【活性化成分】エステティシャンがおススメする、 肌細胞を活性化させる成分ベスト3!
肌の活性化、というと少し難しそうに聞こえますが、簡単にいえば〝古い細胞と新しい細胞の入れ替わりがスムーズになり、ターンオーバー(肌の生まれかわる周期)が正常化していく〟ということになります。
赤ちゃんや子どものように、新陳代謝が活発で日々成長している場合は問題ありませんが、加齢や外的刺激など、何らかの原因で弱ってしまった肌細胞は、その生まれ変わりがスムーズにできず、役に立たない状態でいつまでも肌に残り、シミ、シワなどの肌ダメージの要因となるのです。
「スキンケアの効果を感じない」「何をやっても肌の調子が良くならない」など感じたら、肌細胞を活性化させる成分に注目してみましょう。
【肌細胞活性化成分 ベスト1・・・「エクトイン」】
真皮の線維芽細胞を活性化し、ターンオーバーを促進する効果も
「エクトイン」、まだあまり聞いたことがないかもしれませんが、今、美容業界でも注目されている素晴らしい成分ですので、ぜひ覚えておいてください。
エクトインはエジプトの塩湖に生息する微生物が持つアミノ酸の一種で、この微生物がどんな過酷な乾燥でも生き続けることができる理由が、このエクトインのパワーだということがわかり、美容成分として研究されるようになりました。
主な働きとしては,
・優れた保水効果があり、強力に水を引き寄せ離さず、お肌の潤いを長時間保つ
・紫外線や乾燥、温度差などの肌ストレスによる細胞の老化・劣化を止める
・細胞を守る、皮膚の免疫力を守る
・真皮の線維芽細胞を活性化し、ターンオーバーを促進する
など、肌に欲しかった効果がたくさん発見されています。
中でも注目したいのは、「真皮の線維芽細胞を活性化」です。
線維芽細胞とは、肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す細胞ですから、潤いとハリのある美肌のためには必要不可欠というわけです。
以前からこの効果に注目していたこともあり、私のサロンでは「エクトイン」を成分にした「エスティング美容乳液」をマッサージの際や、仕上げに使用します。この施術を受けることで、水分と細胞間脂質が満たされ、肌細胞が活性化されていることで自宅でのスキンケアの効果を引き上げることができます。
【肌細胞活性化成分 ベスト2・・・「プラセンタ」】
成長因子、栄養因子を補給して、肌の再生を促進
プラセンタはスキンケアだけでなく美容サプリメントなどでも使用されている注目の成分です。
その効果は多岐にわたり、美白、保湿、細胞の増殖再生、コラーゲンの生成、血行促進、抗酸化作用、抗炎症作用、 抗アレルギー作用、免疫賦活作用 アミノ酸補給など、実に多くの効果が得られるものとして人気があります。
プラセンタは胎児の発育成長のために必要不可欠な組織胎で、その高純度の栄養素によって10月10日の間、お母さんのおなかのなかで立派に成長するのですから、プラセンタの栄養素がどれだけすごいのか想像がつきます。
そんなプラセンタだからこそ、肌細胞を活性化させて細胞分裂を促し、肌の生まれ変わりをサポートできるのかもしれません。
本来、プラセンタは私たちの体内に存在していますが、加齢ととものその働きが弱くなります。それを補うことで肌細胞に刺激を与え、活性化につながるといわれています。
新陳代謝がスムーズにいけば、いつでもピカピカな肌でいられるのです。
【肌細胞活性化成分 ベスト3・・・「EGF」】
ノーベル生理学・医学賞を受賞した皮膚の成長因子
EGF(上皮成長因子―Epidermal Growth Factor)は、1962年アメリカの生化学者スタンリー・コーエン博士が発見し話題になったタンパク質です。
もともと生物が持っているアミノ酸から形成されるもので、細胞の成長促進や機能を整える役割があり、皮膚移植や火傷や傷の再生、皮膚移植など医療分野で多くの実績を上げてきたものです。
その流れから、肌の上皮(皮膚・粘膜など)の細胞と結合して新しい細胞をつくったり増やしたりすることがわかりました。
肌への効果としては,
・肌表面の新陳代謝の活性化(つまり表皮細胞の成長(ターンーバー)を促進させる効果)
・血流を良くして、コラーゲンの蓄積を促す働きもあります。
肌を活性化させる成分のまとめ
ここでは、私が注目している3つの活性化成分を挙げましたが、実際にサロンで使用している「エクトイン」に関していえば、とても良い結果を得られています。
使い続けることで、特に気になっていたシミやシワが目立たなくなったり、ほうれい線が薄くなったりと、エイジング肌への効果が高いといえます。
エクトインそのものがダイレクトにシミやシワを薄くする効果がある、というわけはありません。
ただ、肌の活性化(ターンオーバーを促進させる)効果ことで、間接的にこれらの肌トラブルが解消されることもまた事実だと実感しています。
年齢肌が気になり始めたら、まずはスキンケアで肌細胞の活性化を促すことが大切ですね。
美容心理士から見た「肌細胞の活性化」に効くカラーセラピー
交感神経を活発にし、血行促進を促す色は「赤」です。
血流が良くなると、毛細血管の隅々まで血液が流れるようになり、新鮮な酸素が送り込まれるので肌細胞も活性化。ターンオーバーを正常化させることで、健康で美しい肌を保つことができるようになります。
特に元気が出ない日、肌の調子がいまいちの時には、「赤い下着」を身に着けてみてください。きっと丹田(へその少し下、下腹の内部にあり、気力が集まるとされる所)のあたりから元気が湧いてきますよ。
巣鴨では赤い下着屋があり、おじいさん、おばあさんに人気のようですが、それも赤い下着が細胞を活性化させて、若々しくしてくれるからでしょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。