【美容ライフ】20代から始める3つの生活習慣でエイジングケア
エイジングケアは何歳から始めるのが良いか知っていますか?
エイジングケアは早いうちから始めれば始めるほど、基盤を作ることができるので効果的です。
エイジングケアとはスキンケアだけでなく生活習慣病を含む様々な加齢による老化をケアすることを意味します。20代は若いからと言って、油断は禁物です。
普段の生活に少し手間を加えるだけで、10年、20年後の肌も身体も美しく保つことができます。
特に20代は学生から社会人になることで、メイクや生活習慣に大きな変化が起こります。そして食生活や睡眠時間など生活習慣が大きく変化することで、ストレスが大きくなります。
して
その変化は30代~40代にかけてシワ、シミの肌トラブルや糖尿病などの生活習慣病と表れてきます。
毎日の生活にメイク落としの習慣や最適な睡眠時間の確保、食事の3つの習慣を加えることで、エイジングケアに繋がります。さらには生活習慣病の予防までできるのです。
解説に沿って、ライフスタイルを見直してみましょう。
美容ライフは美肌に繋がるメイク落とし習慣から始まる
メイクを落とさずに寝てしまった。という経験はありませんか?
それが習慣化している。週に何度もある方は今すぐ改める必要があります。
20代前半の肌は新陳代謝が活発です。
しかし20代後半に入ってくると肌の老化が始まります。
肌の曲がり角と言われている年齢は25歳から29歳です。
老化の初期段階としてコラーゲン繊維が緩みだします。
コラーゲン繊維が緩むことで肌のハリに影響をあたえ、シワを招くようになります。
普段、鏡で見ているあなたの顔は、目で見えているよりも肌の内側は老化し始めているのです。
そこで老化をケアし20代の肌を保つためにも、基礎習慣が大切です。
イギリスで1ヶ月のうち、毎週2回メイクを落とさずに朝を迎えるという実験を行った女性ジャーナリストがいます。
ジャーナリストの肌は10日後には目元、口元が乾燥し1ヶ月経つころには毛穴が広がり、さらなる乾燥を招いたようです。
結果、肌年齢が1ヶ月で10歳も老けたと専門家が発表しています。
そして肌の一部には、やけどと同じ症状まで出ていたほどです。
これはメイク落としを忘れ、朝を迎える間にファンデーションなどの化粧品が肌の水分を奪い取ることで乾燥を招きます。
さらに乾燥した肌は、失う水分を守ろうと過剰に皮脂を分泌します。
この過剰な皮脂は、ベトベト感を招くだけではなく、刺激物に変化し肌トラブルに発展します。
肌トラブルは吹き出物やニキビだけでなく、毛穴の炎症やイチゴ鼻を引き起こします。
また汗や皮脂が、メイクの汚れと混ざり合うことで雑菌が増え、肌トラブルを繰り返し引き起こすのです。
これから肌の老化が始まる20代のうちから、肌の老化を促進させる習慣はよくありません。
まだまだメイクを続ける20代だからこそ、今のうちからメイクをしっかり落とす習慣をつけ、美肌を保ってエイジングケアを行いましょう。
美肌ケアと生活習慣予防に繋がる最適な睡眠時間の習慣
学生から社会人になると睡眠時間の確保が難しいという方が多く出てきます。
しかし睡眠時間を十分に確保することによって、美肌効果、ダイエット効果さらには生活習慣病の予防にまで繋がります。
では、実際に何時間の睡眠が良いのでしょうか?
それは7時間です。7時間睡眠するとどんな効果が表れるのか解説します。
7時間睡眠の美肌効果について
睡眠時間を7時間とることで、就寝後3時間後に分泌される成長ホルモンによって、肌のダメージを修復することができます。
20代から始まる、肌の老化によるコラーゲン繊維の緩みも、この時間に修復されます。
さらに様々な栄養素が身体を巡り、美肌をつくる時間になります。
食欲を抑制させ、ダイエット効果を高める睡眠時間について
最新ダイエットを常に発信する美容先進国アメリカの研究で、普段の生活習慣、食事習慣はそのままで、寝る時間だけで肥満度(BMI)はどのように変化するか調べる調査が行われました。
結果は7.7時間の睡眠時間の人々が、一番肥満度が低く、それ以上もそれ以下の睡眠時間も肥満度が高くなるという結果でした。
最も肥満度が高くなるのが6時間の睡眠時間です。
これは、睡眠時に分泌されるレプチン、グレリンというホルモンの分泌される量に関係があります。
睡眠不足になることで、食欲を抑えるレプチンが減少し、食欲を刺激するグレリンが多く分泌されます。
そのため普段の生活で食欲のコントロールが難しく、常にお腹が空いている。もしくはドガ食いをしたい衝動にかられてしまうのです。
その結果、睡眠不足の人は太りやすくなってしまいます。
最適な睡眠時間で得られる生活習慣病予防効果について
睡眠時間が多くとも、少なくとも糖尿病のリスクが7時間睡眠の人に比べて2.5倍以上差があることがマサチューセッツ大学の研究で判明しています。
また睡眠時間が8時間以上と寝過ぎの人は記憶力と意思決定力が低下するという結果も出ています。
さらには寝過ぎの状態が長く続くことで心臓疾患やうつ病のリスクも高まるとされています。
ストレスに負けない、強い心身づくりの効果について
ストレスは美容やダイエット、健康に様々な悪影響を与えます。
その中でもコルチゾールと言うホルモンはストレスと深く関係があり、ストレスを感じることで分泌されます。
ストレスによりコルチゾールが通常よりも多く分泌されることで、過剰に自律神経を刺激して心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こします。
またコルチゾールの分泌が少なすぎると、精神に悪影響を及ぼし無気力や不安感を増加させます。
十分な睡眠をとることで、コルチゾールの分泌を安定させることができるのです。
20代のうちから最適な睡眠時間を確保する習慣をつけていきましょう。
また週末の寝だめは効果がないので注意してください。
美肌ケアと生活習慣病予防をおこなう食事習慣
20代は食生活や生活環境の変化が多い年代です。
また様々なダイエットを繰り返す年段ではないでしょうか?
そんな中で食生活にひと手間加えるだけで、身体の中からエイジングケア、生活習慣病予防を行い美しさと健康を手に入れることが出来ます。
20代から積極的に取り入れたいのがタンパク質と海藻類、そしてビタミンCの3つです。取り入れ方はとても簡単です。
健康と美肌をつくるタンパク質
タンパク質は肉や魚、大豆製品に多く含まれています。
ダイエットをするときに食べるのが怖くなる肉や魚ですが、食べないことで損をしても、食べることで損することはありません。
タンパク質は私たちの肌や筋肉、臓器から髪までありとあらゆる細胞を作る栄養素であり、美肌と健康な身体づくりには欠かせません。
お肉には脂肪分も多く含まれていることから、動物性タンパク質と植物性タンパク質を1:1の割合で食べることが推奨されています。
3食の食事に豆腐などの大豆製品、肉、魚をうまく分散することが大切です。
特に豆腐や納豆の大豆製品を積極的に3度の食事に取り入れることで、1:1のバランスをとることができます。
デトックス効果の高い海藻類
これから妊娠する可能性がある20代は身体の中をキレイにしておく必要があります。
近年では遺伝子組み換え食品や食品加工によるアレルギー物質を知らず知らずの内に口にしています。
その加工物質は身体の中で消化をする際に、身体のあらゆる部分に負担をかけています。そして物質によっては、身体の中に蓄積する恐れもあるのです。
そのため加工物質の排出を手伝う海藻類を多く摂る習慣をつけていきましょう。
また海藻類には多くのビタミンやミネラルが含まれているので、酵素の働きを活発にします。
酵素の働きが活発になることで、肌のターンオーバーの促進や新陳代謝を上げる効果などあります。
海藻類を食事に取り入れるのは、難易度が高いように感じますが、乾燥わかめや乾燥ひじきを使用すると簡単です。
スープや味噌汁、ごはんに混ぜることで簡単に取り入れることが出来ます。
こまめな摂取で効果がアップするビタミンC
ビタミンCは摂取するこことで、体内を酸化させる活性酸素の除去や美白効果など様々な効果があります。
しかし、体内に一定の量しか吸収できないため、すぐに体外へ排出されてしまいます。そのため1日の中でこまめに摂取する必要があります。
摂取のタイミングとしては、食後に摂取することで、食前に比べて2倍の吸収力があります。また寝る前にも吸収力が高いです。
そのため毎食後と寝る前にビタミンCを摂取する習慣を身につけましょう。
ビタミンCは副流煙を含むタバコやストレス、アルコールの分解に大量に使用されます。
普段から喫煙する人やお酒が好きな人、ストレスを感じている人は特にこまめに摂取することをおすすめします。
ビタミンCはイチゴなどの果物やブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。食事で摂取が難しい場合は、サプリも併用しながら摂取してください。
3つの生活習慣でエイジングケアまとめ
20代はエイジングケアの基盤作りをおこなう年代です。
基盤作りには毎日習慣を続けることが重要になってきます。
メイク落としを必ずおこなう習慣と最適な睡眠時間の確保、食事習慣の3つの習慣は、お金をかけずに今日から始められます。
そして忙しい毎日でも習慣を続けることで、未来の美しい肌と生活習慣病にかからない健康な身体を手に入れることができます。
まずは1ヶ月続けることから始めていきましょう。
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