今さら聞けない!パックの効果的なタイミングと使用方法
特別なスキンケアとして、パックを取り入れる方も多いのでは?
近年では美肌のためのパックが本当にたくさんありますね。とはいえ、パック類の使用方法を誤解して、誤った用法をしている方を多くみかけます。なかでもパックを取り入れるタイミングを間違えている方が多いです。ここでは、パックを使用するタイミングについて紹介します。
正しいパックのタイミングを復習して、美肌を目指しましょう。
美容パックの種類
近年では、スキンケアのパックがたくさん販売されていますね。そんな豊富なパックをから、あなたの肌コンディションに合ったパックを選び、効果的に使用するには、使用方法とタイミングが重要です。
まず、目的に合わせたパックを選ぶのが大切。そもそも美容用のパックには大別して2種類あります。まずは、美容成分を肌に補給し、保湿するための美容パックです。シートパックや洗い流すクリームパック、手持ちのクリームなどでおこなうパックがこの種類に当てはまります。
これらのシートパックやクリームパック商品は、通常よりも豊富な美容成分が配合されていることで、肌へのスペシャルケアができるもの。配合成分によって、美白作用やアンチエイジング作用などが期待できます。
一方、毛穴パック用のシートパックや、ふき取りパック、クレイパックなど毛穴などの老廃物を取り除き、ピーリング作用で角質ケアをおこなうなど、肌を清浄に戻すタイプのパックがあります。これらのパックは、肌への栄養補給が目的ではなく、肌表面を整えるのが目的です。
肌をクレンジングするタイプですから、使用後にしっかり保湿ケアをおこなう必要があります。加えて、クレンジング系のパックは肌への刺激も大きいため、過度の使用に注意が必要です。
これらのパックは種類によって、使用する方法やタイミングが異なります。それぞれのパックを取り入れるタイミングと使用方法を確認し、パックを正しくスキンケアに取り入れましょう。
美容パックのタイミングとは
今回はまず、肌のクレンジングではなく、美容の為に行うタイプのパック、つまりシートパックとクリームパックの使用タイミングについて詳しく紹介します。また、クレンジング系パックを使う場合の注意点も、しっかりお話しますよ。
シートパックを化粧水の代用としてスキンケアに取り入れている方も多いですね。シートパックはローションパックとは違い、美容成分が化粧水よりも豊富です。だからこそ、シートパックの効果を高めるためには、クレンジングと洗顔で肌を整え、化粧水で肌を整えた後のタイミングでシートパックを取り入れるのがオススメ。
シートパックには、美容液ほどの美容成分がたっぷり含まれているため、美容液の代わりとしましょう。また化粧水には、次に使用する美容液や乳液、クリームの浸透を高める作用があります。そのため、化粧水を使用した肌にシートパックすることで、より肌に美容成分を送ることができるのです。
シートパックは、使用タイミングだけではなく、使用するにあたり注意が必要な点があります。それがパック中の目元、口元の空間です。シートパックは、目元、口元に空間があるものがほとんどですね。シートパックを乗せている間に、目元口元が乾燥する場合もあるため、しっかり保湿ケアをおこなってから、シートパックをのせましょう。
そして、シートパック後は、まずは手で顔を包み、ハンドプレスしながら肌内部に美容成分を送り込んでいきます。その後、必ず乳液やクリームで肌を整えてくださいね。
シートパックの美容効果をさらに高めるには、入浴後のタイミングでシートパックをおこなうのがオススメです。入浴によって血行が促進されているうえに、肌表面の温度も高まり、柔らかくなっているため、美容成分が浸透しやすいからです。
入浴中にシートパックをおこなう方もいますが、シートパックの場合は逆効果です。入浴中にシートマスクをおこなうと、スチーム効果でパックの浸透が高まるように感じますね。しかし、入浴中は全身が温まることで汗をかいてしまいます。顔ももちろん、汗びっしょりです。
シートマスクなどで顔を覆って入浴してしまうと、吹き出る汗が美容成分の浸透を、邪魔をしてしまうため、あまりオススメできないのです。ですから、入浴中ではなく、入浴後のドライヤーのタイミングにシートパックをおこなうと、時間を効率的に使用できるのでベストです。シートパックが落ちてこないように、シリコンカバーなどをかぶせると便利ですよ。
シートパックとは逆に、クリームタイプの塗るパックの場合は、入浴中のタイミングでパックをおこなうことで、美容成分の浸透を高めることができます。使用するタイミングもシートパックと異なり、クレンジング、洗顔、化粧水、美容液、乳液で整えた後の肌に使用します。
クリームパック後、洗い流す必要のないものは、たっぷり塗って、そのまま放置しても大丈夫です。就寝前のスキンケアのタイミングで取り入れれば、おやすみ中に肌へ美容成分が行き届いてゆき、翌朝、よりふっくらした肌で目覚められますよ。
洗い流すタイプのクリームパックの場合は、パック時間を厳守し、よく洗い流しましょう。
また入浴中のタイミングでクリームパックをおこなった場合は、汗をかくため、必ずクリームパックを洗い流してくださいね。その後は、もう一度化粧水からスキンケアをやり直しましょう。
とはいえ、パックの種類によっては、シートパックやクリームパックでも使用するタイミングが異なります。まずは使用する美容パックの使用方法を必ず確認するようにしてくださいね。
タイミングと併せて知りたい美容パック方法
美容パックは、使用するタイミングと併せ、正しく使用することも大切です。特に美容パックで勘違いしやすいのが、使用時間と使用頻度です。
パックは長い時間おけばおくほど、そして回数を多くするほど、美肌になれる気がしますね。しかし、これは大きな誤解です。長時間パックを肌の上に置いておくと、肌の乾燥を逆に促進させ、美肌どころか肌トラブルの原因をつくってしまいます。
また使用頻度も同じです。1日に何度も美容パックをおこなうのは、肌に負担を与えるのでやめましょう。また毎日スキンケアのタイミングに美容パックを取り入れるのも、注意が必要です。
美容パックの種類によっては、過剰なケアとなり、肌に悪影響をもたらす場合があるからです。毎日使用してよいかどうかを必ず確認したうえで、スキンケアに取り入れましょう。
記載がない場合は、1週間に1回ほどのタイミングで美容パックを取り入れてみてください。
またクレイパックや毛穴シートなどの毛穴汚れを取り除くタイプの美容パックでも、使用方法、使用頻度を確認してから取り入れてくださいね。これらのパックは、シートパックやクリームパックなどに比べて、肌への負担が大きいです。
そのため、パック時間や使用頻度、使用方法を間違ってしまうと、毛穴トラブルを引き起こすリスクが高いのです。また、間違った使い方は、肌のコンディションを害し、乾燥や吹き出物を招いたりと、肌トラブルの負の連鎖を引き起こします。
美容パックは、正しいタイミングと使用方法でスキンケアに取り入れることで、美肌に導いてくれるアイテムです。しっかり使用方法を確認して、味方につけましょう。
パックの効果的なタイミングと使用方法まとめ
パックは気軽にできる美肌アイテムのひとつ。正しいタイミングでと正しい使用方法でおこなうことが大切です。シートパックの場合は、美容液として化粧水と乳液の間に。クリームパックの場合は、乳液の後のタイミングで取り入れましょう。
とはいえ、例外がある場合もあります。パックを使用する際は、必ず商品に記載されている使用方法でタイミングを確認しましょう。パックを味方につけ、美肌を目指しましょう。
美容心理士塩澤麻衣による「パック」まとめ
パックをしている時は楽しいことを考えてみてください。
「次の休みは何しようかな。旅行に行くならどこにいこうかな?」など、楽しいことを考えると心の循環が良くなります。弾む心は全身の血の巡りをよくさせてパックの栄養補給がUPするでしょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。