麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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脂性肌ニキビ

脂性肌の方で、肌トラブルを起こしやすいのが「ニキビ」。これは、脂性肌特有の皮脂の過剰分泌が関係しています。

これからの夏は、肌のべたつきに加え、冬より増える皮脂も気になる季節。ニキビを作らない、そして長引かせないためのニキビケアについて紹介します。ニキビに負けない夏の肌を育みましょう。

脂性肌ニキビ

脂性肌のニキビの原因

脂性肌とは、皮脂が過剰に出てしまう肌質。通常、皮脂は肌表面を皮脂膜という天然のクリームで多い、外からの刺激から肌を守る役割があります。しかし、適正量以上の皮脂が分泌されてしまうと、メイク崩れやテカリ、そして毛穴トラブルなどを引き起こします。

さらに注意が必要なのが、ニキビ。ニキビの原因菌であるアクネ菌は、皮脂が大好物。そのため脂性肌の方の肌には、アクネ菌がたっぷりの皮脂で栄養をつけ、繁殖しやすくなります。

さらに皮脂が過剰に分泌されてしまえば、毛穴は拡がり、つまりやすい状態に。その結果、毛穴の奥でアクネ菌が繁殖し、ニキビができやすくなってしまうのです。

ニキビのほか、さまざまなトラブルを引き起こす恐れのある脂性肌。この脂性肌は、体質による場合もありますが、生活習慣の乱れで皮脂が過剰分泌をおこし、脂性肌に傾いてしまう場合も多いです。

脂性肌ニキビ

例えば、食生活。脂質の多い肉類やチーズ、バターなどの動物性脂肪の多い食品など、中性脂肪になりやすい食品は、多く取りすぎると皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまいます。

また血糖値を急上昇させるようなお菓子やスイーツ、精製された穀物や加工品の過剰摂取も、皮脂の過剰分泌の原因に。さらに皮脂の分泌量をコントロールする役割のあるビタミンB2やB6、ビタミンCの摂取不足も、皮脂の過剰分泌につながってしまうのです。

そして、食事だけではなく、ストレスや睡眠不足、喫煙なども皮脂の過剰分泌の原因に。さらにこれらの生活習慣の乱れは、ホルモンバランスまで乱し、さらなる皮脂の過剰分泌を促して、脂性肌を進行させてしまうのです。

また、脂性肌の原因のなかで、見落としがちなのが、間違ったスキンケア。過剰な洗顔や保湿不足も、皮脂の過剰分泌を促してしまうのです。脂性肌の方はニキビを防ぐためにも、食生活をはじめとする生活習慣、スキンケアを見直し、脂性肌の原因を元から解消する必要があるのです。

脂性肌ニキビ

スキンケアで脂性肌のニキビ対策

顔のベタツキやテカリが気になる脂性肌の方は、ついつい洗顔を念入りにおこなったり、保湿ケアを化粧水だけで済ませるなど、なるべく皮脂を落とし、肌に油分を補給しないようにしがち。

しかし、肌が乾燥してしまうと脂性肌の状況は、より深刻化し、ニキビになりやすくなってしまうのです。というのも、私たちの肌表面は、自ら潤わせる作用があります。意識することなく皮脂が適度に分泌され、外の刺激から肌を守り、肌内部の水分の蒸発を防いでいるのです。

しかし、肌が乾燥しだすと、この自潤作用が裏目に出てしまいます。肌が乾燥していると、通常の量では肌を充分に潤すことができないため、過剰に皮脂を分泌させてしまうのです。
その結果、肌が脂性に傾き、ニキビが発生しやすくなってしまいます。

脂性肌対策にも、ニキビ対策にも大切なのは、保湿です。水分と油分をしっかり肌に与え、肌内部の基盤を整えることで、肌のターンオーバーが整い、健やかな肌が育つのです。だからこそ、洗顔後の肌には、たっぷりの水分だけでなく、乳液やクリームで油分も与えてあげましょう。

そしてもうひとつ大切なのが、正しい洗顔です。脂性肌でニキビを気にされる方は、皮脂を少しでも取り除こうと、洗顔をしすぎる習慣があります。しかし、皮脂を取りすぎてしまっては、肌を乾燥させ、また皮脂を過剰に分泌させてしまうことで、ニキビがおこりやすくなるという、脂性肌の負のループに陥ってしまいます。

脂性肌であっても、洗顔は朝晩の1日2回で十分です。そして皮脂が気になるからと言って、ゴシゴシ洗うのも、時間をかけて洗うのもNG。洗顔はたっぷりの泡で、優しく、手早く洗い、丁寧にすすぐのが基本です。洗顔料が顔についている時間が1分以内になるよう、心がけてみてください。

そして脂性肌の方は、テカリやベタつきが気になる部分から洗顔の泡を乗せましょう。泡は載せているだけでもどんどん洗浄してくれます。そのひと手間で、しっかりと皮脂を洗い流し、ニキビ予防ができます。

またニキビ対策では、乾燥から肌を守るのが重要です。洗顔時に40度ほどの熱めのお湯やシャワーですすぐなどといった行為は、乾燥の原因に。皮脂をとりすぎない32度程のぬるま湯で、洗面器などにぬるま湯を溜めた状態ですすぎをするように心がけましょう。

もちろん、洗顔後の肌はゴシゴシとふき取らず、タオルで優しく水分を押し拭いてあげてくださいね。

脂性肌ニキビ

生活習慣を見直してニキビ対策

脂性肌のニキビ対策は、スキンケアだけではなく、生活習慣の見直しがとても重要です。まず見直してほしいのが睡眠環境。良質な睡眠は、肌を健やかに育み、ストレスを軽減させる効果があります。

一方で、睡眠分促が続くと、ホルモンバランスを乱し、男性ホルモンの分泌を活発にすることで、皮脂の分泌を過剰に促してしまうのです。

さらにストレスが発散できず、蓄積している状態も、皮脂の過剰分泌を誘発します。そして睡眠時間は、肌の修復や再生をおこなう時間でもあります。睡眠不足が続けば、その分肌のメンテナンス時間も削減されてしまうのです。だからこそ、脂性肌のニキビ対策に睡眠環境の見直しを取り入れてみましょう。

十分な睡眠時間の確保はもちろん、良質な睡眠を得るために、寝る前のパソコンやスマートフォンなど、ブルーライトが出るものの使用は避けるのがオススメです。また就寝する90分前の入浴もオススメ。体温が下がる際に、眠気がでることで、ぐっすりと眠ることができますよ。

そしてもう一つ、脂性肌のニキビ対策に必要なのが、バランスの取れた食事です。バランスの取れた食事は、ニキビ対策だけではなく、美しい肌を育むのにも欠かせません。特にビタミン類を意識して摂取するようにしましょう。

また空気の乾燥対策も、ニキビ対策に欠かせません。夏の室内はエアコンにより乾燥しやすくなります。乾燥した室内に長時間とどまると、空気に肌の水分が奪われるため、当然肌も乾燥しやすくなります。加湿器などを活用し、室内が乾燥しないように心がけましょう。

オフィスなど、加湿器の使用が難しい場合は、ミスト化粧品と乳液で定期的に保湿をしましょう。ただし、乾燥した空間で、ミスト化粧水だけ使用してしまうと、肌の乾燥をより促進させ、脂性肌やニキビ発生の原因に。そのため、乳液やクリームなどを使用して、油分で水分にフタをするようにしましょう。

脂性肌ニキビ

脂性肌のニキビの原因とは?まとめ

脂性肌の方にニキビができやすいのは、過剰に皮脂が分泌されるから。過剰な皮脂を正しい洗顔でしっかり取り除きつつ、過剰な皮脂を分泌させにくいケアが重要です。そこで大切になるのが、保湿ケアと生活習慣の見直し。

今回紹介した方法を参考に、ぜひ脂性肌のニキビケアを試してみてくださいね。

美容心理士塩澤麻衣による「脂性肌のニキビ」まとめ

イライラ指数が高い生活を続けていると、肌の皮脂分泌が増加し、脂性肌に。職場でつい部下にイライラしたり、子育てでつい子供に怒ってしまうお母さん、イライラを他人に示すと鏡の法則で自分に返ってきてしまいます。

脂性肌ニキビ

イライラの表現をそのまま他者に示すのではなく、その真意を伝える癖を身につけてみて。肌もサラサラ手触りのよい美肌に近づくでしょう。


そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。

あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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