麻布十番塩澤式

15,000人以上の肌を美肌へ導いたエステティシャン塩澤麻衣の美容・心理コラム

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Column 美容・心理コラム
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紫外線対策

「UVクリームは毎朝しっかり塗っています」という人でも、「気付いたら、いつの間にか日焼けしていた!」と後悔することが多々あります。

ここでは、誰もがついカン違いしてしまううっかり日焼けの落とし穴を総チェック。

日常の中に潜むうっかり日焼けの原因を知って、紫外線対策をスタートしましょう。

うっかり紫外線

【紫外線対策カン違い1】雨の日や、曇った日にはUVケアしなくても平気よね?

実はこれは大きな勘違い。

真夏や太陽がサンサンと照っている時は、だれもが積極的にUVケアをします。ところが、雨や曇りの日にはUVケアをしない、という人も多くいますので要注意です。

晴天の日に比べ大きな差はありますが、雨や曇りの日でも紫外線は地表に届いているのです。快晴の日の紫外線(B波)を100%とすると、大雨で空が暗い時でも20~30%、薄曇りなら50~80%降り注いでいます。

特に、梅雨時の雨がさっと止んで、薄曇りの合間から強い日差しが差し込むと一気に紫外線量は上がります。

だからこそ、雨の日や曇りの日でも、必ずUVケアをして外出するようにしましょう。

雨の日の紫外線対策

【紫外線対策カン違い2】木陰に入ったらひとまず安心でしょう?

紫外線は空気中の中で散乱し、地表から反射します。木陰にいても空中でも散乱や地表からの反射によって、直射の場合の40~50%の紫外線を受けてしまうのです。

地表からの反射は、アスファルトの道やコンクリートで20%、プールや海などの水面で20%、緑が生い茂る芝生や土でも10%ほどあるといいます。白い砂浜では太陽からの反射はさらに強くなります。

紫外線は空から防ぐことにプラスして、地表からの反射も意識してケアするようにしましょう。

木陰の紫外線対策

【紫外線対策カン違い3】室内にいれば、日に焼けないわよね?

家の中では紫外線ダメージは受けないと油断するのは間違いです。

紫外線B波の多くはガラスに吸収されやすいため、厚さが5ミリ以上のガラスであれば室内に入ってくることはありませんが、紫外線A波はどんな暑いガラスでも透過してしまいます。

窓際で長時間作業をする場合はUVケアを忘れないでください。

A波は肌が赤くなったり、ヒリヒリするようなダメージになったりはしませんが、B波よりも肌の奥に到達し、シミやシワの原因となります。

最近では、紫外線カット機能のあるガラスも多く出ていますし、紫外線防止フィルムもありますので活用するのも手。特に長時間、自動車を運転する方は、窓の内側から貼るタイプで、うっかり日焼けを防ぎましょう。

屋内の紫外線対策

【紫外線対策カン違い4】帽子、サングラス、日傘があれば完璧でしょう?

帽子もサングラスも日傘も、UV対策にはとても効果的なアイテムですが、それで完璧とまでは言い切れません。その効果を発揮させるためには選び方にも注意が必要です。

帽子はツバが7センチあると顔に当る紫外線の60%ほどをカットできます。なので、できるだけツバの広い帽子で、日光が直接顔に当らないよう工夫してください。

サングラスは、紫外線防御効果のあるレンズかどうかを確認してください。そしてレンズは大きくしっかり目元を覆い、可視光線を遮らないためには適度に透明性があるものがベストです。(可視光線を遮るために、レンズの色が濃いものがありますが、それでは視野が暗くなり瞳孔が開いてしまいます。そこへ横からの散乱紫外線がどんどん入り込んでしまい、より紫外線ダメージを受けやすくなりますので、色の濃いレンズのものは避けましょう)

日傘は紫外線防止にとても役立ちます。通常、お店で購入できるものでも90~95%の直射日光を遮ってくれます。効果的な色は「黒」と言われていますが、黒は可視光線や紫外線も吸収してしまうため、日傘の中はとても暑くなってしまいます。
白っぽい色でも、紫外線カット率が高い合成繊維のものや、UVカット効果のある繊維を使ったものであれば、遜色ありません。

日傘を持つ時には、なるべく柄を短く持って、皮膚と傘の隙間を少なくするのがポイント。

横から入る散乱紫外線を防ぐためにも、UVクリームなどを塗るなど2重、3重の防御をすることで、紫外線ダメージを最小限に抑えることができます。

帽子で紫外線対策

【紫外線対策勘違い5】長袖を、長ズボンなら、日焼けしないわよね?

夏の衣類によく使用される、綿やレーヨンは比較的紫外線を通しやすい素材です。とはいえ、吸汗性があって、自宅で洗え、丈夫で着心地がよい綿素材の衣料は、夏には快適な衣料として欠かせません。

そこでおすすめなのが、ポリエステルと綿の混紡素材です。これは紫外線の約8割をカットするというデータがあるほど、夏の衣料の定番素材。できれば長袖で、襟のついたものの方が、腕や首、デコルテ部分の日焼けを防ぐのでおすすめです。

また、色については白は黒に比べて透過率が高いだけでなく、紫外線を反射してしまう問題もあります。襟もとの広いデザインは、肩からの強い反射で頸部に大量の紫外線が当ってしまいます。

色だけで選ぶなら、白や薄い色のものよりも黒や紺などの濃い色の衣類の方が皮膚にとっては理想的といえますね。

うっかり日焼け対策のまとめ

どんなに完璧に紫外線対策をしても、だれもが無意識のうちに焼いてしまっている、ということを認識することが大切。

UVクリームなどの紫外線ケアアイテムはとても有効ですが、もちろんそれだけは不十分。
それに、曇りだから大丈夫、日傘をさしているから大丈夫、長袖を着ているから大丈夫、といった思い込みも捨てましょう。

紫外線ケアに「完璧」はありません。
UVクリームを塗っても安心せず、他の紫外線アイテムを組み合わせて2重、3重の防御をすることで、紫外線ダメージを軽減につながることを忘れないでください。


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あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。

エステティシャン美容心理士塩澤麻衣
乾燥肌の美容液「塩澤式」のエステ肌実感プログラム

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