麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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冷え性

この時期悩まされるのが冷え性ですね。「冷え」は血のめぐりを妨げるだけではなく、自律神経のバランスを乱し、体内のさまざまな器官に影響を及ぼします。その影響のひとつに、冷えが女性ホルモンの分泌を妨げることがあります。

女性と女性ホルモンは、切っても切り離せない関係です。とはいえ、この女性ホルモンの分泌量は、残念ながら加齢とともに大きく減少してゆきます。今回は、冷えと女性ホルモンの関係について、そして年齢に応じた体内調整法と、女性ホルモンとうまく付き合う方法について紹介します。

冷え性

冷えと女性ホルモンの関係

女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類。月経の時期に合わせて、交互に分泌される量が変化します。どちらの女性ホルモンも、脳の視床下部から卵巣に指令が入ることで、分泌されています。

この視床下部とは、自律神経の司令塔でもある器官。ストレスや冷えなどの影響により、自律神経のバランスが乱れてしまえば、同じ器官である視床下部がつかさどる女性ホルモンの分泌にも影響が及んでしまうのです。

特にこの時期は、気温の低下により、体全体が冷えやすい時期。体が冷えることで、血の巡りが妨げられてしまっては、自律神経はたちまちバランスを崩し、女性ホルモンの分泌にも影響を与えてしまいます。

女性ホルモンの分泌量に影響が及ぶと、生理不順や肌荒れ、ニキビなどさまざまな不調が及んでしまうのです。

また女性ホルモンは、加齢とともに分泌量が低下します。更年期や不妊も女性ホルモンの分泌量が関係しているのです。とはいえ、女性ホルモンは一生のうち、あまり多く分泌されるものではありません。一生のなかで分泌される量は、たったティースプーン1杯ほどだと言われています。そんな少量で、大きな影響を体内に及ぼしているのです。

残念ながら女性ホルモンは、外から簡単に補えるものではありません。だからこそ体内を整え、女性ホルモンの分泌を促すことが大切です。年齢に応じて、女性ホルモンとの付き合い方を見直してみましょう。

冷え性

25歳~34歳の女性ホルモンとの付き合い方

女性ホルモンの分泌量のピークは、25歳ごろと言われています。その後、加齢とともに分泌量が低下していきます。だからこそ、25歳~34歳までの10年間は、自律神経のバランスを乱さないことが大切です。

特に今の季節は、体を冷やさない努力をおこないましょう。足先、手先の末端冷え性の方は、手袋や靴下用カイロをうまく活用し、体の冷えを許さないことが大切です。また、食事や飲み物でも体をしっかり温めてあげましょう。冷えたドリンクを飲み続けていれば、内臓まで冷え、冷えの症状が重くなります。

だからこそ、この時期はホットドリンクを積極的に取り入れましょう。体を温める作用のあるショウガなどもうまく活用することで、血のめぐりを促進し、より冷え対策ができます。

そしてストレスとの付き合い方も見直しましょう。ストレスは気を付けていても、外から原因がやってくるものです。だからこそ、うまくストレス発散をおこなえる方法を見つけておくことが大切です。

大きなストレスを抱えると、月経周期が乱れることがありますね。この原因のほとんどが、ストレスにより自律神経の働きが乱れることで、女性ホルモンの分泌量が左右されるから。ストレスは、一生付き合い続けるものです。若いうちから、しっかり発散方法を見つけておきましょう。

冷え性

35~44歳の女性ホルモンUP方法

35歳~44歳までの10年間は、プレ更年期世代と言われています。このころから、女性ホルモンの分泌量がゆるやかに低下していく時期。生理不順やPMSなどの月経トラブルに加え、子宮内膜症や子宮筋腫といった、女性器のトラブルが増えてくる世代でもあります。

この年代でも、女性ホルモンとうまく付き合うために、体を冷やさないこと、そしてストレスとうまく付き合うことが大切です。特に入浴は効果的。季節を問わず、入浴を積極的に取り入れましょう。入浴には、体を温めること、そしてストレス発散作用があります。

入浴にアロマオイルなどを加えれば、よりリラクゼーション作用が高まるのでオススメです。

そしてその習慣に加え、定期的な運動と、ホルモンの働きを補うケアが大切になります。女性ホルモンの分泌量のなかでも、低下することで体内に大きな影響を与えるのがエストロゲン。エストロゲンは、分泌量が低下することで、代謝も下げてしまいます。

よくこの年代の方が、「痩せにくくなった」と悩むのは、女性ホルモンの低下と関係があるのです。だからこそ、定期的に軽い運動を取り入れることで、代謝を下げないことが大切です。

また女性ホルモンの分泌量が減るため、外から女性ホルモンに似た働きをする成分を取り入れてあげましょう。女性ホルモンのエストロゲンと似た働きを持つとして知られているのが、大豆イソフラボンですね。イソフラボンの成分が腸内でエクオールに変化することで、女性ホルモンと似た働きをしてくれます。

そのため、この年代からしっかり大豆製品をとる、もしくはサプリメントで補うことが大切です。とはいえ、誰もがイソフラボンをエクオールに変換できるわけではありません。イソフラボンをエクオールに変換できない方もいるようです。近年では、市販のキットで確認できるようなので、試してみてくださいね。

そして腸内環境を整えることも大切です。イソフラボンは腸内細菌によって、エクオールに変換されますが、腸内環境が整っていなければ、もともこうもありません。発酵食品や食物繊維などを積極的にとり、腸内環境を整えるクセをつけてくださいね。

またエストロゲンだけではなく、血糖値や体脂肪に大きな影響を与えるプロゲステロンの働きを促すことも大切です。プロゲステロンと似た働きをおこなう成分は、まだ発見されていませんが、プロゲステロンの原料となるビタミンEを多く含むナッツ類を積極的に取り入れ、補うケアもおこないましょう。

冷え性

45~55歳の女性ホルモンUP秘策

45~55歳は、急激に女性ホルモンの分泌量が低下する時期。急激な女性ホルモンの分泌量の低下で、自律神経のバランスも乱れ、めまいや不眠、更年期障害など、さまざまな支障が及びます。

この時期は、体を冷やさない、ストレス発散、補うケアのほかに、手抜き時間を取り入れることが大切です。意識的にリラックスできる時間をとることで、自律神経のバランスを整えることが、何よりも重要な時期です。うまく手抜きの時間を作り、リラックスできる時間を大切にしましょう。

手抜きの時間は、掃除を掃除機ロボットや家事代行サービスにまかせてみたり、食事をお弁当にしたりと、ほんの少しの手抜きです。また一人の時間を多く設けることも、ストレスから解放されるよい機会。リラックスできる時間を多く取り、この時期を乗り越えましょう。

そしてより良い睡眠とバランスのとれた食事で、体内を整えることで、その後も元気にそして美しく過ごせますよ。

冷え性

年代別女性ホルモンを促す秘策まとめ

加齢にともなう女性ホルモンの分泌量減少は、私たちではどうすることもできません。しかし。年代に応じて、体内をしっかり整えることで、いつまでも美しく過ごすことができます。今回紹介した3世代別の方法をぜひ試してみてくださいね。

美容心理士塩澤麻衣による「女性ホルモン」まとめ

女性ホルモンを分泌させる香りの王様はローズ。お風呂に1滴垂らして入浴する習慣を身につけましょう。

冷え性
ローズがもたらす多幸感は、年代に関係なく効果的。そして小さなことでも幸せを感じる習慣で、ホルモン分泌を促すことも大切です。夜寝る前にできなかったことの数ではなく、できたことの喜びの数を多くカウントしてみてくださいね。


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あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
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