夏バテによる肌荒れには夏野菜!インナービューティーで美肌へ
猛暑の中、夏バテをしている方も多いのではないでしょうか?
この猛暑を乗り切るためには、食生活も重要です。そして夏バテは肌荒れにもつながるため、体の中からキレイになる必要があります。体の中からキレイになりながら、栄養を補給するのにオススメなのが、夏野菜。夏野菜は栄養が豊富で、この時期にピッタリの食材。
今回は、夏野菜の魅力と体の中からキレイになれ、夏バテも予防できる夏野菜を紹介します。夏野菜でキレイになりましょう。
夏バテによる肌荒れの原因
夏バテによる肌荒れは、夏バテの予防と克服が重要です。夏バテの原因はさまざま。室外と室内の温度差による自律神経の乱れや熱帯夜による睡眠不足などが考えられます。
また、さらにエアコンや冷たい食事のしすぎによる胃腸の冷えも夏バテの原因に。夏バテは、これらの要因が重なり、自律神経のバランスを乱すことで、体のだるさや疲労感、食欲不振などを招いてしまうのです。
夏バテにより、自律神経が乱れてしまえば、ホルモンバランスも乱れます。美肌を作るためには、さまざまなホルモンが必要です。しかし、自律神経が不調をきたすと、必要なホルモンが分泌されなくなってしまうのです。さらに食欲不振が続けば、肌に必要な栄養素の補給もできません。
また睡眠時間は、肌に栄養を送り、新しい肌細胞を生み出すメンテナンスタイムです。睡眠不足になれば、肌に重要なメンテナンスができず、夏バテは愚か、肌までもトラブルを引き起こしてしまいます。
さらに肌荒れしたデリケートな肌は、ただでさえ乾燥しやすい夏において、かなり不利になります。室内のエアコンによる乾燥した空気や、汗による乾燥がさらなる肌の乾燥を招き、肌荒れのループに落ちてしまうことも。
夏バテによる肌荒れは、化粧品でしっかり栄養を補給すること、そしてしっかり栄養のある食事を心がける改善が必要です。
そこで、夏に旬を迎える夏野菜です。夏野菜は、いわば肌荒れの救世主。肌荒れを改善するために最適な栄養素を豊富に含んでいます。化粧品で肌の外から、夏野菜で体の中からケアすれば、夏バテも肌荒れの改善や予防が期待できます。ぜひ、積極的に夏野菜を取り入れましょう。
夏野菜が夏バテによる肌荒れに効果があるのはなぜ?
野菜やフルーツは、1~2カ月で育つものから、数年かけて育つものまでさまざま。育つ期間は違えど、旬の野菜には、共通点があります。旬の野菜には、その時期に必要な栄養素を豊富に持っている点です。
夏といえば、暑く、水分補給が重要になります。そのため、夏野菜には、たっぷりの水分と汗とともに流れるマグネシウムが豊富。
なかでも、夏野菜はカリウムも豊富。体内の水分バランスを調整しながら、体にこもる熱をクールダウンさせてくれる働きもあるのです。そのため、熱中症対策にオススメです。特に夏野菜は、生のまま食べられるものが多いので、スイーツのかわりに食べたいですね。
さらに夏は猛暑により、体力も奪われがち。そのため、夏野菜は疲労回復効果を持った栄養素が豊富な野菜も多いのです。これらの働きにより、夏バテを解消する働きも、予防効果も夏野菜には期待できるのです。
そして夏野菜は夏バテの解消、予防だけではありません。美肌にも欠かせない栄養素を豊富に含んでいます。夏は紫外線も気になりますね。夏野菜は、抗酸化作用が豊富な野菜も多いので、美白ケアもできます。
さらに夏野菜はビタミンCが豊富。ビタミンCは肌に欠かせない成分。ビタミンCは抗酸化作用があり、美白効果があるのはもちろん、線維芽細胞の活動を促進させ、ハリのある肌へと導きます。
これらの働きは、夏バテによる肌荒れの改善にも効果的。さらにビタミンCには、皮脂抑制効果もあり、夏の過剰な皮脂をおさえてくれるので、毛穴トラブルの予防にも効果的なのです。
夏バテに効果的な夏野菜
まずは、この猛暑のため、体の中にこもる体をクールダウンさせてくれる夏野菜を紹介します。体をクールダウンさせてくれる夏野菜は、きゅうりやスイカ。
スイカは甘いので果物と思われがちですが、実はキュウリの仲間で、野菜に分類されます。二つの夏野菜の主成分は水分。さらに水分の中に汗とともになくなるカリウムが豊富。暑い日にきゅうりやスイカを摂取すれば、水分補給をしながら、熱中症予防ができるのです。
そして、きゅうりには美白効果もあるビタミンCが豊富なことから、美肌効果もあります。きゅうりには、ビタミンCを壊してしまう酵素も含まれていますが、酢がその酵素の働きを抑える作用があるので、酢の物やピクルスにして食べるとより効果的にキュウリのビタミンCをとることができますよ。
またスイカは、美肌効果もダイエット効果もある優れもの。真っ赤に熟したスイカの実を食べるのがオススメです。さらにスイカの皮近くにある緑色の部分には、ダイエット効果を高めるシトルリンが豊富。硬い外皮を向いて、漬物にすると食べやすいので、ぜひチャレンジしてみてください。
食欲のない日、暑い日は、きゅうりやスイカで水分補給をしながら、夏バテ予防をしつつ、美肌も手に入れましょう。
そして猛暑によって疲れた体には、疲労回復効果のある夏野菜を補給して、体の中から肌荒れ予防をしましょう。疲労回復にオススメの野菜は、ゴーヤ、トマト、オクラの3つ。さらにこれらの夏野菜には、美肌になるための栄養素も豊富に含んでいるのです。
まず、ゴーヤはなんとレモン2個分ものビタミンCを含む夏野菜。β-カロテンも豊富なことから、相乗効果で美肌へと導いてくれます。さらにこれらの栄養素は、疲労回復効果もあるのです。
そして、ゴーヤの特徴でもある苦味には、整腸作用や食欲を推進させる働きも。苦味が気になる方は、しっかりと中の白い綿部分を取り除き、塩もみすることで、マイルドになります。
続いてトマト。トマトにはたっぷりのリコピンが含まれており、美白効果があることをご存知の方も多いでしょう。トマトに含まれるリコピンには、高い抗酸化作用があり、紫外線により発生する活性酸素を抑制するほか、メラニンの生成も抑制してくれるのです。
さらにトマトは、豊富なミネラルとビタミンも含まれています。夏の偏りやすい食事の栄養補給に最適ですね。
最後にオクラです。オクラには、健やかな肌を作るのに欠かせないβ-カロテンが豊富。そして、オクラの特徴でもあるあのネバネバには水溶性食物繊維の一種であるペクチンが豊富に含まれています。ペクチンは整腸作用があるほか、肌荒れを改善すると言われています。
これらの夏野菜の栄養素を効果的に取り込むには、ビタミンEと一緒に調理するのがオススメです。特にβ-カロテンは、油と一緒にとることで、吸収率が上がるのです。さらにトマトのリコピンは煮込むことで、より吸収率が高まります。
夏野菜レシピ
夏バテによる肌荒れ対策にオススメな夏野菜メニューは、トマトピューレを使用した夏野菜カレー。野菜を炒めるのには、ビタミンEが豊富なオリーブオイルを使用しましょう。
まずは、オリーブオイルで塩もみしたゴーヤを炒めます。しんなりしたら、玉ねぎとすりおろしたニンニク、ショウガを加えましょう。ニンニクを加えることで、疲労回復効果をアップさせます。
そして、トマトピューレとカレーを加え、適量の水を加え、5分ほど煮ます。最後にオクラを加えて、塩コショウで味を整えれば完成です。通常のカレーよりもあっさりしているのに、スパイシーな夏バテ予防、美肌効果のあるカレーです。ごはんはもちろん、パンとも相性が良いですよ。
またゴーヤの苦味が気になる方は、お肉を入れることで、よりマイルドな味わいになります。
肉類はトマトやオクラとも相性が良いので、お好みで入れていくださいね。
今回紹介した夏野菜をたっぷり補給して、体の中から夏バテを予防して、美しくなりましょう。
夏バテによる肌荒れには夏野菜!まとめ
夏野菜には、この時期に必要な栄養素が豊富に含まれています。熱中症予防になる野菜から、美白効果のあるもの、疲労回復効果のあるものまで、さまざま。しっかりこれらお夏野菜を食べて、体の中からキレイになりましょう。
暑い日にオススメなのがきゅうりやスイカ。体の夏をクールダウンさせてくえる夏野菜です。そして、暑さで夏バテ気味の体には、ゴーヤやトマト、オクラなどの夏野菜がオススメ。今日から積極的に夏野菜を摂取して、体の中からキレイになりましょう。
美容心理士塩澤麻衣による「夏野菜」まとめ
食べ過ぎは注意ですが、旬の栄養ある食材を食べることは、生理的欲求をみたし満足感、安心、成長、エネルギーを生み出します。
体や肌、髪や爪をキレイにしてくれる質の良い食事を取れている自分をしっかり認識して、私は素晴らしい、と自分マインドコントロールすると内側から美のホルモンをいっぱい分泌させましょう。
「食べること=罪悪感」を抱きやすい方はマイナスホルモンを分泌。心とホルモンの関係はかなり密接ですよ。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。