混合肌を改善へと導く!混合肌の化粧水の最適な選び方とは?
混合肌の方は、どの部分の肌に合わせてスキンケアをしようか、悩みがちですね。
また部分ごとにスキンケアをおこなっているうちに時間がたってしまい、乾燥を促進させることも少なくありません。
混合肌を改善へと導くためには、まずは化粧水で肌を潤すことが大切です。
今回は、混合肌を改善へと導く最適な化粧水の選び方を紹介します。
化粧水選びの参考にしてみてくださいね。
混合肌を引き起こす原因とは?
部分によって、肌質が変わる混合肌。オイリー肌の部分や乾燥肌の部分があることで、スキンケアも迷いがちになりますね。
この混合肌は、普段の生活習慣で悪化させることも多いのです。
混合肌を悪化させてしまう、特に大きな原因は、以下の3つです。
まずは、混合肌を悪化させる原因を見直しましょう。
混合肌を悪化させる原因:紫外線
これから厳しさを増してくるのが、お肌の大敵、紫外線です。紫外線は、さまざまな肌トラブルの原因。
混合肌も例外ではありません。特にTゾーン。ここは他の部分よりも出っ張っているため、紫外線を浴びやすい部分です。
そのため、肌も自分を保護するため、皮脂の分泌が特に活発になりやすいのです。つまり、混合肌になりやすいということですね。
Tゾーンがオイリー肌になっている場合、より多くの皮脂を分泌させている、ということ。
そこへ紫外線が加わることで、皮脂の酸化まで進み、炎症などの肌トラブルを引き起こすのです。
混合肌だからこそ、紫外線対策を徹底していきましょう。
混合肌を悪化させる原因:乾燥
肌の乾燥は、シミやシワなどの肌トラブルの原因のひとつ。そして大人ニキビの原因でもります。
特に顔の中でも乾燥しやすく荒れやすいのがUゾーン。
乾燥が進みやすいので、皮脂を過剰に分泌させ、大人ニキビができやすい部分でもあります。
最近では、オフィスや電車、デパートなどさまざまな場所で1年中エアコンが付いていますね。
エアコンは、暖房でも冷房でも、空気を乾燥させてしまいます。Uゾーンを中心に乾燥対策を徹底しましょう。
混合肌を悪化させる原因:ストレス
ストレスがたまると、肌はみるみる内に不調を起こしてゆきます。これはストレスが肌に何かをしでかすのではありません。
ストレスによって体内に活性酸素が大量に発生するためです。
またストレスは自律神経やホルモンバランスまでも乱していきます。その結果、ターンオーバーが乱れ、肌が不調をきたしていくのです。
肌のハリを失わせるのも、ストレスから急増する活性酸素が原因。
肌のためにも、ストレスの少ない、心の豊かな生活を心がけましょう。
混合肌に必要なことはスキンケアの化粧水!
混合肌の方が陥りやすいスキンケアがあります。それはオイリー肌の部分にばかり目を向けてしまうこと。
乾燥に比べ、初期の変化に気付きやすいのがオイリー肌のテカリ。
オイリー肌のテカリを抑えようとして、化粧水や乳液を少量使いにしている方も多いようです。
しかし、それではオイリー肌部分を改善する前に、顔全体の混合肌を促進させ、各部分の状態を悪化させてしまいます。
実はオイリー肌の原因の一つが乾燥でもあることを知っていますか?
水分が足りない肌は、毛穴の奥底にあったはずの皮脂腺を引き出してきて、皮脂を過剰に分泌します。
つまり、乾燥が進むせいで、かえってオイリー肌が悪化するのです。
たっぷりの化粧水の水分を肌に補給することは、混合肌改善に向けた最初のステップ。
化粧水をたっぷり含ませたローションパックも積極的に取り入れていきましょう。
混合肌に最適な化粧水の選び方
化粧水の目的は、肌内部へ水溶性の美容成分を届け、肌内部を水分で満たすこと。特に混合肌は水分補給が大切です。
化粧水は、もったいぶらずに、毎回たっぷりと使いましょう。
「バシャバシャ使うなんてもったいない」という気持ちが強いなら、値段の低い化粧水を「たっぷり使い用」にするのもアイデア。
最初に肌に導入するのは普段使いの化粧水に、ローションパックやたっぷり使い用に安めの化粧水、と使い分けてもかまいません。
ただ、たっぷり使用する化粧水には、次の成分が配合されているものを選んでください。
混合肌に最適な化粧水:ヒアルロン酸
「ヒアルロン酸」は、1gで6Lの水分を保持できる美容成分。私たちの真皮に存在しますが、加齢により数を減らしてゆきます。
化粧品で補給する通常のヒアルロン酸は、真皮まで浸透して体内のヒアルロン酸を増やすことはありません。
ですが、化粧水でヒアルロン酸を補給することで、角質層を潤すことが期待できます。
ヒアルロン酸は、化粧品として配合される場合、さまざまな名称や種類があります。
その中でも化粧水を選ぶ際は、次の3つのヒアルロン酸のうち、どれかが記載されているものがオススメ。
まずはそのものズバリの「ヒアルロン酸」。
このヒアルロン酸は肌内部まで浸透できないものの、肌表面に水分の膜をつくることで、肌のバリア機能を高めます。
次に「加水分解ヒアルロン酸(低分子ヒアルロン酸)」。分子が細かく、肌表面に水分の膜を作りつつ、角質層に浸透して肌内部を潤します。
最後に「アセチルヒアルロン酸(スーパーヒアルロン酸)」。このヒアルロン酸は、ヒアルロン酸の中でも最も分子が細かい成分。
たっぷりの水分を保持しながら肌表表面に膜を張りながらとどまります。
その結果、効果的に角質層へ水分を補給しつつ、バリア機能まで高めてくれるのです。
混合肌に最適な化粧水:コラーゲン
真皮に存在する「コラーゲン」も肌を潤すのに大切な美容成分。
とはいえ、一般的なコラーゲンは化粧水で肌に補給しても、分子が大きいため肌内部へ浸透してくれません。
では、なぜ肌を潤すことができるのでしょうか?それはコラーゲンが持つ保水力によるバリア効果。
コラーゲンは化粧水で肌に塗ることで、化粧水などの水分が蒸発したあとも肌に膜を張り続け、水分を逃さないのです。
また最近では、よりコラーゲンの分子を細かくした「低分子コラーゲン」配合の化粧水も登場しています。
低分子コラーゲンは角質まで浸透しますから、肌の内側から保湿効果を期待できますよ。
混合肌に最適な化粧水:ハマメリス水
「ハマメリス水」。これはアメリカ東部やメキシコなど、湿度の高い森林にあるハマメリスという植物から抽出したエキスです。
このハマメリス水は高い収れん作用があるため、皮脂分泌をコントロールしてくれます。
そのためオイリー肌部分の過剰な皮脂を抑制し、オイリー肌の改善が期待できます。
さらにハマメリス水には、優れた抗酸化、抗炎症、抗菌作用があります。
その作用でストレスや紫外線による活性酸素の増加を抑制するほか、かゆみや肌の炎症など、さまざまな肌トラブルに効果を発揮するのです。
その効果を知っていたネイティブアメリカンは、ハマメリス水を傷や皮膚の炎症をいやす薬として使ったと言われています。
実際に、サロンで使用する「麻布十番塩澤式エクトインシリーズ」にもハマメリス水がたっぷり配合されています。
どんな肌トラブルを抱える方にも好評の化粧水です。
混合肌の化粧水の最適な選び方まとめ
混合肌はまずは化粧水で、しっかり肌を潤すことが大切。
化粧水を選ぶ際は、ここで紹介した次の成分が配合された化粧水をセレクトしてください。
●ヒアルロン酸
●コラーゲン
●ハマメリス水
化粧水を肌へたっぷり浸透させて混合肌を改善し、みずみずしい肌を手に入れましょう。
美容心理士から見た「混合肌」に最適なカラーセラピー
けして安い買い物ではありませんから、思わずケチケチ使いたくなるのが化粧水。
これをバシャバシャと豪快に使いたくなる心理になるカラーはオレンジ色です。
オレンジ色は開放、本能を表すカラー。節約の反対の気分になれるでしょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。