麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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温泉と美容

これから寒くなるにつれて、休日を温泉で楽しむ方も多いのではないでしょうか?

温泉には大地の恵みがたっぷり。疲れを癒すだけでなく美容効果や健康増進効果など、心と体に良いことばかり。

美容効果を高める温泉選びには泉質とpH値が重要。ここでは美容効果の高い泉質やpH値の美容効果ついて解説します。

温泉と美容

温泉から得られる効能とは?

大地の恵みを含んだ温泉には、さまざまな成分が含まれており、多種多様の効果が一度に得られます。

着目したいのは、温泉のもたらす3つの作用。美容効果や健康増進、心のリラックスまで、ありとあらゆる効果をもたらします。

まずは温泉の基本的効能を紹介します。
 

血行を促進させ、体をほぐす物理作用

温泉の物理作用には、温熱作用、水圧作用、浮力作用の3つがあります。

温泉に浸かることで、体に水圧がかかり、さらには浮力がかかります。それだけで天然のマッサージ効果が得られ、筋肉をほぐし血行を促進。

そして温泉の37度~40度のお湯は副交感神経を刺激しますから、高いリラックス効果を味わえます。熱めの42℃以上のお湯は交感神経を刺激し、体をリフレッシュさせる効果があります。

体をほぐし疲労を回復させ、代謝を促進させるのは、温泉のもつ温熱・水圧・浮力の三作用があるからなのです。

心をリフレッシュさせる転地作用

普段とは異なる環境、しかも落ち着いた場所では、よい気分転換ができます。

さらに温泉ならではの絶景やおいしい食事は、五感を刺激し、脳内のホルモンバランスを整えストレスから解放してくれます。

わかりやすい効能ですが、とっても大切な効能ですね。

大地の恵みがつまった薬理作用

温泉に含まれている泉質から得られる効能です。この大地の恵みの成分によって、さまざまな美容効果や健康増進、ダイエット効果などが得られます。

温泉と美容

三大美人泉質がもたらす美容効果

温泉はすべて大地の成分がその温泉でブレンドされているので、温泉の一つ一つで中に入っている成分が変わります。そのため得られる効果も違ってきます。

その中でも泉質の選び方で得られる美容効果が変わってきます。泉質は大きく分けて9種類あり、その中でも美容効果が高い泉質は「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」です。

汚れを落とす洗浄効果が高い炭酸水素塩泉

炭酸水素塩泉は重曹泉とも呼ばれ、皮脂を乳化させて、毛穴に溜まった汚れを落とす働きがあります。さらに古い角質を柔らかくする効果もあり、肌表面をなめらかスベスベに仕上げます。

そして炭酸水素塩泉に含まれる豊富なミネラル成分にも注目。鎮静効果があり、アトピー肌や肌トラブルが起きやすい肌にもオススメです。

潤いを与えて保湿する硫酸塩泉

ナトリウムやカルシウム、マグネシウムなどの豊富なミネラルを含む硫酸塩泉は、ミネラルの力でコラーゲン生成促進をしてくれます。

さらに硫酸塩泉に含まれる塩の成分が、肌の水分や熱を逃がさないように肌表面をコーティング。水分を肌に閉じ込め乾燥を予防します。

また、アンチエイジング効果も高いので、たっぷり全身浸かるのがおすすめです。

血行を促進する硫黄泉

ゆで卵のようなにおいが特徴的な硫黄泉です。

イオウには解毒や殺菌効果はあり肌を清潔に保ちます。そして泉質に含まれる硫化水素ガスの毛細血管拡張作用が血流の流れを改善し、代謝を促進させてむくみを解消します。

さらに滞りがちな老廃物の代謝を促進させ透明感のある肌へ導いてくれます。

温泉と美容

温泉のpH値で変わる美容効果

泉質と合わせて美容効果を左右するのが、温泉のpH値。pH値はpH7の中性を基準に、それより高いと「アルカリ性」、基準より低いと「酸性」に大別されます。

pH値によって、得られる美容効果が変わってきます。泉質と一緒にぜひチェックしてみてください。

肌をスベスベに仕上げるアルカリ性温泉

pH値が7.5以上の温泉です。

アルカリ性の温泉は石けんのようなクレンジング効果があります。人間の健康な肌は大体pH 4.5~6の弱酸性です。肌に汚れが溜まっていくにつれて、酸性のpH値が高くなります。

そこでアルカリ性のお湯につかるだけで、汚れを中和し自然に洗い上げるのです。そのためアルカリ性の温泉に浸かった後は、石けんで洗う必要がなく軽く温泉の成分を洗い流すだけで十分です。

さらに角質を柔らかくして、肌をモチモチに仕上げます。

肌トラブルの原因となる汚れをキレイに取り除いてくれるので、酸性に傾くニキビ肌の方にもオススメ。

しかし、乾燥している肌はアルカリ性に傾く傾向があるため、アルカリ性のお湯で乾燥を促進させる恐れがあります。乾燥肌の方は注意しましょう。

肌に優しい中性温泉

pH値が6~7.5の温泉です。

肌のpH値に近いため刺激が少なく、肌にやさしい温泉です。敏感肌や乾燥肌の方は、この中性温泉がオススメです。

特に乾燥している時は酸性やアルカリ性は乾燥を促進させてしまう場合があるので、中性温泉に浸かりましょう。

肌をツルツルに仕上げる酸性の温泉

pH値が6未満のお湯です。

酸性の温泉には古い角質を溶かすピーリング効果があります。酸性のお湯はピリっとした刺激で肌を活性化させたり、殺菌作用もあります。

さらにアストリンゼント作用(角質同士の間にある隙間を引き締め、本来肌が持っているバリア機能を強化する効果)もあります。

肌への刺激が大きいため、入浴後は必ず温泉成分を洗い流しましょう。

美肌に導く、天然保湿成分のメタけい酸

泉質やpH値でもない美容成分で注目されているのがメタけい酸です。
メタけい酸は、ほとんどの温泉に含まれている天然保湿成分。

保湿系化粧品やしっとり系化粧品に多く配合されている成分でセラミドを整える効果があります。
このメタけい酸が100mg以上なら美肌効果があるといわれています。

温泉と美容

温泉から得られる美容効果を高める方法

温泉の成分は、入浴後も肌へじわじわと吸収されています。

温泉の成分によっては、そのまま放置してしまうと、かえって肌荒れの原因となることもあります。必ず、入浴後はかかり湯もしくは真湯で洗い流しましょう。

かといって、何度も石けんで洗い流すのはNG。温泉の泉質の中に洗浄効果のある成分が含まれていることも。そのうえ、何回も石けんで洗うのはオーバートリートメントにつながります。石けんで洗うのは1回までに留めましょう。

さらに温泉では、たっぷりの大地の恵みを肌に取り込むためにも3回に分けて入浴する分割浴がオススメ。

目安は5分、8分、3分で途中に休憩をはさむこと。これで体を芯まであたため、たっぷりの美容成分を効果的に吸収することができます。

温泉に浸かっている時に両手でお湯をすくって顔全体を包んでみましょう。天然の美容成分を顔にもたっぷり取り込まなければ損というものです。

温泉と美容

大地の美容効果!!心と肌をうるおす温泉の選び方まとめ

温泉選びには、ぜひ三大美人泉質とpH値を参考にしてみてください。

そうすることで、温泉で疲れを癒すだけではなく高い美容効果まで得ることができます。

そして温泉を満喫しましょう

美容心理士から見た「心の疲れの解消」を高めるカラーセラピー

温泉での疲れを癒し、心のデトックスを促進させてくれるカラーがあります。
それがです。白には浄化やリセットの意味があり、心を真っ白に洗濯してくれます。

温泉と美容

デトックスされた心は、うまく言葉で表現できないモヤモヤをスッキリ解消してくれます。

温泉に出かける旅行バックに白を取り入れるのがオススメです。もしくは温泉内の浴衣が選べる場合は、白地の浴衣を選びましょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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