麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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ビタミンC

近年、さまざまな美容液が開発され、販売されていますね。なかでも今年流行っているのが、「高濃度ビタミンC美容液」。年々配合されるビタミンCの濃度が高くなり、そのバリエーションも増えてきています。

今回は、高濃度ビタミンC美容液について紹介します。美肌作用の高い高濃度ビタミンCをぜひ試してみてくださいね。

ビタミンC

高濃度ビタミンC配合とは

ビタミンCは化粧品にとどまらず、サプリメントや栄養ドリンクにも、よく配合されている成分ですね。ビタミンCは、肌にとっても、体にとっても良い成分です。

しかしビタミンCはとてもデリケートな成分。空気に触れることで、すぐに酸化してしまう特性をもっています。酸化するとビタミンCの成分が壊れ、本来の効果を発揮できない、不安定な成分となってしまうのです。

そこで化粧品には、人工的につくられた「ビタミンC誘導体」がビタミンCとして配合されています。ビタミンC誘導体とは、ビタミンCの壊れやすい性質を安定させ、ビタミンC本来の効果をしっかり肌へ届けられるよう、肌に浸透しやすく改良されています。

そんなビタミンC誘導体には、水溶性、油溶性、両方の性質を持ち合わせる3種類がそれぞれに存在します。だから、美容液はもちろん、化粧水や乳液、クリームなどさまざまな化粧品に配合できるようになっているのです。

2019年にブームとなる高濃度ビタミンC美容液は、ビタミンC誘導体が高配合された美容液のこと。通常の化粧品には、ビタミンC誘導体は1~2%の化粧品濃度が多いです。クリニックなどで使用される化粧品も、5~6%のビタミンC誘導体の濃度がほとんど。

では高濃度ビタミンCとはどれくらいの濃度のものでしょうか?

厳密なボーダーラインはありませんが、これよりも多くビタミンC誘導体が配合されている美容液が高濃度ビタミンC美容液です。以前は5%の濃度でも高濃度とされていましたが、近年は研究が進み、20%以上もの濃度を持つビタミンC誘導体配合の美容液が増えてきています。

ビタミンC化粧品で有名なロート製薬が販売している「Obagi」の美容液では、25%ビタミンC誘導体を配合した美容液が販売されていますね。もちろん、それ以上の濃度の高濃度ビタミンC美容液のものも存在します。

高濃度ビタミンCのうれしい美肌効果について紹介しますね。

ビタミンC

高濃度ビタミンC美容液の美肌効果

ビタミンCの肌への有名な効果といえば、美白効果ですね。ビタミンCには、シミや肌を黒く染めるメラニン色素を還元し、色素沈着を防ぐ作用があります。さらに紫外線などによる活性酸素を抑制する抗酸化作用や、肌の新陳代謝を活発に、健康的なターンオーバーに導く作用まで。

この効果で、美白作用だけではなく、シミ対策にも効果的です。さらにビタミンCは、コラーゲンの生成を促進させる働きもあるので、肌のたるみなどのエイジング対策にもオススメ。

また意外に知られていませんが、ビタミンCは、ニキビにも効果的。ニキビの炎症は、活性酸素によって活発になります。その活性酸素をビタミンCの抗酸化作用が抑制してくれるのです。さらにビタミンCには、皮脂の分泌をコントロールする作用があるので、ニキビ予防もしてくれます。

そのほかにもビタミンCには、肌の透明感をアップさせたり、毛穴の開きの改善や肌のキメを整えるなど、数えきれないほどの美肌効果があります。

そして、高濃度ビタミンC美容液の良いところは、豊富な美肌作用を持つ、ビタミンC誘導体をより多く肌へ送り届けてくれます。とはいえ、高濃度ビタミンC美容液は、高い効果が見込める分、使用時の注意点もあります。

注意事項を知って、自分にあった高濃度ビタミンCを試してみてください。

ビタミンC

高濃度ビタミンC美容液の注意点

高濃度ビタミンC美容液は、肌への効果が高い分、肌への刺激も強いです。そのため、ピリピリとした刺激を感じる方も多いようです。肌がデリケートな時は、赤みなどが出る場合もあるため、必ずパッチテストをおこなってから使用するようにしましょう。

パッチテストにて、肌への炎症などがないにも関わらず、ピリピリとした刺激がある場合があります。これは、高濃度のビタミンCを配合する場合、美容液が弱酸性よりになるからと言われています。

肌に赤みや乾燥などが出ず、ピリピリとした刺激だけある場合は、化粧水で肌を整え、乳液を使用してから美容液を使用すると刺激が和らぎます。

また肌が乾燥している時期には、高濃度ビタミンC美容液の使用は要注意。ビタミンCには、皮脂の分泌を抑制する作用があります。そのため、皮脂の分泌量を低下させ、肌を乾燥させる場合があるのです。

高濃度ビタミンCを使用する際は、自分自身の肌と相談しながら使用するようにしましょう。肌が乾燥しやすい場合は、ビタミンC誘導体の濃度が少ないものに変更するのもオススメですよ。

ビタミンC
またビタミンCは、食事やサプリメント、化粧品で補給しても、すぐに消費されるうえに、一定量のみしか体内に留めておけない栄養素です。そのため、高濃度ビタミンC美容液は、朝と夜の1日2回の使用がオススメです。

ハイドロキノンなどの成分と違い、ビタミンCは、紫外線を吸収するような性質はないため、朝から安心して使用ができます。朝から高濃度ビタミンC美容液を使用することで、紫外線による肌ダメージを緩和する効果もあります。

そして使用時に一番大切なのは、高濃度ビタミンC美容液を使い続けることです。シミやシワは、1日でできるものではありませんね。化粧品も同じです。どんな化粧品であっても、1度使用しただけで、見違えるような効果は出ません。

長く使用し続けることで、肌内部を整え、目に見える効果が生まれます。まずは3ヵ月使用し続け、効果を確かめましょう。高濃度ビタミンC美容液を使用して、まず感じる効果は、肌のキメが細かくなり、毛穴が目立ちにくくなるという変化です。

少しでも美肌に近づいていると感じれば、さらに3ヵ月使用し続けることがオススメです。
そのためにも、使用し続けられる価格帯、テクスチャーの高濃度ビタミンC美容液を見つけてくださいね。

ビタミンC

高濃度ビタミンC美容液!使用時の注意点まとめ

高濃度ビタミンC美容液とは、その名前通り、高濃度なビタミンC誘導体が配合された美容液のこと。スキンケアに取り入れることで、美白効果はもちろん、シミやたるみ、ニキビ対策まで、幅広い美肌効果が期待できます。

しかし高濃度ビタミンCは、効果が高い分、肌にさまざまな刺激などももたらすため、しっかり注意事項を確認してから使用するようにしましょう。自分にあった高濃度ビタミンC美容液を、今年はぜひスキンケアに取り入れてみてくださいね。

美容心理士塩澤麻衣による「ビタミンC美容液」まとめ

スーパーでレモンを買って冷蔵庫に入れてみて。

ビタミンC

冷蔵庫を開ける度に黄色のリフレッシュ効果が得られ不安感やマイナスに感情を明るく切り替えてくれます。気分転換上手は内側から美白に導かれます。

何日かたったら、ミネラルウォーターにレモンを絞って、レモン水を作ってみましょう。レモン水を飲むことで、さらに美白効果がUPしますよ。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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