、豚肉などの肉類に多く含まれ、ビタミンEは、ナッツ類や魚介類などに多く含まれています。
そのため効率よくビタミン類をとるためには、いろいろな食材を食べることが大切です。
この中でもビタミンB群は、ストレスやアルコールを飲んだとき、過食や激しい運動をしたときに大量に失われます。
意識して摂取するようにしましょう。サプリを使用するのもいいですね。
乾燥肌を改善するために必要な栄養素:必須脂肪酸
脂質のなかで特に大切なのは「必須脂肪酸」。必須脂肪酸は細胞の膜を作りだす重要な材料です。
そのため、必須脂肪酸が不足すると細胞の生まれ変わりが正常にできなくなり、ターンオーバーが乱れていきます。
その結果、肌の保湿機能を担う細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)の生成も低下して、乾燥肌を招くのです。
「必須脂肪酸」のなかでも「オメガ3系脂肪酸」と「オメガ6系脂肪酸」をバランスよく食べることが重要。
オメガ3脂肪酸はサバやイワシなどの魚介類に多く含まれており、セラミドを作る原料です。オメガ6脂肪酸はコーン油、大豆油、アマニ油から摂取できます。
オメガ6脂肪酸は、ドレッシングなどに使っていきたいですね。
乾燥肌を改善する栄養素をバランスよくとる方法
乾燥肌を改善に導く栄養素をまんべんなく摂取するためには、実は日本食が理想的。特に定食のように一汁三菜とることで、バランスよくすべての栄養素を食べることができます。
といっても、一汁三菜を続けるのは難しいですよね。
オススメは、サラダやスープに、乾燥肌を改善する栄養素を含む食材を少しずつプラスする習慣を身に着けること。
例えば、コンビニでサラダを買ったとします。しかし、コンビニのサラダは亜鉛やビタミンB群、必須脂肪酸が不足しがちです。
そこに役立つのが、卵や豆腐、魚切り身のトッピング。さらにアクセントにオメガ6脂肪酸を含む油やナッツ、粉チーズを振りかけることで、バランスよく栄養素をとることができます。
スープも同様です。コンビニのスープにカット野菜や豆腐、サラダチキンなどを加えることで、栄養素のバランスが向上しますよ。
もちろん、時間のある時は一汁三菜を心がけ、定食風の食生活をとるようにしてくださいね。
乾燥肌を改善には食べ物が重要まとめ
乾燥肌を改善に導くには、バランスの良い食事が不可欠。その中でも次の栄養素を含む食べ物を積極的に取り入れていきましょう。
●タンパク質
●亜鉛
●ビタミン類
●必須脂肪酸
そしてこれらの栄養素を含む食べ物をバランスよく食べられる日本食、一汁三菜の定食をイメージした食事を摂るようにしましょう。
難しい場合は、普段食べるものに、少しずつさまざまな食べ物をプラスしていくことを心がけてみましょう。
そして、乾燥肌の改善に食事が果たす役割は、とても大きいんですよ。
美容心理士から見た「乾燥肌」に最適なカラーセラピー
乾燥肌を改善する栄養素を含んだ食事の吸収を高めるのはオレンジ色。
オレンジ色は、腸の働きを促進させる効果があるのです。
ダイニングスペースにオレンジ色の絵を飾るのがオススメ。
楽しく食事を摂りながら、乾燥肌を改善する栄養素を吸収していきましょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。