乾燥肌のメイクは化粧下地が大切!乾燥肌のための化粧下地
乾燥肌の方のこの時期のメイクは、悩みがつきませんね。メイクのノリがよくなかったり、細かなシワにファンデーションが入り込み、隠したい部分がかえって目立ってしまったり、メイク崩れがしやすかったりとさまざまな問題が出てきます。
乾燥肌の方のメイクに取り入れてほしいのが、化粧下地。化粧下地を使用することで、乾燥肌でもより美しくメイクを仕上げることができます。ここでは、乾燥肌のための化粧下地の選び方を紹介します。
ぜひ毎日のメイクに取り入れて、美しい装いをまとってくださいね。
乾燥肌だからこそ化粧下地を
肌が乾燥していると、メイクのノリが悪く、崩れやすいことも多いでしょう。またファンデーションを塗れば塗るほど、粉を吹いてしまう方もいますね。メイクの土台をつくるベースメイクに重要なファンデーションは、肌の乾燥を促すおそれがあったり、肌に刺激を与え、乾燥による肌ダメージを進行させる恐れもあります。
とはいえ、毎日スッピンで過ごすわけにもいかない方ばかりでしょう。肌が乾燥している時は、肌への刺激は最小限に抑えなければいけません。肌への刺激を最小限にするためには、メイクだけではなく、クレンジングや洗顔の負担を減らすことも大切です。
クレンジングの負担を取り除くのに、オススメなメイクアイテム。それが化粧下地です。最近では、化粧下地とファンデーションなどが一本に集約されているものが多く、化粧下地を使用する人が少なくなっています。しかし、化粧下地はとても優秀なアイテムですし、乾燥肌に悩む方にこそ、見直して欲しい一品です。
化粧下地には、くすみをカバーしてくれたり、毛穴の凸凹をカバーする、ベースメイクの仕上がりをより美しくするなど、さまざまな効果があります。そしてファンデーションのノリを良くして、仕上がりを長持ちさせてもくれるのです。さらに化粧下地を使用することで、ファンデーションが少量で済むというメリットもあります。
その結果、肌への負担とクレンジングの負担を抑えることできるので、乾燥肌にとてもオススメなのです。またファンデーションが少量で済むため、メイクの厚塗りを防ぎ、隠したい部分をよりナチュラルにカバーできるのです。ダメージを最小限に抑えつつ、自然なメイクを楽しめるのが、化粧下地のポイントですね。
また化粧下地には、ファンデーションと肌との密着度を高める作用もあります。乾燥肌の場合、肌のキメが崩れているため、ファンデーションなどのベースメイクも崩れやすくなっています。化粧下地を使用することで、肌とファンデーションの密着度を高め、より長い時間メイクの美しい仕上がりをキープできますよ。
そして、最近では皮脂を抑える作用のある化粧下地も販売されています。乾燥が進む部分は、皮脂が過剰に分泌されやすくなります。皮脂抑制作用のある化粧下地を選ぶことで、よりメイク崩れを防ぎ、メイクのもちを長くすることも可能です。
化粧下地なしで、肌に直接ファンデーションを塗っていると、肌への負担とクレンジングへの負担が高まり、肌の乾燥を悪化させてしまいます。化粧下地を使用していない方は、ぜひ明日のメイクから化粧下地を取り入れてみてくださいね。
乾燥肌の化粧下地の選び方
乾燥肌の方は、どんな化粧下地を選べばいいのでしょうか?
化粧下地には、くすみをカバーするもの、毛穴の凸凹をカバーするもの、皮脂を抑制するものなど、さまざまな作用を持つものがあります。乾燥肌の場合、まず化粧下地を選ぶ際に重要なのは、保湿成分が豊富か否かです。保湿成分が豊富な化粧下地を使用することで、メイクをしている間の肌乾燥を防ぐ作用があるのです。
化粧下地に配合される保湿成分の代表的なものとしては、セラミドをはじめコラーゲンやヒアルロン酸、グリセリンやスクワラン、レシチンなど。これらの保湿成分がたっぷり配合されているかをまずは確認しましょう。
保湿成分の配合量は、配合成分表で確認してください。配合量そのものは明記されていませんが、量の多いものほど、先頭に記載されていますよ。保湿成分がたっぷり配合されているかを確認したあとは、肌の悩みに合わせた化粧下地を選びましょう。
特に肌が乾燥してくるとくすみが気になる方が増えます。化粧下地のなかには、コントロールカラー入りのものも多いので、カバーしたいものに合わせて選ぶことで、ファンデーションだけではなく、コンシーラーの使用量をも選らすことができますよ。
乾燥肌はメイク前後に保湿ケアを徹底しよう
乾燥肌の方は、日中の乾燥を防ぐためにも、メイク前のスキンケアも重要です。まずは、メイク前に保湿ケアの徹底をしましょう。洗顔後、化粧水で肌に水分補給をおこないましょう。
その際、化粧水を手などで付ける代わりに、ローションパックをおこなうのもオススメ。ローションパックは、毎日できる美容法のひとつ。精製水で湿らせたコットンに化粧水を含ませ、顔全体を覆いましょう。その上にラップやシリコンカバーをおこなうことで、浸透を促進させます。
さらに首元にホットタオルなどを置くことも、化粧水の浸透を高めるひと手間です。洗顔後、しっかり水分を肌に補給することで、乾燥を予防するだけではなく、メイクの仕上がりやもちも良くなります。
ただし、ローションパックは2点注意が必要です。まずはパック時間。パックは3分ほどを目途にしましょう。それ以上のパックは、保湿どころか、乾燥を促進させてしまいます。
次に使用する化粧水の種類も重要です。化粧水にアルコールやエタノールが配合されている場合は、コットンパックに使用しないでください。これらが配合されている化粧水は、水分の蒸発が早いため、ローションパックに向かないのです。
化粧水、もしくはローションパックで肌を整えた後は、必ず乳液やクリームで保湿ケアもおこなってくださいね。乾燥が気になる部分には、重ねづけがオススメです。朝のスキンケアはメイクの仕上がり、メイクのもち、そして日中の肌の乾燥を左右するので、丁寧におこないましょう。
また、日中にメイクが崩れた場合のメイク直しの方法も重要です。乾燥肌の方は、乾燥している部分が特にメイク崩れしやすいですね。しかし気になるからといって、何度も重ね塗りをしてしまうと、かえって肌を目立たせ、肌のさらなる乾燥を招いてしまいます。
だからこそ、メイク崩れが気になる場合は、無理に重ね付けしないのがオススメ。メイク崩れが気になる部分にだけ、乳液をつけ、ティッシュなどで軽くふき取り、フェイスパウダーなどで整えるだけでキレイにメイク直しができますよ。目の周りなどは、綿棒を使用すると簡単。ぜひ試してみてくださいね。
乾燥肌のメイクは化粧下地が大切!まとめ
乾燥肌の方のメイクには、ぜひ化粧下地を取り入れましょう。化粧下地を使用することで、ファンデーションの量を減らし、クレンジングの負担を減らすことができるため、肌への負担を最小減にできます。
さらにファンデーションのノリや密着を高めることで、よりメイクの仕上がりを美しく、そしてもちをよくしてくれます。ぜひ乾燥肌の方は、保湿成分がたっぷり入った化粧下地を試してみてください。これまでよりも、メイクの仕上がりを美しく導いてくれるはずですよ。
美容心理士塩澤麻衣による「化粧下地」まとめ
好きな音楽を聴きながらメイクをすると、心も弾み、血行がよくなることで化粧のノリが良くなります。
なるべくテンポの早い曲をチョイスすると高揚作用が得られるので◎
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。