正しい白髪染めの選び方は?自分に合う白髪染めを見つけましょう

年々、白髪は増えてしまうもの。
白髪は一本見つけるだけでもショックを受ける方も多いのではないでしょうか?
そんな白髪を手軽に隠せるアイテムが白髪染めです。
現在、自宅でも簡単にできる白髪染めも多く販売されていますね。
とはいっても、数多く発売されている白髪染めから何を選ぶかは、迷いがちなポイントです。
ここでは白髪の原因から白髪染めの選び方まで紹介していきます。
白髪染めの選び方の前に白髪の原因について
白髪ができる理由はさまざまです。
その中でも白髪の三大原因と言われているのは「メラニン不足」「過酸化水素の蓄積」「成長ホルモン不足」です。
この三大原因は、ストレスや生活習慣の乱れによって引き起こされます。
まずは、白髪ができる三大原因について解説していきます。
メラニン不足
私たちの髪の毛は、誰しもできたては、色がついておらず白髪なのを知っていましたか。
アジア人の場合、お腹の中にいる間、黒髪の色素で色付けされ、黒髪となって伸びていきます。
この色付けをおこなう色素が不足すれば、当然白髪になってしまいます。
この色付け色素こそがメラニン。
メラニンはシミを作る原因として敬遠されがちですが、白髪を防ぐためには大切な成分です。
このメラニンが何らかの原因で不足してしまうことで、白髪が発生してしまうのです。
過酸化水素の蓄積
近年、白髪の原因の一つと言われ出したのが、過酸化水素の蓄積です。
過酸化水素と聞くと、漂白剤を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
体内の蓄積の過酸化水素とは、活性酸素の一種です。
この過酸化水素が体内に蓄積していくことで、毛包における色付け役のメラニンを生成するチロシナーゼを破壊してしまうのです。
そのため、髪を色付けするメラニンの生成が不足していきます。
そのため、過酸化水素の蓄積が白髪の原因のひとつに挙げられています。
成長ホルモン不足
成長ホルモンと白髪には、深い関係があります。
しかし成長ホルモンは、年々減少していきます。
50代になるころには、20代の1/8程度しか分泌されないのです。
加齢とともに白髪が増えてくるのは、これが大きな要因と言われています。
特に成長ホルモンは、30代から急激に減り始めるので、30代から白髪に悩む方が増えてくるのです。
白髪染めの選び方
白髪を簡単に隠せるアイテムが、「白髪染め」です。現在では、美容室に行かずとも、自宅で簡単にできる白髪染めも多く発売されています。
白髪染めは、通常のおしゃれのために使用するヘアカラー剤とは、性質が異なります。
白髪染めは、髪のキューティクルを剥がし、液を内部まで浸透させる必要があります。
この作用は通常のヘアカラー剤には含まれていません。
そのため、通常のヘアカラー剤では、白髪は染まりにくいのです。
白髪には、白髪専用の白髪染めが鉄則です。
とはいえ、現在ではさまざまな種類の白髪染めが販売されていますね。
白髪染めは染める範囲によって選び方が異なります。
白髪染めのタイプ別の特徴を紹介します。あなたの白髪の状態に合わせて、白髪染めを選んでいきましょう。
クリームタイプ白髪染めの選び方
クリームタイプの白髪染めは、全体を染めるのにオススメですが、特に部分染めや生え際の白髪に使用するのに適しています。
液ダレもしにくいことで、気になる部分にしっかり塗り込み、白髪を染めることができます。
乳液タイプ、ジェルタイプの白髪染めの選び方
全体的に白髪が気になる方は、この乳液タイプやジェルタイプの白髪染めがオススメです。
髪全体に素早く伸びて、馴染ますことができるので、全体をムラなく染めることができます。
生え際の白髪が気になってきたときは、クリームタイプの白髪染めを使用すれば、白髪をうまく隠せますよ。
泡タイプの白髪染めの選び方
初めての白髪染めに挑戦する際にオススメな選び方は、泡タイプ。
シャンプーするように泡を髪に馴染ませていくだけなので、後頭部や生え際もすばやく染めることができます。
手軽なので、初めての方でもしっかり全体を染めることができますが、周囲にはねたりしやすいので、壁などに泡を飛ばさないように気をつけてくださいね。
ヘアマニキュアタイプの白髪染めの選び方
髪へのダメージをとにかく軽減したい方の白髪染めの選び方は、ヘアマニキュアから選ぶのがオススメです。
ヘアマニキュアタイプの白髪染めは、白髪のキューティクルを一度剥がして液を染み込ませるのではありません。
表面からゆっくりと染料を染み込ませるもの。ヘアカラーの持続は短いですが、自然な仕上がりを得ることができます。
白髪染めの髪のダメージ予防
白髪染めは、髪へのダメージと色持ちを気にする方も多いと思います。
髪のダメージを抑え、色を長持ちさせるには、白髪染めの選び方だけではなく、白髪染めをおこなった後のケアが大切。
まずは、白髪染め直後の髪を本来の弱酸性に戻すことが重要。
髪がアルカリ性になっていると髪の色素が流出しやすく、髪も痛みやすいのです。
そのため白髪染め後の薬剤がついた髪は、まずは「ぬるま湯」でしっかりすすいでいきましょう。
目安は、白髪染めの薬剤の色がなくなるまで。その後、シャンプーをおこなうことで、髪を弱酸性に戻し、色持ちを良くします。
一見、シャンプーだけで、薬剤が落とせそうですが、薬剤が付いたままシャンプーをおこなっても、薬剤は落ちてくれないのです。
薬剤がついたままの髪は、色落ちや髪のダメージの原因になりますので、注意しましょう。
そして毎日のケアには、シャンプーやコンディショナーの選び方にも着目。ヘアカラー用のものを選んでください。
ヘアカラー用のシャンプーやコンディショナーには、色落ちやダメージを抑える作用が含まれています。
白髪染め後のシャンプーやコンディショナーは、ヘアカラー用に切り替えていきましょう。
白髪染めの頻度とは
白髪染めの理想の頻度は2ヶ月に1回ほどです。どんなに多くても、月1回にとどめましょう。
それ以上の頻度で白髪染めをおこなうと、髪のダメージはもちろんのこと、頭皮に深刻なダメージを引き起こします。
頭皮の傷みは抜け毛やフケの元です。
頭皮のダメージを防ぐためにも、多すぎる頻度には気を付けましょう。
白髪染めの選び方まとめ
白髪の三大原因は「メラニン不足」「過酸化水素の蓄積」「成長ホルモン不足」です。
発生してしまった白髪を簡単に隠せるのが白髪染め。白髪染めは専用のものを使用するようにしましょう。
また、自宅で使用する白髪染めには、白髪の量や用途に合わせて、選び方があります。
あなたの白髪の状態を見極め、白髪染めのタイプを使い分けてみましょう。
そして、白髪染め後のアフターケアや頻度に気を付け、色持ちを長持ちさせてください。
美容心理士から見た「白髪」に最適なのカラーセラピー
白髪を引き起こす原因の一つでもある成長ホルモン不足を解消させてくれるカラーがあります。
それは緑や黄緑色。
成長を表すカラーで、成長期の子供たちにも必要な色でもあります。
成長ホルモンを刺激して、分泌を促進させる作用が期待でき、白髪を予防します。
ヘアブラシの選び方を緑や黄緑色を優先にしてみましょう。
気持ちを前向きに、ワクワクさせてくれるカラーなので頭皮ケアも楽しんでできるでしょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。
