もっちり潤い肌へ!エクトインの驚異の美肌効果のすべて
「最近の気温の激しい寒暖差で、肌の調子がイマイチ」と悩まれている方、増えていませんか?
日中と朝晩の寒暖差が大きければ大きいほど、肌の皮脂と水分のバランスを乱し、肌荒れが起きやすくなります。
しかし、これからは乾燥本番の冬。肌荒れを悪化させないためにも、これからの季節にぜひ紹介したい成分があります。
それが「エクトイン」です。
エクトインには強力な保水力があり、エクトイン配合の化粧品に取り入れることで、さまざまな美肌効果を発揮。エクトイン配合の化粧品を使い続けることで、肌へのダメージに強い、乾燥知らずのもっちり潤い肌を手に入れることができます。
ここでは、そんなエクトインの魅力を解説していきます。
エクトインとは
エクトインとはエジプトの塩湖に生息する唯一の生命体、「ハロゲン系微生物」に含まれるアミノ酸の一種です。
エジプトの塩湖は、気候によるひどい乾燥に加え、塩分濃度が高い湖水という最悪な環境です。生きるためには、慢性的な水分不足に耐えなければなりません。
そんな過酷な環境下での生き残りに一役かっているのがエクトインです。
エクトインには強力な保水力があり、過酷な環境下でも水分と栄養を保持してくれます。その保水量は自らの体積の4~5倍にも及びます。
さらに紫外線や酷い乾燥などの外からの刺激による、細胞へのダメージを防止する、細胞保護作用まであるのです。
この驚異の働きは、人間にも有効でクレオパトラの美しさにもエクトインが関係していたのでは?という人もいるほど。そんなエキゾチックな要素、エクトインは、化粧品から直接肌に取り込むのがオススメです。
エクトイン配合の化粧品の美肌効果
エクトインにはさまざまな美容効果があります。その中でもエクトインの強力な保水力による美容効果はとても高く、どんな肌質の方にもオススメです。
私のサロンでも、エクトインを配合したエスティング美容乳液をマッサージや仕上げに使用して、効果を実感していただいています。
エクトインの保水力で今回注目したい美容効果は3つ。
水分を長時間キープして、乾燥に負けない潤い肌へ
エクトインの強力な保水力は、肌を潤わせるのに、とても効果的。エクトインはもともと自らの体積に対して、4~5倍の水分子を吸水して抱え込みます。
さらに優れた保水力で強力な水分子の結合体をつくります。それによりエクトインは肌内部で水分を長時間キープできるのです。
その結果、乾燥にも負けない潤った肌に導きます。肌が水分で満たされることにより、シワの予防にも効果的です。
紫外線や乾燥など外部刺激から免疫細胞を守り老化防止
エクトインの強力な保水力と吸水力は、ダメージの盾となり、肌をつくる肌細胞を守る効果もあります。
紫外線や乾燥、寒暖差が激しいなど、外部からの刺激は、肌へストレスを与え、肌細胞にダメージを与えます。肌細胞へのダメージは、シワや+シミなどのエイジングサインを引き起こすことに。
肌細胞の中には、ランゲルハンス細胞と呼ばれる免疫細胞が存在します。
このランゲルハンス細胞は皮膚の免疫を担うもの。さらに外部刺激によるダメージにいち早く発動し、トラブルを解決する肌内部の監視役の働きもあります。
そんなランゲルハンス細胞を守るのもエクトインの保水力です。ランゲルハンス細胞のダメージを防ぎ、肌の免疫力を保持します。さらに紫外線などの外部刺激への強い抵抗力もあります。
角質層を潤して細胞を守り、ターンオーバーの正常化
エクトインの保水力は真皮層や肌細胞を守り、ターンオーバーを正常化させる効果もあります。
皮膚には外から表皮、真皮、皮下脂肪と続きます。潤い成分であるセラミドは表皮にありますが、この表皮は、ターンオーバーの起点となる細胞を生みだす部分。
続いてコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、肌の弾力成分や潤い成分をなすのが真皮です。
表皮は、ターンオーバーを繰り返すことでダメージを修復することができます。しかし真皮については、一度、傷がついてしますとダメージを修復させることが難しくなります。
そこで大事になるのが、表皮の水分と脂質のバランス。特にセラミドが存在する角質細胞間脂質が重要です。
角質層は、天然保湿因子を含む角質細胞同士を接着剤のように繋ぎ合わせるのが、セラミドを含む角質細胞間脂質です。
この角質細胞間脂質の中に十分な水分を取り込み、脂の間に挟まりながら、まるでミルフィーユのような層をなしているのです。
そのことで、角質細胞の層はバリアとなり、紫外線などの外部刺激から肌の内部を守ってくれています。
しかし、バリア機能が水分不足によって弱まると、細胞が傷つき、ターンオーバーが乱れます。さらに、深部の真皮にまでダメージを与え、老化のもとになってしまうのです。
エクトインが吸水した水分は、角質層に水分を補給し、潤すことで、ターンオーバーを正常化させ、肌細胞や真皮まで守るのです。
つまり、エクトインを効果的に取り入れることで、肌の機能を改善できるわけですね。
ヒートプロテインショックとエクトインの相乗美肌効果
エクトインとヒートプロテインショックとの相乗美肌効果についても紹介します。
ヒートショックプロテインとは熱刺激によって発生するタンパク質。ダメージを受けたタンパク質を修復する作用があります。
以前に話題になった、鮮度を失った野菜が熱めのお湯につけると鮮度がもどる。といった豆知識も、実は野菜の中でヒートショックプロテインが発生したためなのです。
紫外線やストレスなどが原因で、肌の細胞の素となるタンパク質が弱ってゆきます。タンパク質が弱ると、当然、肌細胞も正常な機能を失っていきます。
ヒートショックプロテインにはこのタンパク質のダメージを修復させる働きがあるのです。
このヒートショックプロテインのタンパク質の修復作用は、シワ防止、メラニンの増加を防ぎシミ予防、美白効果までつながります。
さらにヒートショックプロテインにはコラーゲンの質の向上やコラーゲンの生成を促進させ、生産量を増加させる効果も。
この万能なヒートショックプロテインとエクトインの相乗効果とはなんでしょうか?
実は、エクトインには、ヒートショックプロテインの生成スピードを2倍にすることができるのです。エクトインとヒートショックプロテインの相乗効果で、ヒートショックプロテイン生成時の量を手軽に増やすことができます。
その結果、外部刺激や加齢にともなう、シミやシワに負けない肌をつくることができます。さらにコラーゲン量を増加させ弾力のある、潤い肌まで手に入るのです。
ヒートショックプロテインといっても、別にあなた自身を加熱する必要はありません。
40℃~42℃の温度での入浴や、ホットタオルを軽く押し当てることで、肌内部にヒートショックプロテインを生成できます。エクトイン入りの化粧品を塗った後は、ホットタオルをかぶせてホッと一息ついてみてください。
そうすることで、エクトインのさまざまな美容効果を肌内部に届け、ヒートショックプロテインの相乗効果まで得られます。
エクトインの驚異の美肌効果のすべてのまとめ
今回紹介したエクトインには以下の注目の効果がありました。
●潤いを長時間キープして、乾燥に負けない潤い肌へ
●紫外線など外部刺激にから疫細胞を守り老化防止
●角質層を潤して細胞を守り、ターンオーバーの正常化
●ヒートショックプロテインの生成を促進して、シミやシワに負けない弾力ある潤い肌へ
エクトインは、これからの季節、本当に頼りになる成分です。ぜひ、スキンケアにエクトインを取り入れ、乾燥知らずのもっちり潤い肌を手に入れましょう。
美容心理士から見た「肌の活性化」に最適なカラーセラピー
肌の活性化を促進させるカラーは赤色です。
赤色は情熱を与えてくれるエネルギーのカラーです。赤は、全身の血流を促進させ、肌内部の毛細血管をも拡張し、ターンオーバーを促進させます。肌のお手入れをする鏡の前に赤い小物を置いてみましょう。
またヒートショックプロテインは緑色で増やすことができます。免疫力を高める緑色は傷ついた細胞を修復させ、美肌へ導きます。
ホットタオルをおこなう際にグリーンのフェイスタオルを使用すると効果的。
色の効果をうまく取り入れることで、普段のスキンケアはより効果的に、そして何より彩りあるものになります。
そんな私が、今までの15年のサロン経験と、独自の美容理論を詰め込んだ化粧品を出しました。
よろしければ、ぜひ1本試してみてくださいね。
あなたのお肌が美しく健康に育ちますように・・・。