自宅で観戦オリンピック!見ているだけで美しくなれる競技3選
いよいよオリンピックの開幕まで、2週間をきりました。今回の東京オリンピックは、新型コロナウイルスに翻弄されるオリンピックになってしまいました。とはいえ、4年に1度のビックイベントです。TVなどの前から選手たちにエールをおくりたいですね。
またオリンピックは技の美しさを競う競技がたくさんあります。美しいものに触れ、感じることは、美容にも大切なことです。今回は美学について解説したうえで、ぜひ見ていただきたい3つのオリンピック競技について紹介します。
オリンピックの歴史
まずは、オリンピックの歴史について振り返ってみましょう。オリンピックの起源は、古代ギリシアでおこなわれていた「オリンピア祭典競技」というのは、有名ですね。古代ギリシアでおこなわれていた「オリンピア祭典競技」は、現在では古代オリンピックといわれています。
古代オリンピックの始まりは、紀元前9世紀ごろといわれており、現在のようなスポーツの祭典ではなく、宗教行事の一環としておこなわれていました。現在のオリンピックでもおこなわれるレスリングやボクシングの競技もこの頃からおこなわれていたようです。
古代オリンピックは4年に1度おこなわれ、戦争中であれば、休戦してまでオリンピックが開催されていました。そんな古代オリンピックが終わりを迎えてしまったのは、ギリシアがローマ帝国に支配されてしまったからだったようです。
では現在のオリンピック、近代オリンピックはいつからおこなわれるようになったのでしょうか。はじまりは1892年、フランスのピエール・ド・クーベルタン男爵がおこなった講演で、オリンピック復興の構想を発表したことです。その構想が、世界中から支持をうけ、1896年に現在の形の近代オリンピックの第1回大会が開催されました。
そして日本が初めてオリンピックに出場したのが、1912年の第5回大会。その後、1964年にアジアで初めての開催となったのが、第18回東京オリンピックです。あれから半世紀以上たって再び東京でオリンピックが開催されます。新型コロナウイルスに翻弄されるなかでの開催ですが、選手たちをたっぷり応援したいものですね。
美学とは
オリンピックと美学とは、一見なにも関係ないように思えますね。「美学」という言葉は、美容についての知識として使用されることが多いですが、それだけではありません。
美学とは「美とは何か」について、美術や芸術を中心に本質、価値、基準を哲学的に捉える学問としての意味もあります。「美とはこういうものだ」といって決定づけることはありませんが、美について考えること、感じること、共感することなどを研究するのです。
とても難しい学問のように感じますが、簡単に言うと、人が美しいと感じるものに触れて、美しいと感じることのメカニズムを探る学問なのです。美しさは、美術や芸術だけではなく、さまざまなものに感じられます。花や風景にも美しさを感じることはありますね。
そのほか、人に美しさを感じることもあります。美しい顔の芸能人やモデルに美しさを感じることもあるでしょう。そのほか美しさを「繁栄」に感じ、解釈されることもあります。子を持つ母を美しいと感じる方、言葉に表せない魅力を感じる方もいることでしょう。
そういったものにも、美しさは秘められているものです。また場を明るくする方にも魅力を感じることがありますね。それもやはり、内面の美しさを感じるからです。
私たちは日々、美しいもの、美しい人に触れて生活しています。しかし、その美しさを気にとめることなく見過ごすことが多いもの。美しいものを美しいと感じることは、自分自身を見直すきっかけになるほか、内面や外見を磨くことにもつながります。
そしてその結果、周りをもひきつけ、自分自身だけではなく、あなたの周りの方々も幸せにするパワーを得ることができるのです。
オリンピックは、美しいものがたくさん詰まった祭典です。競技の美しさ、スポーツマンシップの美しさ、チームワークの美しさ、さまざまな美しさを感じられることでしょう。今年のオリンピックは、応援して楽しむだけではなく、観て美しくなりましょう。
見て美しくなる競技3選
私がオススメする、見て美しくなる競技は、シンクロナイズドスイミング改めアーティスティックスイミング、体操、柔道です。
アーティスティックスイミングは、水の中で音楽に合わせて舞う競技。華やかな水着やメイクを施した選手が華麗に舞う姿は、それだけでも美しいものですね。現在では、デュエットとチームの2種目があります。競技では技のクオリティや難易度だけではなく、音楽の使い方やプレゼンテーションも採点されます。
競技時間は3分も満たないものの、プールをキャンパスにみたて、さまざまな華やかな技を流れるように繰り広げていく姿は圧巻です。ぜひアーティスティックスイミングの美学について感じて、触れてみてください。
日本のお家芸と呼ばれる体操もオススメです。体操も技の難易度、そして美しさを競う競技ですね。体操は、男子は6種目、女子は4種目あります。体操は、競技時間こそは短いものの、1分ほどの時間にダイナミックな技が繰り広げられます。
技の難易度もさることながら、男子の体操競技では、力強さと豪快さ、美しさを楽しむことができるのです。女子の体操競技では、繊細さや華やかさを楽しむこともできます。
体操競技は、一人でおこなう競技。短い時間のなかで安定した演技を披露する選手のメンタルの強さを試される場でもあり、その精神に美しさを感じることもあるでしょう。また、頭のてっぺんから、つま先まで意識した技の数々は、目を奪われ美学を感じられます。
体操の新技には、はじめて成功した体操選手の名前がつきます。先日引退された白井健三さんは、床の競技で3技、跳馬3技の6技にご自身の名前がついています。これは世界最多記録となっています。技の名前を聞くごとに、体操の歴史に触れることもできるのです。ぜひ技の名前にも注目しながら、体操を楽しんでくださいね。
最後にオススメなのが、日本発祥のスポーツ柔道です。柔道はアーティスティックスイミング、体操とことなり、美しさを競う競技とは無縁のように感じますね。しかし柔道も技の美しさを競う競技なのです。
柔道における最高判定は「一本」。一本は、相手にすばやく、ダイナミックに相手に投げ技をかけ、相手の背中を畳につける必要があります。しかし、この一本を決めるのは難しく、駆け引きが必要です。一瞬の隙をついて繰り広げられる「一本」は、目をみはるほど美しく、気持ちがよいものです。
また投げ技だけではなく、「おさえこみ」から「一本」を勝ち取ることもあります。「おさえこみ」をおこなってから20秒立てば、一本をとることができるのです。そのほかおさえこみ中に、相手の選手が「まいった」をおこなえば、「一本」となります。今年のオリンピックでは、柔道の「一本」の美しさにも触れてみてくださいね。
塩澤麻衣の「見ているだけで美しくなれる競技3選」まとめ
まもなく開催されるオリンピック。オリンピックには美しさを感じられる競技がたくさんあります。私のオススメは、アーティスティックスイミング、体操、柔道です。それぞれの美しさに触れ、あなたの美しさを磨いてみましょう。
競技を終えた選手の表情は、一番美しい瞬間です。成し遂げた方のその表情から、いろいろな気持ちを汲み取れるものです。ありのままを表現できることこそ、人を惹きつける魅力です。私たちも飾らないありのままの自分を見せて、美しく生活しましょう。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。