汗拭きシートは肌ダメージ大!肌に優しい汗対策

夏は滝のように流れる汗がきになる季節。汗を拭いたり、汗による臭いを予防するために、さまざまなアイテムが販売されていますね。
なかでも、手軽で持ち運びが便利な汗拭きシートを常備されている方をよく見かけます。
実はこの汗拭きシート、使用方法を間違えると、肌に深刻なダメージを与えてしまうことに。汗拭きシートを間違った方法で使い続けると、夏の終わりには肌がボロボロになってしまいます。
そこで今回は、肌にダメージを与えない汗対策法を紹介しますね。
汗拭きシートによる肌トラブル
気になる汗、べたつき、そして汗の臭いまで拭き取れる便利アイテムが「汗拭きシート」。持ち運びも便利で比較的安価なため、かなりの方が愛用されていると思います。しかしこの汗拭きシートによって、肌トラブルを起こす方が増えていることをご存知でしたか。
それは汗拭きシートの使い方による誤りがあるからです。汗拭きシートを使用する際、ゴシゴシと汗を拭きとる方が多いですね。しかし肌をゴシゴシ擦ってしまっては、摩擦刺激を与え、肌を傷つけてしまいます。肌がダメージを受けている状態で、この夏の厳しい紫外線を浴びてしまえば、より大きなダメージを受けてしまうのです。
また汗拭きシートに含まれるエタノールなどのアルコール成分に肌が反応し、肌トラブルを引き起こす場合も。エタノールなどのアルコール成分は、気化熱を奪うために清涼感を感じさせてくれます。その分、一方で、肌を急速に乾燥させてしまうデメリットもあります。
アルコール分が蒸発するさい、気化熱を奪うだけでなく、肌にある水分も剥ぎ取ってしまうからです。汗拭きシートは、使用頻度や使い方を間違うと、肌に深刻なダメージをもたらします。
そして汗拭きシートの使用過多は、実は、汗の臭いを増してしまう原因にもつながります。なぜか解説しましょう。
そもそも、私たちのかく汗には2種類あります。
まずは体温調節をおこなうために分泌される汗。この汗は、エクリン腺と呼ばれる汗腺から分泌されます。人間のからだには、200~500万個のエクリン腺が存在します。
エクリン腺からでる汗によって体温をコントロールしています。汗が蒸発する時に気化熱を奪い、肌表面の温度を下げているのです。
一方、アポクリン腺という汗腺から分泌される汗があります。この汗腺は臭いがでやすい脇や足の裏などに存在します。エクリン腺が体温調節をおこなう汗腺ですが、アポクリン線は、精神的な原因で発汗されることの多い汗腺。
緊張するとジワッと汗がでることがありますね。この汗がアポクリン腺から分泌されていると言われています。アポクリン腺から分泌される汗とエクリン腺から分泌される汗とでは、成分が異なります。エクリン腺から分泌される汗が無色透明なのに対し、アポクリン腺から分泌される汗は乳白色です。
どちらの汗も分泌されたときは、無臭。臭いが発生してしまうのは、時間とともに雑菌やゴミが混ざり合うからです。そしてアポクリン腺から分泌される脇や足裏など汗の方が匂うのは、脂質やタンパク質など、臭いのもととなる成分を多く含んでいるから。
汗の臭いを撃退するためには、汗が発生してから短時間で汗を拭き取ることが大切です。そこで便利なのが汗拭きシート。しかし汗拭きシートは、汗とともに肌の雑菌も拭き取ります。あまりに頻繁に汗拭きシートを使用すると、肌に必用な善玉菌まで拭き取り、肌表面が減菌状態となって、汗の臭いの発生を促進してしまうことも。
さらには、アルコール成分によって肌の乾燥も促進させてしまいます。
では汗と汗の臭いを予防するためには、どのような汗ケアが良いのでしょうか?
肌に優しい汗の拭き取り方
汗は、体温調節にかかせません。そのため、夏の汗は仕方ないもの。しかし汗の拭き取り方を間違えると、さらなる汗を生んでしまうことも。汗を拭くときにハンカチで拭き取る場合がほとんどでしょう。しかし乾いたハンカチは、汗は拭きとってくれますが、汗本来の役目である体温調節作用を阻害することに。
その結果、体温がうまく下がらずに、より多くの汗を分泌させてしまいます。
汗を拭き取る場合は、軽く湿らせたタオルやノンアルコールのウェットシートで、優しく押し拭くのがオススメです。ゴシゴシこすると、肌ダメージを生むので気を付けてくださいね。
とはいえ、湿らせたタオルは持ち運びが不便。湿らせたタオルが難しい場合は、乾いたタオルで汗を優しく拭き取った後に、肌を軽く湿らせるようにしましょう。そうすることで、肌表面の水分が汗の代わりに気化熱を奪ってくれ、体温を下げてくれます。体温が下がれば、当然汗の分泌も抑えてくれますよ。
レジャーなどに出かける際は、氷などを持ち運び、氷で肌を湿らせると、クールダウン効果が増すのでオススメ。
汗の臭い対策
汗の拭き方が分かったら、汗の臭い対策も気になりますね。汗の臭い対策は、汗をかいてから、2時間以内に汗を拭き取ること。しかしこまめに拭き取ったとしても、夏の汗はなかなか止まりませんね。
そこで、便利なのが制汗剤。制汗剤には、2種類あります。収れん作用で汗の発生そのものを防ぎ、汗の量をコントロールするものと、臭いのもととなる雑菌を殺菌する作用があるものです。
制汗剤の代表的なスプレータイプのものは、殺菌作用のタイプがほとんどです。全身のさまざまな場所に使用でき、ひんやりとした使用感で、クールダウン効果も。香りつきのものが多く、汗の臭いが気になるときの応急処置にもオススメです。
一方、最近商品の種類が増えた塗るタイプの制汗剤。肌に直接塗り込むことで、肌の雑菌の繁殖を抑え、臭いを防ぎます。
汗をしっかり拭き取るケアに加えて、制汗剤を取り入れることで、ある程度の汗の臭いを防ぐことができます。制汗剤は、パーツによって使い分けるのがオススメです。臭いが出やすく、汗をこまめに拭き取ることが難しい脇や足裏は、直接肌に塗り込むタイプの制汗剤がよいでしょう。
近年では、商品開発も進み、「朝塗ると夜まで殺菌効果が続く」という商品も多くなっていますね。朝のお出かけ前に塗ってから出かけるのがオススメです。そして日中に一度、化粧室などで汗を拭き取り、塗りなおしをすれば、より長く殺菌効果が続きます。
そのほか、汗の臭いが気になるようであれば、スプレータイプで応急処置をおこなうとよいでしょう。
またどちらの製品にも、殺菌効果にプラスし、汗の分泌をコントロールする収れん作用が含まれているものもあります。汗の量が気になる場合は、殺菌作用にあわせ、収れん作用がある制汗剤を使用するといいですね。
とはいえ、どの制汗剤も使いすぎは厳禁です。汗を抑え込みすぎると、毛穴のトラブルを引き起こしやすく、黒ずみの原因となることが多いのです。正しく汗を拭きとり、また制汗剤を適度に使うことで、夏の汗と上手に付き合いましょう。
そして夏の肌も健やかに育んでくださいね。
汗拭きシートは肌ダメージ大!まとめ
汗拭きシートによる汗対策は、使用頻度や使用方法を間違えてしまうと、肌へダメージを与えてしまいます。
汗は湿らせたタオルやノンアルコールのウェットシートで、優しく押し拭いてください。そして汗の臭いには、制汗剤を使用し、臭い対策をしましょう。
夏の汗と上手に付き合い、肌を健やかに育みましょう。
美容心理士塩澤麻衣による「汗拭きシート」まとめ
夏は紫外線が強く肌も弱りがち。ボディークリームだけでなくボディーローションもプラスして冷たい化粧水で肌を引き締めて全身毛穴ケア。
念入りなボディーケアをしっかりしている女性は自分を大切にしている証。ということは他人も大切にできる素敵女性でもあるのです。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。
