麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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マスク

新型コロナウイルスの感染予防として、毎日マスクを着用されている方も多いことでしょう。海外の医療関係者のインタビューで、長時間のマスクの着用により、顔が真っ赤になっている方の映像も流れていますね。

マスクはウイルスへの感染や花粉の侵入を予防するには最適ですが、長時間の使用は肌トラブルを招くことがあるのです。今回は、長時間のマスク使用による肌トラブルと、マスクによる肌トラブルを予防するためのスキンケア方法を紹介します。長時間マスクを使用しなければならない時の参考にしてくださいね。

マスク

マスクで肌トラブル!?

以前は、洗って何度でも使用できるガーゼマスクが主流でしたが、近年は1回ずつ使い捨てができる不織布タイプのマスクが一般的。不織布タイプのマスクの素材は、綿織物を重ね合わせたガーゼマスクとは違い、さまざまな原料を熱的、機械的、化学的作用によって接着させ薄い布に仕上げたものです。

この素材は、値段が安く、通気性が良い特徴がありますが、肌にとってはガーゼマスクよりも刺激が強いもの。摩擦刺激が大きく、長時間使用し続けることで、マスクの不織布が触れる口周りが赤くただれたり、粉を吹いてしまうことも。

また大人になってからのニキビの原因に摩擦刺激があります。マスクの布部分が肌に擦れることで、ニキビを招いてしまうのです。さらに長時間のマスク着用は、マスク自体の雑菌を繁殖させることも。その結果、ニキビを悪化させ、治りにくくしてしまいます。

またマスク内が長時間蒸れていると保湿効果が高そうに思えますが、マスクを外した瞬間に急激にマスク内にたまっていた水分が乾燥する時に、肌内部の水分も奪われ、肌の乾燥を進めてしまう恐れもあるのです。その結果、さらなる肌トラブルを招いてしまいます。

だからこそ、長時間のマスクの使用は、肌を守るポイントを押さえ、賢く使用しなければなりません。マスクを上手に使用すれば、美肌効果を高めることができるのです。そして正しい長時間のマスクの使用方法を知ることも大切です。

新型コロナウイルスの影響で、マスク着用が増え、気分が落ち込みがちですが、この期間を利用して美肌を目指してみましょう。

マスク

肌トラブルを予防するマスクの着け方

まずは、マスク本来の役割を維持させるためにも、自分自身の顔のサイズにあったマスクの使用が大切です。マスクが小さすぎると、鼻から口にかけてしっかり覆うことができず、マスクが大きすぎると肌との接着面に大きな隙間ができてしまって、ウイルスや花粉の侵入を許してしまいます。そのため、自分にあったサイズを選ぶことが最重要です。

現在はマスクが買えないことも多いでしょう。とはいえ。布やハンカチでマスクを使用する場合の目安として、自分にとっての適正サイズを覚えておきましょう。自分自身のマスクのサイズを測る方法は、一般社団法人「日本衛生材料工業連合会」によると、耳のつけ根の一番高いところから、鼻のつけ根から1㎝下のところまでの距離を目安にするようです。

親指と人差し指でL字形を作り、耳の付け根の一番高いところに親指の先端を当て、鼻の付け根から1cm下のところに人差し指の先端にあてると、サイズを測りやすいです。測った距離が9㎝~11㎝だと子供サイズがオススメです。

10.5~12.5cmは小さめサイズ、12~14.5cmはふつうサイズ、14㎝以上は大きめサイズがオススメです。マスクのサイズ選びの参考にしてくださいね。

マスク

そしてマスクの素材選びも、できることならば、不織布マスクよりもガーゼや綿素材など肌に優しいマスクがオススメです。とはいえ、この時期手に入らないことも多く、見た目に抵抗がある方もいるでしょう。

不織布マスクを使用する場合は、マスクの内側にマスクと同じ大きさほどのガーゼを挟むのがオススメです。ガーゼが手に入らない場合は、コットンも有効です。不織布マスクと肌の間に肌に優しい素材を挟むことで、摩擦によるニキビやかぶれを予防します。

そして、長時間のマスクを使用する際は、適度なマスク内の換気をおこないましょう。マスク内の換気をおこなわなければ、雑菌の繁殖によるニキビの悪化や肌トラブル、乾燥など次々に肌トラブルをおこす恐れがあります。

マスク内の換気といっても、マスクをいったんはずし、マスク内のこもった空気をいったん排出するだけなので時間もかかりません。しかし、時節柄、マスクの換気をおこなう際は、密室空間、密集場所、密接場面を避けておこないましょう。そしてマスクを取り外しする際は、手洗いや消毒後の清潔な手でおこなうのがオススメです。

また肌のためにはマスクの換気をおこなった際に、マスクで覆っていた場所に、乳液やクリーム、オイルなどで保湿ケアをおこないましょう。長時間、マスクを着用していた肌は、入浴後のように角質がふやけ急激に乾燥しやすい肌になっています。

その状態で花粉や紫外線を浴びてしまえば、さらなる肌トラブルが起こり、肌トラブル続きの負のループに陥ることも。負のループを断ち切るためにも、マスク内の換気と合わせ、保湿ケアをおこないバリア機能を高めてくださいね。

マスク

マスクの肌トラブルに!SOSスキンケア方法

長時間のマスクによる肌トラブル対策には、丁寧な洗顔と保湿ケアの徹底が大切です。マスクの長時間の使用で、マスク内は雑菌が繁殖しやすいだけではなく、メイクが毛穴に侵入しやすくなっています。しかし、マスクを長時間使用すると、保湿効果が高まっていると勘違いしやすく、洗顔やクレンジングなどのケアがおろそかになりがちです。

長時間マスクを使用するときこそ、しっかりとクレンジングと洗顔で顔の汚れを取り除かなければなりません。とはいえ、クレンジングや洗顔をゴシゴシ、長時間おこなう必要はありません。

優しく、洗い残しがないように手早くクレンジングし、洗顔を1分以内に終わらせて、じっくりとすすぐようにしましょう。長時間のクレンジング、洗顔は乾燥やニキビの原因、さらにはシワやたるみの原因ともなるため、注意してくださいね。

そしてクレンジング、洗顔のあとは、保湿の徹底が大切です。肌の乾燥は、すべての肌トラブルの原因です。さらに肌の乾燥は、長時間のマスク使用による肌トラブルを、より悪化させてしまいます。夜のスキンケアでは、ローションパックなどを活用しながら、しっかり水分を肌に補給し、肌内部に閉じ込めてあげてくださいね。

またマスクが長時間触れた部分に赤みやかゆみがあるなど炎症を起こしている場合は、いったん保冷剤などで冷やすことがオススメです。その後、しっかり保湿することが大切ですが、炎症している場合の肌は、とてもデリケート。化粧品はヒリヒリと染みることもあります。

そんな肌になってしまった場合は、敏感肌用などの刺激が弱い化粧品で、ローションパックをおこない、しっかり乳液やクリームで水分を肌内部にとどめましょう。そしてマスクの素材が選べるようになった場合は、今後のためにも肌にあったマスクを選んでみてくださいね。

マスク

長時間マスクによる肌トラブル!まとめ

長時間のマスクの使用は、残念ながら肌トラブルを引き起こしてしまいます。肌トラブルを避けるためにも、長時間のマスクを使用する際は、今回のマスクの着け方を参考にしてください。そして長時間のマスクによる肌トラブルを避けるためにも、優しく、丁寧な洗顔と保湿の徹底を意識してみてくださいね。

美容心理士塩澤麻衣による「マスクによる肌トラブル」まとめ

マスクをしていると息が吸いにくいため、呼吸が浅くなります。浅い呼吸は心や体にも悪影響です。

マスク

深い呼吸をしてリラックス、内側から美肌作りを。1日3回は深呼吸タイムを意識してみましょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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