麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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白髪染めシャンプー

白髪と聞くと、40代、50代から出てくるもののイメージが強いですね。しかし最近では、20代、30代の方からも相談の機会が多くなってきました。髪に白髪があると、気分もネガティブになるものです。

白髪染めには、さまざまな種類があります。近年では、手軽にでき、髪に負担がかかりにくい商品も多くなってきました。その中のひとつが白髪染めシャンプーです。毎日のシャンプーのように洗髪に使用することで、白髪を染めてくれる便利アイテムです。

今回は白髪染めシャンプーについて紹介します。

白髪染めシャンプー

白髪染めシャンプーとは

白髪染めシャンプーとは、通常の白髪染めと何が違うのでしょうか?

まずはヘアカラー剤の種類を確認しましょう。ヘアカラー剤は、4種類に大別されます。美容院などで使用されるヘアカラー剤や白髪染めは「永久染毛剤」と言われる種類。

医薬部外品に指定されることも多く、一度でしっかり髪を染め、2~3か月色持ちします。これは髪の内部に薬剤が浸透することで、髪の中の色素を脱色し、発色させたい色素で染め上げることで、好みの髪色に変えるものです。

そしてヘアブリーチも医薬部外品で「脱色剤・脱染剤」という種類です。この種類もまた髪の中に薬剤を浸透させ、髪の色素であるメラニンを分解して脱色してくれるもの。染めるのではなく、髪の色素を抜くことに特化しています。

これらは一度の効果も高く、色持ちも良いですが、刺激がとても強いです。使用方法を間違えるとかぶれや肌トラブルを起こす恐れもあります。

また、自宅で簡単に使用できるヘアマニキュアやカラーリンスは「半永久染毛剤」と呼ばれるもの。ヘアカラーに比べて刺激が弱く、髪や頭皮には優しいものの、色持ちが短いのが特徴です。

これらのカラー剤は、髪の中の色素を脱色しませんが、髪の中に発色させたい色素を浸透させることで、髪の色を変えます。白髪染めシャンプーもこの「半永久染毛剤」に位置づけられます。

ヘアマニキュアは髪の中に発色させたい色素を大量に送り込めるため、一度で髪色が変わりますが、カラーリンスや白髪染めシャンプーは、一度に髪の中に浸透させられる色素の量が少量なため、徐々に髪が染まります。また徐々に髪の中に色素を送りこむことから、髪や頭皮への負担も少ないと言われているヘアカラー剤です。

白髪染めシャンプー

そして、最後のヘアカラー剤の種類が「一時染毛料・毛髪着色料」。ヘアカラースプレーなどがこの種類に分類されます。これらのヘアカラー剤は、髪の中に薬剤が浸透するわけではなく、髪の表面に色素がつくことで、発色させてくれるものです。

ヘアカラーの種類が分かったところで、白髪染めシャンプーについて紹介します。白髪染めシャンプーは、シャンプーに配合されている成分が髪の中に浸透することで、白髪を徐々に染めてくれるもの。

いつものシャンプーのように髪を洗うだけで白髪を根元から染めてくれるため、その手軽さも人気の秘密です。何度もヘアカラーをおこなうわけではないため、結果的にコストパォーマンスが高いとも言われています。

白髪染めで染残しが気になる方や、根本の白髪が気になる方にオススメの商品です。そして、白髪が多い方にもムラなく染めることができます。

気になる白髪染めシャンプーの成分は、他の白髪染め商品に比べ、髪と頭皮への負担が少ない染料で構成されている場合が大半です。ヘアカラーによるかぶれや頭皮トラブルが気になる人でも使用できる場合が多いのが、白髪染めシャンプーと言えます。

とはいえ、白髪染めシャンプーであっても、使用前にパッチテストをおこなって、肌トラブルがないかを確認するようにしましょう。

白髪染めシャンプー

白髪染めシャンプーの選び方

白髪染めシャンプーを選ぶ際は、やはり配合成分に着目しましょう。なるべく天然染料で構成されているものが良いでしょう。白髪染め商品は、いずれも髪と頭皮への負担が多かれ少なかれあります。白髪染めをしすぎると、髪のコシやボリュームにも悪い影響があるとも言われています。

だからこそ、天然染料を使用することで、髪と頭皮へのダメージを最小限にするのです。
白髪染めの効果が高いものを選ぶのも重要ですが、白髪をケアしてくれる成分が配合されている白髪染めシャンプーを選ぶことも大切です。

例えば、ヘマチンという成分。ヘマチンは理容美容業界では有名な成分です。ヘマチンとは血液の中にあるヘモグロビンの一部。何かと結合しやすい特性を持っていることで、髪染め後の溶剤の除去に使用され、髪のダメージを抑制する働きもあります。

そしてこのヘマチンには色素の生成を促進させる働きもあるのです。髪の色素は、チロシンというアミノ酸がチロシナーゼという酵素に分解されることで生成されます。このヘマチンには、チロシンを補給する作用があるのです。そのため、白髪予防にも役立つ成分なのです。

さらに、フコイダンという成分もオススメです。フコイダンは、保湿力の高い成分。白髪染めシャンプーに配合されていれば、頭皮と髪の乾燥を防ぎ、白髪の増加を予防してくれます。

ぜひ、これらの成分が配合されていて、天然染料が多い白髪染めシャンプーを選んでくださいね。

白髪染めシャンプー

白髪染めシャンプーの使い方

白髪染めシャンプーを使用する際は、商品に記載のある方法を守ることが大切です。過度な使用で効果が増進する訳ではなく、また、いくら白髪染めシャンプーでも、髪と頭皮に無用な負担を与えてしまいます。

そのうえで、白髪染めシャンプーの効果を最大限に引き出す方法を紹介します。

まずは、しっかりシャンプーを髪に揉みこむことが大切です。使用する前にお湯で髪の表面の汚れや頭皮の汚れを落としましょう。そうすることで、白髪染め染料が髪内部になじみやすくなります。

普段、ヘアワックスなどを使用している場合は、まずは通常のシャンプーで髪を洗うのもオススメです。その後、一度タオルドライをして、汚れを完全に落としましょう。

そしていよいよ白髪染めシャンプーをします。よく泡立てるのがポイントです。頭皮の毛穴まで泡を巡らせるように泡立て、髪全体になじませていきましょう。これをしっかりおこなうことで、白髪をムラなく染めることができます。

またその際、頭皮のマッサージを入れてあげるのも良いでしょう。シャワーブラシや指の腹を使って、気持ち良い圧で優しく頭皮をほぐします。頭皮のマッサージは白髪予防にもつながるので、オススメです。とはいえ、爪を立てないように気をつけましょう。

そして、シャンプー後すぐに泡を流すのではなく、数分置いていくのが、通常のシャンプーと異なる点です。置く時間は、商品説明の時間を目安にしてくださいね。

その後、白髪染めシャンプーを洗い流します。その際、すすぎのお湯に色がなくなるまでしっかりすすぎましょう。通常のシャンプーのすすぎより、時間をかけて丁寧におこなうことが大切です。

すすぎ残しは、頭皮の肌トラブルにつながるのはもちろん、衣類やバスタオルに付着するとなかなか落ちないので要注意です。

一度で思った色に染めることは難しいため、毎日の洗髪で気長に白髪染めシャンプーを取り入れてくださいね。しっかり染まった後は、定期的に取り入れるだけで、色持ちをキープできますよ。

白髪染めシャンプー

白髪染めシャンプーの選び方のポイントまとめ

白髪染めシャンプーは、手軽に白髪染めがおこなえるヘアカラー剤です。白髪が多い方や、白髪の染残しが気になる方にオススメです。通常の白髪染め商品よりも髪へのダメージが少ない特徴があります。

とはいえ、一度にすべて染まるわけではないので、定期的に白髪染めシャンプーを取り入れる必要があります。

そんな白髪染めシャンプーを選ぶ際は、天然染料が多いものを選ぶのがオススメです。そして白髪予防成分が配合されているものを選んでいきましょう。私のオススメの成分はヘマチンとフコイダン。これらの成分が白髪染めシャンプーに配合されているかも確認していきましょう。

そして使用方法をしっかり守ることも大切です。商品記載にある使用方法を守り、白髪染めシャンプーを染めていきましょう。

美容心理士塩澤麻衣による「白髪染めシャンプー」のまとめ

シャンプー中にマッサージするときに紫色のカラーをイメージすると脳がリラックスして頭皮のコリを和らげます。

白髪染めシャンプー

頭皮か凝っている方は、入浴剤に紫色のラベンダーの香りがおススメ。紫色は高貴なカラー、上品な気持ちにしてくれるでしょう。


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エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
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