食欲の秋!旬を迎えるヘルシーキノコ料理で美肌菌を増やそう
これから旬を迎えるキノコ。キノコには、数千もの種類があります。
この中の約700種類が食用として食べられています。
これらのキノコ類は、栄養がたっぷり含まれていながらもカロリーが低く優秀なアイテム。ダイエット食材としても、以前から注目されていますね。
もちろん、キノコには美肌効果も多く含まれているのです。ここではキノコの美肌効果について紹介します。
この秋はキノコをたっぷり取り入れて、美肌効果を高めましょう。
キノコの美肌効果
キノコには美肌に導くビタミンやミネラルがたっぷり含まれています。さらに腸を整える食物繊維やカルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富。
さまざまなキノコがある中で、美肌効果が高いのは「マイタケ」と「ブナシメジ」、そして「きくらげ」。それぞれの美肌効果について紹介します。
マイタケの美肌効果
マイタケには、肌あれを予防するビタミンB2や保湿効果のあるトレハロースが豊富なのです。さらにシミやそばかすの原因となるメラニンの発生を抑制させるチロシナーゼ阻害物質も含まれていることで、美白効果も高いのです。
そしてマイタケには、便秘の解消に効果のある不溶性食物繊維と腸内環境を整える水溶性食物繊維がバランスよく含みます。
腸が汚れていれば、腸の腐敗物が湿疹やクスミなどの肌トラブルを引き起こします。さらにむくみやすくもあるのです。
しかし、マイタケにはこれらの食物繊維の他にカリウムも多く含みます。カリウムはむくみに効果的な成分。このようにうれしい効果をたっぷり含んでいるのです。
ブナシメジの美肌効果
オルニチンを豊富に含んでいます。オルニチンは肝機能を整える作用があります。肝機能を整えることで新陳代謝を活性化させ、健やかな美肌へと導きます。さらに肝機能は、メラニンの活性化を抑制するグルタチオンの成分を合成する働きがあります。そう、肝機能が整うことで、美肌効果を得られるのです。
またオルニチンは、コラーゲンの合成に必要な成分。ハリやシワの改善に役立ちます。積極的に取り入れることで、美肌効果を高めます。肝機能に効果的なので、オイリー肌にも効果的なのです。
価格もリーズナブルなので、積極的に取り入れましょう。
きくらげの美肌効果
薬膳料理や中華料理によく使用されているきくらげもキノコの仲間。このきくらげにも、美容効果がたっぷり含まれています。
きくらげには、黒きくらげと白きくらげがあります。どちらも美容効果がありますが、特に美容効果が高いのが白きくらげ。この白きくらげは、世界三大美女の一人、楊貴妃も食べていたと言われています。
白きくらげには、「白きくらげ多糖体」という成分が含まれています。この成分は高い保水力を持ち、その効果はヒアルロン酸を上回るとも言われています。
継続して、食べることで乾燥を予防して、潤いある肌へと導いてくれるのです。
また、その高い保湿効果は化粧品にも配合されるほどです。そして、きくらげ特融のプルプルな食感には保湿効果があります。
美肌効果を高めるキノコの食べ方
美肌効果を高めるキノコの食べ方は、キノコの細胞壁を破壊すること。よく野菜は、火を通しすぎると、取れる栄養が減少すると言われていますね。
しかし、キノコは熱をじっくり入れるなどして、細胞壁を破壊することで、美肌成分をより効果的に摂取できるのです。
さらに、熱をじっくり入れるだけではなく、冷凍することや乾燥することも細胞壁を壊すのに効果的。乾燥させるのは、レンジなどではなく、天日干しすることが大切です。
これらを施したきのこは調理もしやすく、栄養満点です。
キノコを冷凍する場合は、キノコを調理しやすい大きさにカットしてから冷凍しましょう。そうすることで、解凍する際の水っぽさが防げます。
またキノコは冷凍することで、うまみ成分の「グルタミン酸」もアップさせます。積極的に取り入れることが大切です。
キノコはマイタケやブナシメジをはじめ、さまざまな種類を1日150gずつ摂取することで、美肌効果が得られます。
食べ方はさまざま。風味豊かなキノコは、スープや煮込み、鍋料理に最適です。じっくり加熱していくとキノコの水分が出てしまいます。避けるためには、強火で短時間で調理していきましょう。
また、風味を失わないためにも、栄養を逃さないためにも、水洗いは避けましょう。そうすることで、よりおいしくキノコが食べられますよ。
美肌効果だけじゃない!キノコのダイエット効果
キノコはカロリーが低いことで、ダイエット食にもよく取り上げられている食材。しかし、キノコはカロリーが低いだけではなく脂肪燃焼力が高い食材です。
キノコにはキノコキトサンという脂肪燃焼効果と脂肪の吸収を抑制する成分を持っています。
脂肪燃焼効果については、いまだ研究されていますが、毎日食べ続けることで、中性脂肪が減少する結果が出ています。またキノコキトサンは、小腸で脂肪を吸収する役目がある膵臓チパーゼを阻害して、脂肪の吸収を助けてくれるのです。
特に、脂っこい食事のときは、キノコを一緒に取ることがオススメです。
また、キノコには多くの食物繊維が含まれているため整腸作用も高く、ダイエット効果を増す作用があるのです。
そしてキノコ類の中で、ダイエット効果が高いのは「エノキタケリノール酸」を含むえのき。この「エノキタケリノール酸」は、脂肪の吸収を抑えるだけではなく、内臓脂肪を燃焼さえる効果もあるのです。
しかし、えのきはそのまま食べても「エノキタケリノール酸」は十分に摂取できません。
「エノキタケリノール酸」をたっぷり摂取するためには、冷凍や天日干しをして乾燥させ、細胞壁を壊すことが大切です。そうすることで、「エノキタケリノール酸」をたっぷり摂取できます。
ぜひ、試してみてくださいね。
ヘルシーキノコ料理で美肌菌を増やそうまとめ
ヘルシーなキノコには、美肌効果も豊富に含まれています。キノコには美肌の素となるビタミンやミネラルがたっぷり含まれ、腸を整える食物繊維やカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富なのです。
特に美肌に効果をもっているのが、マイタケやブナシメジ、白きくらげです。これらのキノコを毎日150gずつ摂取することで、美肌効果を期待できます。
さらに、美肌効果を高めるためにも冷凍や天日干しをしてキノコの細胞壁を壊して食べるのがオススメです。
キノコは風味豊かなため、どんな料理にも合います。あなたのお気に入りの食べ方を見つけてくださいね。
またキノコには、ヘルシーなだけではなく、ダイエット効果もあります。キノコキトサンという、キノコが持つ成分が死亡の吸収を抑制させ、脂肪の燃焼を助けるのです。
なかでもエノキには、内臓脂肪を燃焼する効果があるので、試してみてください。
今から旬を迎えるキノコ。特に秋のキノコは風味が豊かで食事を豊かにしてくれます。毎日たっぷりのキノコを摂取して、美肌を手に入れましょう。
美容心理士から見た「キノコ」のカラーセラピー
美肌成分を食するとき、オススメなカラーがオレンジ。
頭の中でオレンジ色をイメージすると腸の動きを活性化してくれるので、美肌成分を吸収しやすくしてくれます。
キノコ料理を食べるときは、ぜひオレンジをイメージしましょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。